アダージョ・スナフキン(Adagio Snufkin)

山と本と音楽と絵を友として暮らす気ままななボヘミアン。 心躍るような「創作」の場としてのnoteを楽しみたいので、勧誘・収益・フォロワー数稼ぎを目的とするフォローはご遠慮ください。 自己啓発、カウンセリング、ファイナンス、私的な「呟き」記事にも興味はありません。

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コンセプトなど

♣  はじめまして  アダージョ・スナフキン(Adagio Snufkin)といいます  イタリア人でもフィンランド人でもありません(笑)  前身は、これ  ※ すでにアカウント削除済み  登山、スケッチ、ポップス、クラシック、文学から哲学や政治論に至るまで何でもありの欲張りなnoteでした    でも、本来は気ままなボヘミアンにして世捨て人  ある日Cafeを閉めて忽然と出奔しました  とくに理由などありません  古いコートが重くなったので脱ぎ捨てたくなった…  ただ

    • 音楽イラスト                【吉田拓郎・外は白い雪】

      ♠  今でこそクラシック一辺倒の体質となったが、思春期の頃はビートルズ、青春期には吉田拓郎の音楽にどっぷりと浸って過ごした。  とりわけ吉田拓郎の楽曲は、それまでの日本の商業音楽に背を向け、ロックンロール、リズム&ブルース、フォークロックなどの洋楽の集大成の上に、ボブ・ディランやThe Bandのサウンドと独自の日本的テイストを加えた極めて斬新なものだった。  彼の登場が、その後の日本の音楽シーンを一変させたことを知っている人はどれくらいいるだろうか。 ♠♠  彼の音楽

      • ある《日常》の喪失                                 【今日まで そして明日から】

          🌿  僕の暮らす団地に、毎週火曜日の朝になると軽トラに食料品を積んでやって来る行商(移動販売)のオヤジさんがいた。  最初の頃は、身元の知れない行商人から食料を買うなんて…と敬遠していたが、彼が運んでくる肉、魚、野菜の質と鮮度の良さが評判になるにつれて、いつしか我が家にとっても欠かせぬ存在となった。  コロナ禍が始まった頃からだから、もう5年のつき合いである。    コロナのせいでスーパーに足を運ぶのも躊躇われるようなご時世だったし、坂道の多い団地で外出に不自由を覚える

        • 時には《エグい》アーティストとイラストなど

           一応noteは社会的コミュニケーション・ツールだから、そこで公開される作品はとかく万人受けするような当たり障りのない、利口ぶったものになりがちだ。  時々、辟易することがある… 💦 ♠   あなたは誰?  その筋の方でしょうか?  これから殴り込みですか? ♠♠  いえ、こう見えても  一応、ヴァイオリニストでござんす!  コワモテの外見にして、その演奏は繊細にして優美。  クラシックからプログレッシブ・ロックまで。 ♠♠♠  外見と内実のギャップの面白さで聴

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          新春の御朱印イラストを描く          【&『無言歌』 】

          ⛩️  少し気が早い話のようだが、神社から来年正月の御朱印用イラストの依頼を受けた。  これまでの地味な御朱印デザインに変わってインパクトのあるものにしたいとのこと。  まだ御朱印が出来上がる前なのでフライング気味だが、イラストだけをひと足早くお目にかける。   ⛩️⛩️  舞楽からモチーフを得ることにした。        ↓         ↓  インパクトという点では、まあまあかな? とりあえず派手だし😅 ⛩️  ⛩️ ⛩️   もう一枚、来年の干支である巳

          新春の御朱印イラストを描く          【&『無言歌』 】

          森に隠れる快楽                                                 【山スケッチ・エッセイ】

          「世情」、「世相」、「情勢」、「時世」・・・  この「世界」は何かと騒々しく変転し続けているように見えるが、結局は振り子が右に左にと振れるように同じことを螺旋状に繰り返しているだけだ。  ジャーナリスティックな事柄への関わりや興味を失って久しい… 🍁  自宅から歩いて30分。  小さな山を登り切った頂上に、少しだけ開けたスペースがある。  そこには誰が置いたのか分からない塗装の剥げた木製のベンチもある。  ウォーキングついでに登って、気が向けばそこでコーヒーを飲みながら文

          森に隠れる快楽                                                 【山スケッチ・エッセイ】

          ハープの音色に包まれて                                 【音楽スケッチの世界】

          🍁《第1曲》  心乱れる時、退廃の沼に沈みそうな時、あるいは何故か寝つけぬ夜… そんな時、僕は目を閉じてゆったりとハープの音色に身を委ねる。  それはまた川面に揺蕩う小舟に乗った心もちにも似て、ハープの音色はどこまでも柔らかく優しく聴く者の心と身体を深く包み込み、清浄な世界へと導く。 🍁《第2曲》  紀元前4000年のエジプトや紀元前3000年のメソポタミアの時代  人類が音楽というものを必要とし始めた時から傍らで旋律を奏でていた最古の弦楽器、それがハープだ。  後の世

          ハープの音色に包まれて                                 【音楽スケッチの世界】

          あ、紅葉 • •

          🍁  女性神職の華恵さんが横浜からこの地方の町の神社に嫁いで来て、かなりの歳月が流れた。 🍁🍁 「都会で生まれ育った人が、こんな地方の神社で暮らすのは寂しくありませんか?」と尋ねると、「このような神社の杜に囲まれ、参拝される方々にご奉仕できる日々に恵まれているだけで幸せなんですよ」と微笑む。    華恵さんは大学の神道学部を卒業し、神職としては相当に高い階位を持っている人なのだが、あまり表に出ることを好まず、神社では黙々と裏方の仕事に徹している。  境内の紅葉にうっとり

          お祭り日和、スケッチ日和

          🍀  遅ればせのコロナ感染から快復して久しぶりに外に出ると、秋の陽射しが降り注いでいた。  長く絵から遠ざかっていたが、ようやくスケッチを再開しようという気分になってきた。  スケッチはあくまで「現場主義」と「実物主義」が鉄則。  絵道具は持ち歩きに便利で軽快ななものがベストだ。  手描き勝負なので、流行りのAIやデジタル機器の出番はない。   🍀🍀  折しも秋祭りの季節だ。   昨今は我が神社でも神輿の担ぎ手にも女性の参加が増え、華やぎと優美さが加わった。  時代

          夏の名残り

           不覚にも、今頃になってコロナに感染…(⁠T⁠T⁠)  あれほど気をつけていたのに、一瞬の隙を突かれて・・・  ひたすら倦怠感と微熱が続く。  抗ウィルス剤ラゲブリオを服用しながら、5日間の療養。 🍀  ようやく秋・・・なのだが、いまだに書斎の机の上は猛暑の8月から9月にかけて読み散らかした本の残骸がだらしなく積み残されたままだ。  ソファーを占領しているものまで合わせれば50〜60冊くらいか… (ま、noteにまで手が回らないはずだよ💦)  何はともあれ一度これらの本を

          気まぐれ日記                 『無用の人』      

           リゾートシーズンも終わって、ようやく秋の訪れの気配。  そろそろ正気(?)に戻るためのリハビリを兼ねて、珍しく日常的、私事的つぶやきなど 🌿 ♣️  9月20日(金曜日)  夏本番を迎える前の猛暑ならリゾート気分で心が浮き立っているので大歓迎だが、夏が過ぎ去った後もダラダラと居座り続ける色褪せた猛暑は気怠い。  しかし地元の天気予報によると猛暑も今日でおしまいらしい✌️  カラリと晴れ上がった今朝、朝食用のパンとタバコを買うためにブラブラと近所のコンビニまでお散歩。

          気まぐれ日記                 『無用の人』      

          えも言われぬほど美しいノクターンとセレナーデはいかが?                       【クラシック編】

          🌈  昨日、右目の白内障の手術をしたばかりなので、しばらくは眼帯に覆われたまま、不自由極まりない日々を過ごすことになる。  海も山も車の運転も、そして長い読書もスケッチもビールもダメだとなると、何を楽しみに・・・  そうだ、こういう時こそじっくりと音楽に浸るチャンスじゃないか!とポジティブに思い直す。  あぁ、音楽があって良かった⁠  ^⁠_⁠^ 🌈🌈  秋の夜長はノクターンとセレナーデがよく似合う。  ノクターンは日本語では《夜想曲》と訳されるように、「夜《に》想う曲

          えも言われぬほど美しいノクターンとセレナーデはいかが?                       【クラシック編】

          ポスト団塊の回想オールディーズ                               【ポップス編】

          🌈  9月に入っても猛暑は続いているとはいえ、台風一過の後の朝夕の涼しさはすでに秋の訪れが近いことを伺わせる。  僕にとっての夏の終わりを告げるのは何故かいつもこのメロディだ。  そして、大滝詠一のメロディは、聴く者を懐かしいオールディーズの世界に誘う。  昔の思い出話に耽る趣味は持ち合わせていないが、オールディーズ・ポップスに浸る幸福感は別ものだ。 🌈🌈  今でこそクラシックしか聴かなくなったが、僕の音楽的記憶の原風景はアメリカンポップスだ。  かなり幼少の頃(小学校低

          ポスト団塊の回想オールディーズ                               【ポップス編】

          霧ヶ峰、その懐かしき高原風景

          「 妙な言い方だが、山には、登る山と遊ぶ山とがある。  前者は、息を切らし汗を流し、ようやくその頂上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、後者は、歌でも歌いながら気ままに歩く。  もちろん山だから登りはあるが、ただ一つの目標に固執しない。気持のいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道へ入って迷ったりもする。  当然それは豐かな地の起伏と広闊な展望を持った高原状の山であらねばならない。  霧ヶ峰はその代表的なものの一つである 」  深田久弥著・『日本百名山』より 🌈

          霧ヶ峰、その懐かしき高原風景

          夏、本の森にて

          🍀  この酷暑の中では何かを創作してnoteに投稿しようなどという意欲は爪の先ほども湧いてこない💦  時折ちらりとnoteを眺めたりもするが、「みんな、相変わらず頑張っててエライもんだなぁ…」と感心するだけで、30秒も経たないうちに閉じてしまう(⁠+⁠_⁠+⁠)  もう当分はこの世界に戻って来れそうにはない・・・ 🍀🍀   noteを読む元気はないが、冷房の効いた広いブックセンターの本の森の中なら何時間でも快適に過ごせるのが不思議だ。  そして気に入った本を何冊か抱えて

          いつまで続くのでしょう…

           梅雨ごもりで心身ともに錆つき、イラストもエッセイもおちゃらけて手抜き気味になってきた。  これは一度リゾートにでも出かけてリフレッシュするしかない。  ♠  しかし、それにしても昨夜のNHKのニュース番組を見ていて笑ってしまった。  たしか、つい先日までは「この梅雨の長雨はいつまで続くのでしょうか…」と嘆いていたはずだ。  ところが梅雨が明けるや否や番組の冒頭は連日の熱中症報道で喧しく、アナウンサーは冷房がきいた快適なスタジオで深刻な顔をしながら「この厳しい暑さはいつま