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今さらですが、『三好一族 ――戦国最初の「天下人」』読了。 ~大純はるのメンバーシップ【白鳩会】「今さら図書館 小説書き方掲示板」より
今さらですが、『三好一族 ――戦国最初の「天下人」』読了。 天理大学にいらっしゃる天野忠幸先生には、たくさんの著作・論文でお世話になっております。 こちらの新書も、「天野史観」とでも呼ぶべきものが炸裂。 それは「三好氏こそ、将軍なしで畿内を支配した革新的武家政権である」というもの。 確かに既存秩序の破壊者と見られる織田信長が、時代遅れの足利義昭に気を使いすぎてるな~という違和感は、戦国ファンであれば一度は持ったことがあるはず。 そんな鎖をとっくに断ち切っていたのが、三好政
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今さらですが、『戦国武将列伝8 畿内編下』読了。 ~大純はるのメンバーシップ【白鳩会】「今さら図書館 小説書き方掲示板」より
今さらですが、『戦国武将列伝8 畿内編下』読了。 感じたのは、足利体制を克服して新しい時代を切り拓こうとしていたのは、実は三好氏だったということ。 織田信長は、そもそも足利将軍家の再興者として、「逆賊」三好を倒すために現れる。 やはり惜しむらくは、三好氏の人材の相次ぐ死。 実休、一存、冬康、義興。 そのうちの一人だけでも生き残っていれば、足利義輝を倒したあとに、安定的な支配を打ち立てられたのかもしれないが… 誰もいなくなった結果、三人衆と松永久秀の対立という、どうしよう
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