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【キンキンとは】 大河ドラマ 『べらぼう』 第6話
粋のいい話を考えてみよう
漫画の出版社で繰り広げられている(であろう)編集会議が伺える回でした。
青本がつまらないとはどういうことか、とは、最近売り上げが振るわない漫画雑誌をどう立て直すかを話し合っているようです。
このつまらないと言われている月刊誌をまた面白いものにするにはどうしたらいいか。一目千本のような遊戯もの(?)で、ドッカンドッカン当たるものにするにはどんなお話を集めればいいのか。
その物語に「髪をキンキンに決めた人たち」を出すってことは、あれですね、『ろくでなしBLUES』とか『ビーバップハイスクール』的なヤンキー漫画ってことですね!その後、ギャグに走るなら『今日から俺は!!』になるってことですね!!!(発想が昭和)
あ、昭和ついでに妄想するなら、あの長い裾のお着物は、昭和の世界のボンタンに生まれ変わるってことですね!!!田舎者が格好つけるから〜ってあるってことは、田舎のヤンキーものですね!!!
それは一大ブームを作ること間違いありません。
そんな活路が見出せたかと思いきや、偽版(海賊版)騒動が勃発します。
出版社である鱗形屋を売り渡すか見て見ぬふりをするか。蔦重の力の及ばないところで進退は決定されました。
濡れ手に粟餅となろうとも、吉原のためにやれることをやると進む姿は、身を挺して進んでいったエルヴィン隊長を彷彿とさせます。え?発想飛ばし過ぎ?でも漫画的な発想的には正しくない?
鱗形屋の話ついでに言いますと、この名前が出るたびに『鬼滅の刃』を思い出すのは私だけ?(注:なんでも好物に繋げちゃうのはオタクの生態の特徴です)
由緒などいらん
田沼意次vs右近将監の話も進みます。5話でも家柄の話が出てきましたが、どこまでも家柄を重んじ、田沼を成り上がりだとして嘲る右近に対し、多少なりとも家柄という使える一歩が提示されてもそれを拒む田沼。
田沼の尽力により、ようやく金蔵が潤ってきたところで、社参というまた資金が湯水のように使われる行事を行うように命じられ、国を豊かにしようとする田沼の夢はまた遠ざかります。
未来の我々は田沼が正しいことを知っています。でもその渦中にあったら分からないこともあるのです。今、私が思っていることは、果たして過去にしがみついているだけなのか。目線は未来を向いているのか。自問せずにはおられません。
綾瀬はるかちゃんはもうずっと声だけなのかと改めて認識したり、自前の厠紙が出てきたり、春画がまた登場したり、家治の詰将棋を知ったりなどして今回も終了です。日枝神社も参拝せねば。
明日も良い日に。
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