①朝一で本屋に行き、文庫本がないか確かめ、②返す予定だった本を返し、③街中の本屋に探しに行き、④郵便局に行き、⑤ハンバーガーを食べ、⑥本を売りに行き、⑦病院の下見に行き、⑧コーヒーを飲んで休み、⑨『クマのプーさんとしょんぼりイーヨー』を読んで、⑩また朝行った本屋に確かめに行った。
登場人物全員のキャラが濃い。その中でもズバ抜けて完全に頭がイっちゃってる奴もいて、そいつらのグロ描写が特に面白い。最初の方は主要人物の母親や祖母の若い頃のエピソードもあるが、正直そこは読み飛ばしても楽しめる。本書がドラマ化することを切に願う。とにかくチャターラが最高すぎる。
佐藤究のテスカトリポカの読書感想。メキシコと日本を舞台に、麻薬密売人と心臓密売人の人生が交錯し、アステカの神話を基にしてストーリーが進む。裏の世界の話がメインで描写がきついところもあったが、自分としては、コシモの独特な時間感覚が新鮮だった。