『いもうと物語(氷室冴子/新潮文庫)』、読了。
昭和40年代の北海道。鉱山の時代が終わらんとし、東京”とかいうところ”ではオリンピックがやっているせいで、うちに3つしかないTVのチャンネルが全部同じ内容になったり、”とうきび”の畑に入って怒られたり、家には初めて石油ストーブがやってきたりする。そんな日常を過ごす、小学校四年生のチヅルは、歌子お姉ちゃんを持つ、わが家の”いもうと”だった。
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汽車と電車が両方あって、ローンじゃなく”月賦”と呼び、母親が仕事に出ると珍しがられ