鈴木豊史@白蝶社代表

漫画と広告の出版社・白蝶社を運営する合同会社OTANIACS・代表の鈴木です。 株式会社YOMOYAMA(YOMOYAMA Inc.)の代表取締役。 スパイスティーTeTeが看板商品。 経歴 https://otaniacs.tokyo/about/my-biography/

鈴木豊史@白蝶社代表

漫画と広告の出版社・白蝶社を運営する合同会社OTANIACS・代表の鈴木です。 株式会社YOMOYAMA(YOMOYAMA Inc.)の代表取締役。 スパイスティーTeTeが看板商品。 経歴 https://otaniacs.tokyo/about/my-biography/

マガジン

  • 月刊はくちょう 八月号

    スタートアップ出版社の白蝶社が毎月発行する簡易月刊誌です。一部の書店様では無料で限定プリント版を手にいれることが可能なので、是非お近くの方は書店まで足をお運びくださいませ(詳細は無料記事に記載しております)。この収益は次号の制作費に充当させていただきます。皆さんが本屋さんに行く頻度がどうか増えますように。

  • 月刊はくちょう 七月号

    スタートアップ出版社の白蝶社が毎月発行する簡易月刊誌です。一部の書店様では無料で手にいれることが可能なので、是非お近くの方は書店まで足をお運びくださいませ(詳細は無料記事に記載しております)。この収益は次号の制作費に充当させていただきます。皆さんが本屋さんに行く頻度がどうか増えますように。

  • B.E. Summer Edition(特集:こころの問題)

    春号の購入、誠にありがとうございました。最新夏号では「こころの問題」をテーマに、『こころのナース夜野さん(小学館)』『リエゾンーこどものこころ診療所ー』を特集いたしました。 当マガジンを購入いただくと、一部を除き以下の記事を読むことが可能です。 目次 Chapter 1. こころの問題とは何か Chapter 2. 巻頭インタビュー (夜野さんの言葉)→紙版のみ Chapter 3. 仕事とこころ Chapter 4. こどもの話 Chapter 5. ヤングケアラーを巡る社会変化 (リエゾンの言葉)→紙版のみ Chapter 6 .就職活動とこころ Chapter 7. 悲しみと向き合う Chapter 8. 悲しみと向き合う場所で (Chapter 9 .書籍紹介)→紙版のみ (Chapter 10. 新作品の告知)→紙版のみ Chapter 11. 編集後記 次号予告

  • B.E. 漫画を深く読むための雑誌

    漫画が好きな全ての方へ。 この雑誌は漫画を深く読み理解してより楽しむために、漫画が扱うテーマやその周辺について深掘りするための雑誌(副読本)です。創刊号である春号では現在、月刊アフタヌーン(講談社)で好評連載中の「ダーウィン事変(うめざわしゅん)」を取り上げます。 この作品は動物倫理やヴィーガンのような哲学的なテーマを含んだ作品です。一緒にダーウィン事変を読みましょう!!

  • 広告批評を読む

    広告批評という雑誌をご存知ですか? 1980年代の日本社会を改めて見直し、現代に生きる我々が改めて掬い取りたい知見を探ります。

最近の記事

起業はツラいよ日記 #79

いまこの本を読んでいる。 まだ読み終えていないなかではあるが、上記の一文を引用したい。 「脱成長」についてここでは詳しく述べられないが、コロナ禍に行われたロックダウンを”無理強いされた脱成長”と捉えることの意味を考えたい。2021年当時、わたしは会社員をしていて多くの企業がそうであったように、わたしも会社のデスクで仕事をする生活からリモートワーク生活への転向を余儀なくされた。不慣れで不便で色々な問題や障害があったに違いないが、それでもなんとかやっていける感覚を多くの人が持

    • 起業はツラいよ日記 #77

      『地面師たち』の話NETFLIXが配信するこの作品は積水ハウスが被害にあった詐欺事件の内実がどのようなものであったかを知るにはうってつけだ。 何人もの人からこの作品をオススメされたし、たしかにスリリングで興奮をかきたれられる内容だった。しかしまぁ、こういった悪役に焦点を当てたドラマは扱いが難しい。 豊川悦司演じるハリソン山中は、あのイカれっぷりから日本が産んだ"ジョーカー"のような存在にも思えてくるし、実際にTikTok上にはハリソン山中の真似をする動画が溢れ、まるで彼を

      • 起業はツラいよ日記 #75

        広告業界にいると様々な逸話を耳にするのだがその中でも特に有名な話がある。 天野祐吉は同書において”ウソ“と表現したがその後の文章で「それは100%でたらめかというと、そうでもない。うなぎはカロリーも高いし、食べるとなんとなく元気が出てくるような感じがする。そんなイメージをしっかり作っているところがうまいと思います。」と述べている。 これは現代でいう″クチコミ"である。なんだか、広告に関心のない人からすれば要らぬトリビアのようにしか思えないかもしれないが、先日ある映画を観た

        • 起業はツラいよ日記 #74

           お酒を飲まなくなった。ほぼの一滴も。飲み屋街に近づくことすら身体が拒否するようになった。  心身不調により会社を休職してからというもの、そもそも服用する薬との相性も悪いのでお酒を飲んではいけないのだが、飲みたいという気持ちにもならないのでお酒は自然とわたしから遠い遠い存在となっていった。 しかし、この間飲んでしまう。  最近少しずつではあるが外部の仕事をするようになった。本業(白蝶社)の儲けが芳しくないので少しでも収入を安定させるためアルバイトをしている。  朝電車に

        マガジン

        • 月刊はくちょう 八月号
          1本
          ¥200
        • 月刊はくちょう 七月号
          1本
          ¥200
        • B.E. Summer Edition(特集:こころの問題)
          9本
          ¥800
        • B.E. 漫画を深く読むための雑誌
          10本
          ¥500
        • 広告批評を読む
          8本

        記事

          月刊はくちょう 八月号

          まえがき早いものでもう八月。この異常な暑さでそれどころではありませんが、もう本年も半分を過ぎて残すところあと四ヶ月です。この調子では九月末頃まで厳しい暑さが続きそうなので、五月頃から暑かったことを思えば一年の約半分を「暑い暑い」と言いながら過ごしていることになります。気候変動問題、待ったなしです。さて八月は「食べること」を主題にお届けいたします。(白蝶社代表・鈴木豊史) 巻頭エッセイメロンパンの本体 同記事を転載いたします。 『起業はツラいよ日記』のタイトルで日々更新

          ¥200

          月刊はくちょう 八月号

          起業はツラいよ日記 #73

          B.E.次号は「"食"の過去・現在・未来」をテーマにお届けしようと考えています。最近ずっと"食べること"について考えているので、それに関連したお話です。 バゲットは皮が命と言われますよね。 日本では外はパリッと中はモチっとが好まれるようですが、フランスではむしろ中身なんてスカスカで良い 皮こそが美味しいのだと、フランス人の友人が言っていました。さて、いきなりメロンパンの話になりますが、わたしはメロンパンの本体はあのクッキー生地にこそあると思っています。中身はそこまで重要で

          起業はツラいよ日記 #73

          月刊はくちょう(七月号)

          白蝶社について白蝶社は2022年に設立された社員1人の出版社です。 貧困、性差別、動物福祉、食料問題に気候変動などなど。社会に山積する諸問題と正面から向き合い、行動に繋げていくために白蝶社は設立されました。弊社の特徴は、漫画や映画などのサブカルチャーを下敷きにし、問題を身近なものに引き寄せて論じることです。 代表のプロフィール と、一見すると立派な?経歴かもしれませんが、過労で会社を休職したり、精神的に弱り心療内科に通いながら、迷いながら何とか働いていました。結局、会社

          ¥200

          月刊はくちょう(七月号)

          【番外編】止まる人、止まれない人

          今回は番外編ということでテーマを明確にして語ってみたいと思います。テーマは「止まる人、止まれない人 ー焦るこころが生む不幸について」です。 どうしてそんなに急ぐのか? そう問いかけてみたくなる人で世界は溢れている。 例えば朝の保育園。お母さん、お父さん、どちらも急いでいる。子どもがなかなか先生のもとに行ってくれない。グズって泣き出してしまう。そんなとき少なくない親御さんが「パパ(あるいはママ)仕事に遅れちゃう!はやくして!」と声を荒げて子どもに向き合っている。子どもの反

          【番外編】止まる人、止まれない人

          起業は楽しいこともあるよ日記 #72

          ある起業家の先輩から「社長はあまりネガティブなことを言うものではない」とのアドバイスをうけ、確かになと思うところもあり、嬉しいことや良いことがあったときにはポジティブにいこうと考えました。 今日は息子と阿佐ヶ谷にある釣り堀 寿々木園に向かいました。動物や昆虫、魚、恐竜など生き物が大好きな息子をいずれは海釣りに連れていきたいのですが、先ずは近場で釣り堀からと思い阿佐ヶ谷まで車を走らせました。 金魚釣りや鯉釣りなどができるのですが、我々は初心者なのでもちろん金魚釣りに挑戦しま

          起業は楽しいこともあるよ日記 #72

          起業はツラいよ日記 #71

          今週もお仕事お疲れ様でした。 今日バス停でバスを待っているときにふと栗の木が目の前にあることに気づきました。既に緑の実をつけていた。気にしたことがなかったので栗の木がいつ頃実をつけ始めるのか調べてみたのです。 栗の実の収穫時期は8月下旬から10月中旬とのことなので、少し早い気もするけど例年通りなのかしら。 こうも暑い日が続いてしまうと変な時期に実をつけたのかなと偏見をもって見てしまいがちなのだが、やはり調べてみることが重要だなと思いました。

          起業はツラいよ日記 #71

          起業はツラいよ日記 #70

          いま我が家には息子が商店街の夏祭りでもらってきたカブトムシの雄と雌が二匹ずつ暮らしています。 雄と雌をペアにして同じ虫カゴに入れているものと、雄だけの虫カゴ、雌だけの虫カゴ、計三つの虫カゴがあります。 なにやら同じ虫カゴに入れてしまうと喧嘩をしてしまうようで生存期間が短くなってしまうのだとか。だから、長く観察したいときには別々の虫カゴに入れてくださいね、と商店街のおじさんに言われたようだ。 案の定なのか、雄雌ペアの虫カゴでは雄カブトムシが雌カブトムシを角でつついたり、傍

          起業はツラいよ日記 #70

          起業はツラいよ日記 #69

          今日午後に突然降った雨、すごかったですね。明らかに雲行きが怪しくなって風が強くなってきたかと思ったら土砂降りでした。 わたしも外に出ていたのですが幸運なことに降り出すまえに帰ってこれました。日頃の行いが良かったからかしら。 験担ぎ的ななにか 日頃の行いといえば。わたしはスピリチュアルなこととか霊的なものとか信じないのですが、信じないけど気にしちゃうという変なやつです。 むかし小学校の通学路に交通事故で人が亡くなった箇所があり、そこには献花がされていて周囲から明らかに浮

          起業はツラいよ日記 #69

          起業はツラいよ日記 #68

          先週7/19金曜〜7/21日曜にかけて神奈川県茅ヶ崎市にある長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店において「本の産直市」というイベントに参加しました。 これまで横の繋がりが得られるような活動に関われなかったので、今回のイベントで出版社の先輩たちと知り合うことが出来たのは僥倖であったと思う。この出会いを大切にしていきたいものだ。 とはいえ、練馬くんだりから茅ヶ崎駅までは車で約一時間半(順調にいけば)。しかし東名高速道路はなんであぁも毎日渋滞しているのだろう。イベント期間中の三日間ですら、

          起業はツラいよ日記 #68

          起業はツラいよ日記 #67

          むかしは35歳が転職する限界年齢だと言われていた。 それが今や人手不足も相まって転職市場は賑わっている。40代や50代をターゲットにした転職市場も生まれたのは人材の流動性がいよいよ高まったということなのだろう。 さてさて、「人生に遅すぎることはない」という言葉を耳にしたことはないだろうか。勉強でも趣味でも仕事でも、何歳からでも始めていいんだよと、一歩前に踏み出すことが出来ない人の背中をソッと押してあげるような心優しい言葉のように聞こえる。聞こえる気がするよね。 しかし本

          起業はツラいよ日記 #67

          起業はツラいよ日記 #66

          7月19日(金)から21日(日)の3日間にわたって開催された「本の産直市@長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店」も無事に終了いたしました。 ご来場頂きました皆さま、誠にありがとうございました。色々と反省しなければならない点を振り返りつつ、今後も皆さまに良き読書体験をして頂ける本作りをして参りたいと思います。 今後とも白蝶社をどうぞ宜しくお願いいたします。

          起業はツラいよ日記 #66

          起業はツラいよ日記 #65

          もはや今日が何曜日であるのか分からない。いや、分かったところで特に意味はないのだが。 そして本日もわたしは神奈川県は茅ヶ崎駅近くの長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店で開催されている「本の産直市」に来ています。 ひたすらにチラシ配りをしておりました。受け取ってくださった皆さまそのご恩は忘れません。これから海岸の方へ向かう方々も多い様子でしたが、海辺で読者するなんてとっても粋な感じじゃないですか。羨ましいです本当に。 店頭で直接お客さまに本をお渡しできるというのは出版社としては本当に

          起業はツラいよ日記 #65