『ともぐい』河崎秋子さん この本を読むと決めたのは安住紳一郎さんの「日曜天国」に著者が出演されたときの話がとても面白かったからです。 ところが冒頭を読んだら、あのラジオの楽しい雰囲気は微塵もなくて、自然と人との厳しい闘いを目の前に突きつけられました。 熊はまだ。 油断できません。
『ともぐい』河﨑秋子さん 最初は人と熊との対決がメインなのだろうと思いましたが、実際は人間との交流にページが割かれ、それが実に滋味深い。 だからこそ熊と対峙するシーンが鮮やかに立ち上がってくる。その迫力に胸を揺さぶられました。 人間は「正しい生き物」か? そう自問しつつ読了。
今日の良いこと ・久しぶりの平日お天気。 ・お昼は外へ食べに行った。タコライス久しぶり。 ・「ともぐい」河﨑秋子著 この本、おもしすぎだ。鹿のさばき方がリアルすぎる。熊爪(主人公)がこれからどう変わっていくのか物語がどう展開するのか楽しみ。明日続きを読みます。