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#エッセイ
20241121 イラストエッセイ「読まずに死ねない本」033 谷川俊太郎詩集
詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられました。
天才だと思います。
とても易しい言葉で、深く美しく語ることができる。
若い頃は何を語るかが大切だったけれど、歳をとるとどのように語るかの大切さが分かるようになりました。
谷川俊太郎さんのお父さんは、谷川徹三という哲学者で、法政大学の総長だった方です。でも谷川さんはいわゆる教養には無関心で、学校もサボりがち。プラモデルを組み立てるように言葉を組み
黒にも白にも染まらない
三十七歳ともなると流石に白髪の一本や二本が見受けられるようになってきました。いや、僕が現実から目を背けているだけで、本当のところは一本や二本どころではなく大量に生えてきているのでしょう。これってどうなんでしょうか。宿主である僕になんの断りもないとかちょっと酷くないですか。一言でも相談があれば「今はちょっと待って」とか「いいけど一箇所に集中して出てきてくれる?メッシュみたいな感じで」といろいろと打ち
もっとみる私淑,あるいは諸々に対する態度など
様々な思想,哲学の本(初学者向け)を読み漁り忘却と言う名のフィルターで濾過された果てに残った何かしらを火に焚べてみた。
立ち昇る煙はたちまち古の賢人の姿をなし、おれを見下ろしながらこう述べた。
「さっさとそのケツをあげろ。これからお前の人生を導いてやる。」
いきる為の基準を漠然とは持ってはいたけれども歪な形をしていたそれを賢人や敬愛する武人たちの教えで磨き上げた。
意識的に、というよりも走
#呑みながら書きました 同情するなら愛をくれ!
職場の先輩にいただいた無糖ラテを呑みながら今考えていることをつらつらと書いてみようと思います。
私は今、アレルギー性の湿疹に悩まされて七転八倒しています。
そうしながら、自分自身の人生でも七転八倒しています。
本当にしっかりしないといけないと感じることの連続です。
無糖ラテ、開けます。
パキパキと音を立てて缶を開けました。
そして2口、コクコクと呑み、喉を潤しました。
なか
サザンオールスターズと桑田佳祐の偉大さに改めて気づかされた
サザンオールスターズに関するノンフィクションが出版された。
『いわゆる「サザン」について』
書店で買ってきて一気読みした。
2周目は出てくる曲を聴きながら。
サザンも配信されたのでこういう時にレコード出して来なくていいから便利だ。ありがとう、サザン。
読みながら、自分の中のサザンを思い出しながら読んだ。
こうやって改めてデビューから近年までの作品を振り返っていると、サザンの曲は自分の中にもしっ