🫧足立区女子のすゝめ🫧きれそうなわたしの12か月📝

アラサー足立区女子のエッセイ✍🏻シニカル、コミカル、ロジカルに。🇨🇦留学1年(JK時代)⇒4大卒⇒元大手出版社勤務📖 元銀座ホステス🍸元ホス狂🍾元ジャニヲタ🎤たまに占い🔮たまに恋活💭林真理子大先生様&ジェーン・スー大先生様崇拝🙏🏻💖映画🎞エッセイ📖💕そんな、きれそうなわたしの12か月🪽

🫧足立区女子のすゝめ🫧きれそうなわたしの12か月📝

アラサー足立区女子のエッセイ✍🏻シニカル、コミカル、ロジカルに。🇨🇦留学1年(JK時代)⇒4大卒⇒元大手出版社勤務📖 元銀座ホステス🍸元ホス狂🍾元ジャニヲタ🎤たまに占い🔮たまに恋活💭林真理子大先生様&ジェーン・スー大先生様崇拝🙏🏻💖映画🎞エッセイ📖💕そんな、きれそうなわたしの12か月🪽

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

足立区女子のすゝめ

Since March 2023 この度、足立区女子として「足立区女子のすゝめ~きれそうなわたしの12か月~」というエッセイを書くことになりました。エッセイというよりも、ジャンルは問わずに私がこれまでの人生で経験し、感じたことを思うがままに書き連ねていく備忘録のような感じです。タイトルは、大好きな映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の第2作目から頂きました。 生まれながらに好奇心旺盛で、色々な世界に足を踏み入れてきました。私の人生は常に、挑戦⇔失敗⇔成功の繰り返しです。

    • ヴィランからの解放

      X DAY ー11月9日 30歳になってしまった。 この日が来るのがとても怖かった。それまでは、30代という年代が本当に存在するのか、幻なのではないかと思っていた。20歳になった時でさえ実感が湧かなかったのに、大人2周目なんてもっと湧かない。10代を引きずりながら20歳を迎え、20代を引きずりながら30歳を迎えた。 X DAYが近付くにつれ、思うことは日に日に増えていった。不安だけじゃなく、わくわくも少なからずあったが、明確な30代のヴィジョンを想像することはできなく

      • 無造作な隙間

        そこに愛はあるんか? 話していて、「この人は何に幸せを見出してるんだろう?」って感じる人は大体マルチか宗教の勧誘の確率が高い。勧誘をされた時に、点と点が結ばれた感覚になる。 この前のチェックのおばさんもそうだった。 通称チェックのおばさん。今年最後の残暑日に、長袖の紫系のチェックシャツを着ていた。推定60歳くらいで、見た目は阿佐ヶ谷姉妹の阿佐ヶ谷感をなくした感じ。そんな都会じゃなくて、西荻窪くらい。色んな意味で、程よいアングラ感や闇があるような雰囲気。阿佐ヶ谷姉妹のエッ

        • 風は秋色

          五穀豊穣とミルキースマイル 五穀豊穣。 恒星と平穏安寧。 ⸺10月10日 久しぶりに地元の富山に帰ってきた。正直、ナメてた。富山の自然がこんなに豊かで綺麗だなんて知らなかった。正確には知らなかったのではなくて、忘れていたのだ。 寒いのに、嫌な寒さじゃない。五穀豊穣に最適な、とても澄んだ寒さだった。稲穂になる前のあれも、なんかいい感じにそよんでいた。神社とサンセットが更にその感覚を後押ししていたような気がする。そして、無数の恒星が輝く星空には圧巻された。 その自然の

        マガジン

        • 翔んで揺れて萌えて🫧
          56本
        • 紳士は黒髪がお好き👠
          1本
        • 夜鷹🌃
          4本

        記事

          記号的搾取のエトセトラ

          セックス・シンボリズム 時折、意図せずともコミュニティのセックスシンボルとして位置付けられてしまうことがある。どんなに嫌悪感を示しても、それを汲み取られることはない。気付けば中学生の時からそうだった。そんなつもりは全くないのに、気があると勘違いされることもある。 例えば、ノースリーブやニット、ウエストの締まったワンピースなどを着た時。中学生の時から、学友よりも身体のラインが目立っていた私は、嬉しくない意味で注目されることが多かった。それは異性からの性的な目線や、同性からの

          静寂の西瓜、脆弱な私

          終戦記念日に思いを馳せて 今年、初西瓜。夏の想い出。備忘録。 戦争と映画。 ひいおばあちゃん。 8月15日 ⸺ 普段は自ら好んで西瓜を食べることはないのだけど、実家にあったから食べてみた。神経質でもあり面倒くさがりの私にとったら、種を避ける作業に若干の苛立ちを感じた。だから、東京の1人暮らしの家では絶対に食べない。 でも、その作業に集中していたお蔭で8月15日が終戦記念日であることに気付いた。マインドフルネスってやつ。普段ヨガはやっているけど、まさか西瓜の種取りで

          30歳の前撮り

          而立心 30歳の前撮りをした。他にそんな人に出逢ったことはないけど、20歳の前撮りをするなら、30歳の前撮りもneatでいいんじゃないかなと思った。teenager最後の面持ちとは全く違ったけどね。テーマは1950年代のハリウッドスター。ヘアメイクや補正の雰囲気も、大好きなマリリン・モンローに寄せて貰った。我ながらよく映れたと思う。 そのセピアに彩られたフォトグラフの自分から、10年前にはなかった儚さや愁いさを感じた。パステルピンクの振り袖に包まれた世間知らずな可憐な少女

          哀愁でいと in 2024 上半期 

          30歳へのカウントダウン 上半期も色んな恋をした。でも、やっぱりまだちゃんとした彼氏はできなかった。 私ってそんなに強欲なのかな。マッチングアプリの条件検索と不動産の条件検索は似てる。最初は何千件とか出てくるのに、自分の希望を全部設定したら数えられる程しか出てこなくなるからだ。一応、職歴・学歴・収入に強いこだわりはないんだけど、それなりの条件を設定してみるとやはり。夜中にそれをやると、通常よりも気持ちがナイーブになってしまうし、余計なことを考えてしまう。 そして、自分の

          アンネの日

          女性である日 まだブランケットにくるまっていたい、LAZY SUNDAY MRONING。そして、同じ名前のマルジェラの香水を纏う。マリリン・モンローは、「何を着て寝るか?」と聞かれたら「CHANELの5番だけ」と答えたそうだ。私も得意満面に、「マルジェラの1番だけ」って答えたい。アンネの日にはマルジェラの1番を着て、十二分に自分を愛し、怠惰であることを全肯定する。私が私であるために。誰かに何かを期待することは一切せず、ただ自分の内と朗らかに向き合うために。 アンネの日に

          マテリアルガールの断髪式

          I was a Material Girl. 青山の美容室でショートヘアにした。マテリアルワールドのマテリアルガールはもういない。これまでの思い出や執念を、全て綺麗に清算できた気がした。 獅子座流星群くらい、あっという間の5年間だった。最期は銀座のホステスとして、その使命を終えた。 夜の仕事はビジュアルの印象を著しく変えると給与減額の対象になることもあるため、中々思い切って髪を切ることができなかった。その呪縛から解き放たれた今、「断髪式」という儀式で私にこれまでにない開

          そよ風の誘惑

          Have you never been mellow? そよ風に誘惑された。春でもなく、梅雨でもなく、夏でもない夜に表参道を闊歩するって凄く良い。新しく出来たハラカドの屋上なんて最高。絶妙に心地良いそよ風が、私の心を攫うように問いかけてくる。 "あなたは今まで一度もくつろいだことがないの?" "心にゆとりがあった頃を思い出して、もっとリラックスしてみて。" オリビア・ニュートン=ジョンの名曲と共に、私の心髄を撃ち抜いてきた。やっぱり、自分の野生的な本能に従って恋愛したい

          足立区女子と不死鳥の騎士団

          第三次"魔法"戦争勃発マッチングアプリには結構DOTEIが多い。見た目はそれなりにイケてるのに、そうだった人が何人かいた。見た目が良ければ大丈夫だろうと思って関わったのが、ある種の「呪い」の始まりだった。 公共の場やSNSでその名を呼ぶのは憚られるから、私は彼らを「不死鳥の騎士団」と呼ぶことにした。「DOTEI=魔法使い」からのインスピレーションで。実にneatで面白く、自分でもその呼び名を気に入っている。概ね、友人たちからも好評である。 本家の不死鳥の騎士団はダンブルド

          わたしにラヴ・ソングを

          慈愛に満ちて 長期休みの帰省ってすごく良い。東京というマテリアルジャングルを抜け出し、本当の自然が生い茂る地元に帰る。何でも欲しいものが手に入る東京は悪くないけれど、時折息の根が切れそうな感覚になるのだ。 休息。休息。休息。 自分に慈愛を与えるってなんて素晴らしいんだろう。 地元に帰った時は、一切家から出ないという「誓約」を自分に掲げている。全ては、心身共に慈愛に満ちた状態にするために。1日中、食べて・寝て・観て・書いてを繰り返す。ヨギボーに寄りかかりながら適当にNe

          ジプシー・クイーン

          占いジプシー 大戸屋で5回に1回は食べる、「鶏と野菜の黒酢あん定食」 いつもは苦手なニンジンもしっかり食べるが、今日くらいは残すのを許してほしいという気持ちになった。ニンジンと対峙する前提なら、最初から頼まなければ良いのだが、無性に「あんかけ」なんとかを食べたくなる時もある。そんな事情も全部、自分自身に加味してあげたいくらいご機嫌斜めだったのだ。お皿の上のつがいのニンジンを交互に見つめていると、憤りと哀しみの感情も右往左往していた。この残されたニンジンで、何円くらい損して

          卯の花の月的ラプソディー

          遅咲き春の陰祭り マッチングアプリのプロフィール欄に「ありがたいことにたくさんメッセージを頂いてます」とか「気になった人にだけ足跡付けてます」とか書く奴、大体イキり陰キャ。 貰ったいいね数をスクショしてプロフィールの写真に載せる奴は、もっとイキり陰キャ。 わざわざ元カノとの写真をトリミングして載せてる奴は、もっともっとイキり陰キャ。 そういうのを見ると、「めっちゃ、ここで自己顕示欲満たしたがるじゃん」って思ってしまう。絶妙に気に障ってくる感じも、なんかうざい。絶妙って

          生きて書いて愛する

          スタンダールに思いを馳せて ここ1ヶ月、創作意欲が著しく低下していた。環境の変化に伴って人間関係が大きく変わったり、新しい恋を始めたり、3ヶ月連続でTOEICを受けたり、虚心坦懐に取り組むことがたくさんあったからかもしれない。 本当は書きたかったのかもしれないけれど、どこか逃げてたところもある。逃げ道があって良かったのもある。言い訳があるってとても幸せなことだな。そんな、どうしようもないことに幸せを見つけられる自分って幾分成長したのかなと思う。 そして、これを同じく久し