『ガムトーク』の話【ガムトーク第0回】
『ガムトーク』というボードゲーム、カードゲームをご存知だろうか。
板ガムサイズの箱にトークテーマが書いてあるカードが入っていて、引いたカードに書いてある話題について話す、というゲーム。目的や勝敗がないので厳密にはゲームではないのかもしれない。
一つだけあるルールは、話が終わったときには「良い話や」と言ってあげること。「場が和み会話が弾みます」とのこと。
さて、そんな『ガムトーク』に記載されている話題について今日から気の赴くままに書いていこうと思う。
「キャッシュレスの話」だった話
最初は偶然引いた「キャッシュレスの話」で書こうと思っていたのだが、その前に『ガムトーク』について書くことが多すぎたので却下。
正直言って、ガムトークに書いてある話題の中には面白くなさそうなものがいくつかある。
「構造の話」、「反物質の話」、「解釈の話」なんてちょっと堅苦しい字面のものは、専門的な知見のある人なら面白そうだが、素人がここから発想を広げて面白い話にするのはなかなか難しいだろう。「10歳の誕生日の話」とかほとんどの人が「覚えてねえよ!」の一言で終わるのではないだろうか。
あえて抽象的なワードにすることでそこから膨らませて自由な面白トークをできるような配慮だとは思うのだが、私のような素人はそもそもそれができない。
その反面、中には「お尻が割れたときの話」なんて悪ふざけで入れられたようなものもあったりする。お題が既にボケをかましているので、話者はほぼスベることが確定している。あまりにもあんまりではないだろうか。
そんな『ガムトーク』は、買ったはいいものの遊ぶ機会はなく、ずっと眠っていたのだが、このブログを書くことでようやく大金(770円)の元が取り返せるかもしれない。
第0回ということで『ガムトーク』そのものについて書いてみたが、正直オススメしたいようなゲームではない。このゲームで盛り上がれる人はそもそもこんなものがなくても盛り上がれるだけの話術がある人だし、そうでない人は駄話題が書いてあるだけの紙束にしかならないからだ。
以上。