言えないあの子と私が泣いた日
長女が不登校になって、およそ1年が経過した。
午前中だけ。中休みまで。1時間だけ。
はじめは、少しずつなら行けていた小学校。
今は、ほとんど行っていない。
たまに「先生に会いに行こうか?」と聞いてみて
「そうだね。そろそろ行こうかな」
と、彼女の口からその言葉が出たときに、少し面談に行くくらい。
私にとってはそれで充分だと思っていたし、今もそう思ってる。
でも、それで彼女の言葉を、気持ちを「汲み取った」気になっていたのかもしれない。
彼女の口から「本当の気持ち」があふれ出た