1泊2日で出張に行った。 他部署の部長と一緒だったのだが、その人はしょっちゅう出張に行っている人なので、新幹線の手配からホテルの手配まで何もかもやってくれた。 初日は、移動日だったので、午前中仕事をして家に帰ってご飯を食べてから準備を始めた。気持ち的にはもう家から出たくなかった。一度気が緩むともう一度仕事モードにするのは至難の業だった。 めんどくさいなーと思いながらダラダラ準備をしていると部長から「タクシーがそろそろ着く」との連絡がきて慌てて家を出た。そしたらマスクを忘れて
運動会の日 4歳息子の幼稚園の運動会があった。 息子は開会式前から嫌がり、開会式も参加せずにママにくっ付いていて、そのあとのかけっこにも参加できなかった。 幼稚園の先生から練習に参加していないというのを事前に聞いていたので覚悟はしていたのだけど、やはりショックだった。 その間、僕は運動会の手伝いをしていた。妻も手伝いに立候補していたのだが、先生から「お母さんは○○君(息子のこと)をみててあげてください」とやんわり断られていた。この現状を見ればさもありなんといったところだ。
某日 夜中に目が覚めたので星野源のエッセイを読む。 少し先のページに妻の挟んだ栞がある。僕が寝落ち常習犯のため、なかなか2人きりの時間が取れないので、妻の栞の位置が昨日より進んでいるのを見て妻の息づかいを感じて嬉しくなる。栞の位置を見て相手を想うとか平安貴族かよ、と可笑しくなる。 妻の栞のあるページまで読み進めて寝室に戻る。すると息子が僕の布団の方まで転がってきていた。 わーこれはもう妻の隣で寝るしかないじゃないかー。 これはもう不可抗力だからしょうがないよなーうんうん、と
実家で芋掘りをした。母から「芋掘りにこない?」と言われ、息子の幼稚園でも今週芋掘りをやっていて息子も楽しかったようなので喜んで行った。 幼児に芋掘りをさせようと思いついた人は天才だと思う。小さい体で一生懸命引っ張る姿。掘った芋を掲げて嬉しそうに笑う姿。そんなの可愛いに決まってる。 そのうえ1人だとまだ難しいので、「パパ手伝って」となり「パパすごーい」となる。パパは鼻高々である。 芋掘りを終えて、帰りに文房具屋によった。娘が誕生日にリクエストしたのが漫画を描く道具(Gペン、
某日 星野源のエッセイが出ていることを妻に伝える。 妻が「図書館で予約しようかな?」と言うので「100人待ちとかになっちゃってるんじゃない?」と伝える。なにせあの星野源である。 妻が図書館のサイトを調べる。予約待ち人数が1人しかいなくて笑う。 この辺りは本を読む人が極端に少ないのか。それとも本は買う派の人が多いのか。どっちなんだろう? 某日 息子が寝る直前になってもテレビを観ている。注意しても一向にやめないので僕がテレビを消した。 怒った息子が妻に窮状を訴えると「パパ酷
福井県に行った。僕の両親の車に乗って両親、僕、妻、子どもたちの6人で。 当日は4時起きなので、前日から実家に泊まった。福井までは交代で運転することになっていて、トップバッターは僕。 まだ外は暗いし、慣れない車だしで、最初のうちは緊張して変に力が入った状態で運転していた。陽が登ってきた辺りからは、楽しく運転できた。 愛知で母と変わって、その後は父が運転して岐阜を通って福井に着いた。 余談だが、福井県は坂本龍馬と深い縁がある。 幕末当時の福井藩藩主、松平春嶽が土佐を脱藩し
仕事終わり、先輩に車で家まで送ってもらうことになった。その日は午後から雨の予報だったので歩いて出社したのだが、帰る時間が先輩と同じだったので頼んだら快諾してもらえた。 妻から「図工で使うから両面テープとボンドを買ってきて」とLINEがきていたので、申し訳ないと思いつつ、帰りにスーパーに寄ってもらえるようにもお願いした。 先輩の車に乗って少し走ると聴き覚えのあるイントロが流れた。fragile(ELT)だ。 懐かしい。たぶん聞くのは20年ぶりとかだと思う。持田香織の歌声が心
「先輩、レインボースイーツって知ってます?」 「いや、知らないなあ。何そのインスタ映えの化身みたいなネーミング。」 「あ、間違えました。レインボースイーツチャプター2でした。知ってます?」 「なんでチャプター2だったら知ってると思ったの?知らないよ。てゆーか、スイーツなのにチャプター2ってなんだよ。スイーツを章立てすんなよ。画像検索しても出てこないんだけど、要は色とりどりのフルーツが載ってるスイーツみたいなこと?」 「僕もよくわからないんです。マックで隣に座ったピンク
仕事の夢を見た。 どう見ても40代のはずの上司が実は60歳で、定年退職をするという夢であった。 目が覚めて、夢だったことに安堵した。 もう一度眠りにつくとまた仕事の夢を見た。今度は監査を受ける夢であった。 なんでこんなに仕事の夢ばかり見るかというと、今日が監査当日だからである。 娘が起きてきたので、「夢にパパが出てくることある?」と聞いてみた。「パパはお仕事してるから出てこないよ」との答えで悲しくなった。 なんで他人の夢でまで仕事してるんだ俺は。 最近、仕事に行くと
どーも、寛容で不憫なパパ(トレラント・ピティ・ダッド)こと、うめたろうです。 少し前に企画に参加して書いた「うちの子かわいい」の記事がなんと優秀賞を受賞しまして、その副賞として企画者のアルロンさんから二つ名をいただきました。 その二つ名が、冒頭の「寛容で不憫なパパ」です。いやー、不憫な日々を送ってて良かったあ。 ところで、副賞として賞金もいただいたのですが、息子が産まれて初めて稼いだお金が、自身の可愛さで稼いだお金ということで、息子の将来が心配です。どんな大人になってし
某日 「あつまれどうぶつの森」を始める。 娘が以前からやっているゲームなのだが、この度、僕もアカウントを作り、娘の島で一緒に暮らすことになったのである。 わからないことだらけなので娘に聞きながらゲームを進める。果物なんかを採りすぎると娘の分がなくなってしまうのであんばいに苦労する。 夜中、目が覚めたので、Switchの電源を入れてゲームをする。娘の島の景観が少しでも良くなるようにひたすら雑草を抜いていく。親心である。 しばらくやった後、眠くなったので電源を切る。散らかり放題
アルロンさんの企画に参加です。 せんぷうき あついからきょう プールいく 小3の娘が学校で俳句を習ったらしく、自分で作った俳句を詠んでいた。そしたら3歳の息子も真似をして一句詠みだした。 なんと冒頭の句は、息子が詠んだものである。扇風機ときて、ドキドキしながら次の言葉を待っていると、暑いから今日プール行くである。 暑い夏の日に扇風機を付けてみたけど、どうにも涼しくならない。そうだ、こんな日にはプールに行こう。という情景がありありと浮かんでくる。 俳句というものへの理
お盆のある1日 妻がパソコンを買うというので一緒に行く。 初期設定をお店に頼むと2万円くらいかかるので、YouTubeで調べて自分でやる、と張り切っている。 僕だったら絶対お店に頼んでいる。調べれば自分でできそうなことでも面倒くささが勝ってしまうのである。 買うとき、お店の人が「初期設定どうしますか?自分でやります?」と聞いてきて、特にお店でやるのを勧めてこなかった。前回パソコンを買ったときは強く勧められた記憶がある。 もうなんでも自分でやる時代なのだと実感する。 妻はY
1日目 仕事帰りにラーメン屋による。妻が子ども達を連れて実家に帰っているのである。ここから4日間は1人過ごす。 初めて行くラーメン屋だったのだが、中に入ると食券方式で焦る。何も考えていなかったので、「味噌」、「こってり」という単語が書かれているラーメンを選ぶ。「味噌」で「こってり」だったら大体好きな味になるのがわかっているのである。 美味しかったが、いつものラーメン屋の方が美味しいな、と思いながら食べ進めた。明日はそっちにしようと決意する。 食べ終わる頃には、しばらくラー
7月30日 「なんか息子が目をパチパチさせてる」と妻に話す。 すると、息子が「見たい!」と言って鏡の前に向かった。 (パチパチは自分じゃ見えないんだよ)と思いながら、しばらく息子を見守る。 7月31日 朝起きると息子の左目が腫れていた。「腫れてるねえ」と言うと、息子がポカポカ叩いてきた。悪口じゃないってば。 病院で診てもらうと「ものもらい」だった。妻と2人がかりで目薬をさした。3歳男児への目薬、めちゃくちゃ大変。 終わった途端に泣き出したので、苦労してさした目薬が一瞬です
土用の丑の日 夕飯に3000円の鰻が出てきた。 妻は、「ついに私たちもここまで登り詰めたか」とご満悦。 よくよく聞いてみると、定価3000円の鰻が30%オフになっており、それを家族4人で分けたものだった。登り詰めた? 子ども達が寝たあと、今後の住まいをどうするか?(現在は賃貸)の話し合いをしたが、前述の理由からまったく進展はなかった。 土曜日 娘の夏休みの宿題のポスター用の画用紙を買いに行った。明日、妻と娘が東京に遊びに行くので、ついでに新幹線で食べる用のグミとラムネ