モンキーパンツ

モンキーパンツの作品は、1分であなたの人生を少しだけ緩やかに滑らかにします。 【毎週(…

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モンキーパンツの作品は、1分であなたの人生を少しだけ緩やかに滑らかにします。 【毎週(木)(日)の朝6時投稿。】

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  • モンキーパンツのリアル

    モンキーパンツのアホなエッセイです。

  • 小説

    モンキーパンツの書く拙い小説です。

  • ウリ坊日記

    2024/4月に男の子、ウリ坊(愛称)が産まれました。ウリ坊との日々を日記として書いていきます。

  • ありがたい記事

    モンキーパンツの投稿を載せてくださったりした記事やつぶやきとなります。 本当に本当にありがとうございます。

  • モンキーパンツの自己紹介

    モンキーパンツの自己紹介です。

最近の記事

【エッセイ】おれたちファッションビギナーズ

~皆様、初めて自分で服を買ったことを覚えていますか?~ ずっとお母さんに服を買ってもらっていたけど思春期になって自分で服を買うようになると、どんな服を選べばいいのか戸惑いますよね。 私もずっと母に服を買ってもらっていたので、どんな服が自分に似合うのかわからずに大変な思いをしました。 そんな服選びにまつわるエピソードがありますので皆様お聞きいただけないでしょうか? 私が田舎から東京の大学に入りたての頃です。 当時の私はとても驚いたことがあります。 それは学生達みんな

    • 【2分小説】幽霊船と兄弟

      中2の夏、僕は海で溺れた。 意識が朦朧としていって、 このままあの世に行くんだと思っていたら 死んだはずの兄貴が助けてくれた。 なんで3年前に死んだ兄貴が目の前にいるのか意味不明だった。 でも、もっと意味不明なのは 兄貴が「今は幽霊船の船長になっている」と言い出したことだ。 兄貴の話によると 死んだと思っていたら、なんだかわからないけど突然海賊の格好をしたガイコツ達が現れて「センチョーヲヤレ」と言われたらしい。 陽気な兄貴は何も疑問を持たずに 「OK」と即答をして謎

      • 【ウリ坊日記】感謝

        ここ最近、ウリ坊が暴れん坊大将軍さんになってしまいました。 夜もなかなか寝てくれなくなって 私が仕事に行ってる間もずっと泣いてばかりいるそうです。 妻も心身ともに疲弊しきっています。 不慣れな土地に来て育児をするというのは 本当に大変なことです。 8時間、会社で仕事をするのと 8時間、赤ちゃんのお世話をするのでは 心身の疲労が全く異なります。 赤ちゃんの泣き声を四六時中聞いていると 精神的にかなりくるものがあります。 前職で上司から終電まで罵詈雑言を浴びせられたこ

        • 【エッセイ】もう小学5年生だから

          ~雄弁は銀、『?』は金~ 皆様、こちらの諺 『?』の部分に何て入るでしょう? 正解は… 『沈黙』です。 時と場合はありますが 雄弁であることより、沈黙の方が得するという意味だそうですよ。 (間違えておりましたらすみません…!) 皆様もそういった経験はありますか? 言わなくても良いような一言を言ってしまって、トラブルに巻き込まれてしまったりなんてこと。 私にも、そういったエピソードがありますのでお話ししてもよろしいでしょうか? 私が小学生5年生の頃です。 私に

        【エッセイ】おれたちファッションビギナーズ

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          【エッセイ】闇にうごめく者

          ~皆様はホラー映画はよく観ますか?~ 私は、とても怖がりなのですが ついつい興味本位でホラー映画を観てしまったりします。 その度に子どもの頃、 夜中にトイレに行けなくなっていたので 母に怒られていました。 ホラー映画のようなことが もし自分の身に起きてしまったらと思うと怖くて怖くて堪らなくなるのです。 でも、あれはフィクションなので 実際に自分の身に起こるというのはめったにありません。 …そう信じていました。 …つい、この間までは。 今回は私が体験したホラー映画

          【エッセイ】闇にうごめく者

          【1分小説】タエ婆ちゃん

          ある田舎の小さな村にタエ婆ちゃんという 腰の曲がったお婆さんが住んでいました。 タエ婆ちゃんは、いつもいつもニコニコしていました。 近所の子ども達がタエ婆ちゃんの家に遊びに行くと、タエ婆ちゃんは冷たい麦茶とスイカを振る舞ってくれました。 隣家の若い夫婦が喧嘩すると、タエ婆ちゃんは夫婦の愚痴をいつも優しく聞いてあげてました。 村の足腰の悪い老人達の家に行くと タエ婆ちゃんはいつもニコニコして代わりに家事をしてあげてました。 そんなタエ婆ちゃんのことを村のみんな大好きで

          【1分小説】タエ婆ちゃん

          【ウリ坊日記】突然の吉報

          仕事中に妻からLINEがきました。 ウリ坊の動画でした。 昨日まで全く寝返りをする素振りがなかったウリ坊が突然寝返りまでもう1歩のところまで成長していました。 突然の大きな成長にびっくりです。 ウリ坊の急成長に 自分でも信じられないぐらいに感動しました。 いつか寝返りが打てるようになるとは わかってはいましたが、いざ実際に我が子の大きな成長を目の当たりにすると、言い表せないほどの感動がありました。 まさかこんなにも嬉しくなるとは思いませんでした。 ついこの間まで

          【ウリ坊日記】突然の吉報

          【エッセイ】男が憧れる男になる秘訣

          ~皆様、突然自由時間ができたら何をしますか?~ あれをやる。これをやる。 と決まってる方もいると思いますし 何もやることがない。 そんな方もいますよね? 自分だけに許された 自分だけの時間、どのように使おうが 人の自由です。 自分が後悔をしないように 人生に許された限りある時間を使っていきたいですね。 そんな突然できた自由時間にまつわる エピソードがありますので どうか皆様お聞きしていただけないでしょうか? つい最近のことです。 妻がウリ坊(子ども)を連れて 実家

          【エッセイ】男が憧れる男になる秘訣

          【2分小説】ある公園の昼下がりで

          「は~~~っ」 大きなため息をついた。 俺は、平日の昼間だというのに ピカピカな似合わないスーツを着て公園のブランコに座っている。 本当は、スーツなんて一生着る予定なんてなかった。 子どもの頃から憧れた 甲本ヒロトのようなロックンローラーになるのが夢だった。 でも、彼女が3ヶ月前に妊娠していることがわかり、俺のアルバイトでの収入では生活するのが難しくなった。 プライドを捨てて 30才で就職面接を繰り返す日々を送っていた。 今日も年下の面接官に偉そうに 「今まで何

          【2分小説】ある公園の昼下がりで

          【エッセイ】素晴らしき青春の日々

          ~皆様は、尊敬する人または憧れている人などはいますか?~ 勉強ができる人 仕事ができる人 運動ができる人 自分では敵わない、 真似することができない、 なんてことをする人に会うと 尊敬したりしてしまいますよね。 実は、私にもそんな尊敬する人がいます。 それは、 高校時代の同じ野球部に所属していた モリオ先輩です。 今回は、私の憧れのモリオ先輩の話をさせていただければと思います。 皆様、よろしいでしょうか? 私が、モリオ先輩に憧れているのは 野球が上手いとかモテる

          【エッセイ】素晴らしき青春の日々

          【ウリ坊日記】都会⇒田舎

          ごしゃっしゅで~す!! いつも皆様、お読みいただきありがとうございます! 毎回、この記事で大丈夫かな?と 不安になりながら投稿ボタンをポチっと 押してますが皆様のたくさんのスキや温かいコメントにより大きな自信となっております。 また、有料記事のご購入やサポートを頂いたり等、本当にありがとうございます! noteを始めた当初は自分の記事がお金になるだなんて夢にも思っていませんでした。 フォロワーさん達との出会いに最高に恵まれているなと思っています。 そんな皆様に今回

          【ウリ坊日記】都会⇒田舎

          【2分小説】君と手を繋いで

          僕は、モテない。 めちゃくちゃモテない。 彼女ができても、すぐフラれる。 努力をしてこなかったわけではない。 経済力がある男がモテると聞いて 意中の人を高級ディナーに連れていったことがある。 でも、なぜかお会計時 僕の財布を見た途端にフラれた。 グルメな男はモテると聞いて 女性を、座敷タイプの美味しい居酒屋に連れて行ったことがある。 でも、僕が靴を脱いだ瞬間に居酒屋から一目散に出ていって連絡が取れなくなった。 オシャレな男がモテると聞いて 美容院でカッコいい髪

          【2分小説】君と手を繋いで

          【エッセイ】大人VS子供 feat.マチコちゃん

          ~皆様、お祭りは好きですか?~ 私は子供の頃から 地元で有名な祭りがあって、それによく参加していました。 祭りは本来、神様を祀るという言葉から 生まれたものですから 祭りに参加すると何か不思議な魅力に囚われて、ついつい大人になっても 子供みたいに、はしゃいでしまいます。 ちなみに、日本最古の祭りは 飛鳥時代に生まれたそうです。 日本人は、大昔からお祭り好きなのでしょう。 そんなお祭りにまつわる体験談がありますので、今回もまた皆様にお話ししてもよろしいでしょうか?

          【エッセイ】大人VS子供 feat.マチコちゃん

          『たばこ』

          父は 僕が小さい頃たばこを吸っていた。 僕は父の吸うたばこが大嫌いだった。 父がたばこをやめるように 弟と協力して 灰皿やたばこを隠したりなんかした。 僕が小学生になる頃には 父はたばこを一切吸わなくなった。 父は僕ら子供達のために たばこをやめてくれた。 だからか、よく僕らに 「お前らのためにやめたんだから もし大人になって たばこを吸ったら後ろから 飛び膝蹴りするからな」と言っていた。 そして、大人になって 父は『青空』という記事で書いたような 死に方をした。

          【エッセイ】何をかけ違えたのか?

          ~皆様この夏、海に行きますか?もしくは行きましたか?~ 私は今年、子どもができたばかりなので 海に行くことはありませんが 地元が海の近くなのでしょっちゅう行ってました。 海は色んな遊びができたり 素敵な恋が始まったりと素敵なスポットですよね。 そんな海にまつわるエピソードが ありますので、また皆様聞いていただけないでしょうか? 私が大学生の頃です。 私にはシュウくんという従兄弟がいます。 そのシュウくんと夏休みは海にばかり行ってました。 以前過去のエッセイで紹介

          【エッセイ】何をかけ違えたのか?

          【2分小説】無色透明なヒーロー

          「俺が高2の頃なぁ。 他校のヤンキーに囲まれたことがあんだよぉ。 んで、こう殴りかかってきたからよぉ。 俺は、こう捌いてから後ろに回り込んで、こんな感じでコブラツイストしてやったんだよぉ」 上司が、100万回聞いた遥か昔の武勇伝を酔っぱらいながら後輩達に語り始めた。 僕は知っている。 この後、必ず長々と「今の若い者は~」が始まる。 そして、「特にお前、最近酷すぎるな!」 と名指しされて、ターゲットにされた後輩は、朝まで飲みに付き合わされる。 しかも、奢ってくれるわ

          【2分小説】無色透明なヒーロー