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2歳母(専業主婦)→40代で『2つ目のキャリア』を検討する。

私は現在30代前半で、2歳の子どもがいます。
仕事と家庭のバランスについて悩み…
結果的にweb系エンジニア(正社員)を退職して専業主婦になりました。

専業主婦で不安なのは、経済的な部分。
稼ぎが一馬力になるリスクや、養育費などの資金面です。

今回は

「将来的な仕事についてどう考えているか?」

について書いてみたいと思います。

「人生は2回生きられる」と考えてみる。

私が提案したいのは、最初から
「職業人生は二回ある」
という発想をすることです。

「みんな、一生の間にふたつの異なる働き方を選べるものだと考えようよ!」
という勧めです。

「未来の働き方を考えよう」P132

今回参考にしたのは「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」(ちきりん)

この発想はなかった…!と度肝を抜かれると共に、自分の考え方にフィットしました。

一生の間に2パターンの職業人生をおくる。

【従来の働き方】
23歳で就職した後65歳まで42年間働き(もしくは70歳まで47年間働き)、定年後は寿命まで余生を楽しむ

【新しい働き方】
職業生活をふたつに分け、職業も二回選び、前半と後半で異なる働き方をする。

具体的には、働く期間を

・20代から40代後半までの前期職業人生
・40代後半以降の後期職業人生

に分ける。

これは、寿命が延びる中で正解の見えない時代を生きる人にとって、様々なメリットがある、とても有用な考え方だそうです。

「ゆるやかな引退」という選択。

専業主婦になった私が今

「将来的な仕事についてどう考えているか?」

という問いに答えるとするなら…

まだ働き盛りの40代の間に自分スタイルの働き方に移行し、定年などという区切りを設けず、状況にあわせて調整しながら、無理なくゆっくり、そして長く働き続けるほうが、自然ではないでしょうか?

経済的な意味でも、このほうが後半人生への移行はグッと身近になります。

「未来の働き方を考えよう」P158

それは定年で退職するようなぶった切り型の引退ではなく、「ゆるやかな引退」という選択。

20代 → web系エンジニア(10年間)
30代 → 専業主婦(現在)
40代 → 二つの目のキャリアを、定年とは関係なくゆるやかに続けていく

という形で想定しています。

復職時期など具体的にはそんなに考えてはいないのですが(子どもの様子を見て決める予定)、見通しをある程度立てることで安心感が出ました。

子育てがひと段落したら、ゆるやかに続けていけるような、自分が楽しいと思えるキャリアをもう一度模索するつもりです。
それはワクワクすることでもあります!

自分ひとりで悩んでいると、同じところでループしがちだったり…
そんなとき、新しい視点をくれるのは、やっぱり本です。

本書は社会派ブロガー・ちきりんさんの切り口で、冷静に、時にはバッサリと書かれているので、今後のキャリアや金銭面について漠然と不安になっている、という方にぜひ読んでみてほしい一冊です。


【新連載】『2歳母。専業主婦になりました。』

◎こんな情報が知りたい方にオススメ◎

・なぜ辞めようと思ったか?退職に至るまでの経緯
・将来的な仕事についてどう考えているか?
・子連れでハローワークでの職探し
・保育園 or 幼稚園 どうする?
・自宅保育の過ごし方
・習い事 どうする?
・養育費や資金計画は?

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