#読書感想文
「君のクイズ」…「マジカル頭脳パワー」…「国民クイズ」の問題のはなし
小川哲「君のクイズ」を読みながら、
あれ、俺「国民クイズ」に続いてクイズ番組の話を連続で読んでる!
と気付いた。これを読んで「クイズノック」さんを知るぐらいクイズに興味ない人がそんなことある?
小川哲作品の中では薄く、スカッと読めるミステリー。
クイズ番組の最後の一問を、問題を読み上げる直前に答えて1000万円を獲得した相手は、ヤラセなのか相手なりの理論があったのか。追求するうちに、人生とクイ
ヤラセ番組の汚名をすすげ!クレイジージャーニーVS「酒を主食とする人々」
高野秀行「酒を主食とする人々」を読みました。
この人の本は全部いい。
「面白い」と「人生観変わるほど面白い」と「ある意味おもしろい」の3種類しかないので、全部買ってもいい。
今作ではテレビ番組「クレイジージャーニー」のスタッフとともに、エチオピアの「酒飲み民族」を探す。
子どもも妊婦も、酒ばかり飲んでいるのに健康的にすごしているという、特殊なのに今どきネットの情報が全く出てこない民だ。
旅の目
元旦にカラマーゾフの兄弟・読破
カラマーゾフの兄弟5巻が元旦に届いた!
年賀状が一通も届かなくて、これ一冊がポストに入っていた。
5巻はエピローグと、ほとんどが解説だったので、本文は…全部読んだ!
ハタチまでマンガしか読んだことなかった僕が、
ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟全5巻、読了!
「罪と罰」は下巻に入ったところで止まったから、初めてドスエフ読めた。
他の翻訳では無理だった。亀山訳だから読めた。
あと、しおり
【読書】人生は痛いものだとしつこくしつこくしつこくしつこくしつこくしつこく
しつこくしつこくしつこくしつこく語りかける、花村萬月の「ハイドロサルファイト・コンク」を読んだぞ!
「なんでこの作品への賛否で世間は荒れ狂っていないんだ!」と思いながら読んだ。
血液のがんになった作者の体験をもとにした、フィクションと一応銘打った、ノンフィクションに見える小説。
もともとの血液に放射線をあびせて殺し、ほかの人の血液を輸血して入れ替える治療で、血液型が変わり、顔かたちが変わり、爪が
龍が如く外伝とワンピースの前に、原点の「宝島」の宝は何だったのか読んでみた
ワンピースが終盤だったり、龍が如く外伝のテーマが海賊だったりするじゃないですか。
この手の話は「伝説の宝とはいったい何なんだ!?」ってナゾが重要だけど、そもそも最初の「海賊の宝の地図もの」の宝箱には何が入っていたのか。
原点を知りたくてスティーブンスン「宝島」を読んだ。同作者の「ジキルとハイド」は読めなかったけど、訳も新しくて少年の心で読めた。
原点じゃなかった。
この本以前にも海賊伝説は山ほ
【読書】台北プライベートアイ2(ネタバレなし)
前作は風呂で読んだから紙がしけちゃったけど、今回は夏なので湯船の影響を受けない。
かわりにマウントレーニアのコーヒーをトートバッグに入れて、フタしてるから大丈夫だろう、って忘れててしっかりシミになっていた。
なんで毎回半月で好きな本をボロボロにできるんだ!
台湾のミステリー「DV8 台北プライベートアイ2」
読みづらい。進まない。わき道にそれる。
登場人物がやたらと多く、主人公は本筋と関係ある