265.Albert Camus『L’étranger』1942 アルベール・カミュ『異邦人』「今日、ママが死んだ」で始まるカミュの出世作。有名なフレーズ「太陽のせいだ」をサルトルとは全く異なった文脈で使い、ノーベル文学賞を取った問題作。近年『ムルソー再捜査』という派生作も出た。
ポケットに名言を ★ ルキノ ビスコンティ 『変わらずに残るためには 変わらなければならない』 ルキノ ビスコンティ LUCHINO VISCONTI (1906-1976) イタリアの映画監督、脚本家、製作者、貴族
私は、19-20日、柏崎刈羽原発までの途中、特急と新幹線の中で、カミュ『異邦人』を注意深く読み直し、主人公の言動と心理状態、状況や背景の描き方の神経質なくらい細かい描写の意味なども考察し、人間を描くのであれは、十分な手法であり、村上春樹『ノルウエイの森』的描写の必要性は、ない。