山本 剛

音楽をこよなく愛する1960年生まれ。誕生日はシリアの独裁者バッシャール・アサド (1…

山本 剛

音楽をこよなく愛する1960年生まれ。誕生日はシリアの独裁者バッシャール・アサド (1965年) と同じ、チリの悲劇の日 (1973年)、アメリカ合州国の悲劇の日 (2001年)と同じ日の 911, まぁ当然ながら偶然。関心事項は中東などの国際政治、宗教など。自身は無神論者。

マガジン

  • 音楽がなければ、人生はただの間違いだろう。

    "Without MUSIC, LIFE would be a mistake." 音楽がなければ、人生はただの間違いだろう。― Friedrich Nietzsche フリードリヒ・ニーチェ(1844年10月15日 - 1900年8月25日)

  • 自称・他称「リベラル」批判

    ナタリー・ポートマンとルース・ベイダー・ギンズバーグ(主題は後者)の写真を掲げた投稿、そしてカマラ・ハリス(とアホのネタニヤフ)の写真を掲げた投稿の他については、このマガジンにおいては「付録」的なもの。その「付録」的なものに関して触れておくと、クロード・イーザリーを「精神病院」に追いやったアメリカ合州国「民主主義」、そしてイスラエルを批判できないアメリカ及び日本の「リベラル」批判を兼ねて2点、更に「宗教」特にイスラームに矢鱈と寛容な欧米の左派もしくは「リベラル」批判を兼ねた1点。

  • ボブ・ディラン批判

    「All Along the Watchtower ー OF COURSE, by Jimi Hendrix (歌詞和訳)」はこのマガジンの付録、ボーナス・トラックみたいなもん(笑)。

  • Lyrics 歌詞の翻訳

    好きな海外の歌(英語の歌が中心、というか他の言語は翻訳無理)と歌詞の日本語訳を投稿します。別のテーマを取り上げた投稿であっても、歌詞の翻訳を掲載した投稿は、このマガジンにも収録します。

  • 宗教批判、および宗教に少しでも関係があるもの

    何故この画像なのかというと、ネットで探したら合掌している女性の写真が出てきて、これがいいと思ったのだが、使ってみたらここには指先しか出なかった、とまぁそういうわけ。あ、アップロード後に一文加筆、見たら意外と手が映ってた、よかろう。 宗教は人類にとって益よりも害が多い。それは人類の歴史が証明している。存在しない「神」なるものを崇拝するよりも、女性の美を崇拝した方がずっとマシなのではないだろうか。マジで。

最近の記事

  • 固定された記事

イスラエルの歴史家・哲学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「人類と新型コロナウイルスとの闘い」論考批判

序最初にことわっておくと、タイトルの「批判」の意味はおそらくは一般に多用されているような「否定的な評価」というような意味合いでの「批判」だけを意味しているのではありません。「批判」には元々、上記のような使われ方における意味の他に、その対象に検討を加え、判定もしくは評価すること、という意味があります。平たく言えば、良い点、悪い点を見分け、評価なり判定なりを行なうという作業です(その他に哲学における用語としての意味もありますが、ここではそこまで深入りしようとは思っていません)。要

    • ポール・サイモン "Leaves That Are Green" 〜 歌詞和訳

      邦題は「木の葉は緑」だった。でもあれは(遥か昔の小学生時代を振り返りつつだから「これは」じゃなく「あれは」)あんまりいい邦題じゃなかったのではと思う。「木の葉は緑」では何か時間が止まっている「静」のイメージが沸くが, 原題は "And the leaves that are green turn to brown" と歌われる歌詞の一節からとったもの。「緑の木の葉(木の葉の緑)は茶色に変わる」んだから, あくまで時の流れの中にあるのであって, 「木の葉の緑は」とか, 助詞でも

      • ジョン・レノン "Instant Karma!" 〜 歌詞和訳

        Instant Karma! は, 1970年2月に(Beatles 解散が 公式なものになるのはもうしばらく後, しかし既に事実上の解散状態に入っていた時期かと), John Lennon が Plastic Ono Band 名義でリリースしたシングル曲。今日はこの歌の歌詞を日本語にしてみます。 Instant Karma は 和訳後の日本語の中でも 〜 インスタント・カーマKarma というのは普通は日本語での表記は カルマ, いわゆる「業」(ごう)のこと。自分はそう

        • 「半島からやってきたC鮮民族」 などという醜悪な言辞で 批判したい対象を揶揄するような人物と 「相互フォロー」する気などさらさらないので, 念の為

          5日ほど前に ある SNS上で俺をフォローしてきた人物との間であった件。その SNS上で既にこの件, 同日 具体的に投稿済みだが, note つまりこのプラットフォームは土俵が違うので, 当該人物の同SNS上のアカウント名や本件に係るスクリーンショットを明示することはここでは控え, 直接的事象をシンプルに述べておくだけに留める(本 note タイトル写真は筆者の別 note 投稿 *2 の一部, そのスクリーンショット, John Lennon "Working Class

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        マガジン

        • 自称・他称「リベラル」批判
          28本
        • ボブ・ディラン批判
          30本
        • Lyrics 歌詞の翻訳
          155本
        • 権威からの自由
          48本
        • 宗教批判、および宗教に少しでも関係があるもの
          143本
        • 音楽がなければ、人生はただの間違いだろう。
          326本

        記事

          ハロルド・ピンター と ボブ・ディラン 〜 共に ユダヤ人ノーベル文学賞受賞者ながら 雲泥の差, もちろん 泥 は ディラン

          ことわり書き: ミュージシャンが ノーベル「文学」賞を受賞したって構わないよ勿論 〜 だから 取り上げたいのはそんなくだらないハナシではなく上の見出しの一言二言で 十分なんだけど, せっかくなので一応, 以下にざくっと書いておくと, 本 note で取り上げるのは 両者の「文学」の質の差ではない。そもそも ロックの歌の歌詞は「文学」ではないとか, ミュージシャンが「文学」賞を受賞するのはおかしいとか, そんなくだらないことを主張する気はない。ロックだって「文学」になり得るし

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          "When I'm 64" (ビートルズ) 歌詞和訳 〜 41年前の今日 911, シリアのパルミラ遺跡で 23歳の誕生日を迎えた自分に

          "When I'm Sixty-Four" が 正式な表記だけど, それはまぁ, 本 note タイトル上は「64」, 文字通り「無視」(座布団1枚くれ, 「くれ」じゃなくて「とれ」か)。 歌詞和訳は 第1章, 残りについては, 今日 2024年9月11日が 拙者の 64歳の誕生日, で, 過去の自分の誕生日で 一番強烈な「迎え方」をした日は やっぱ 23歳の「シリア・パルミラ遺跡を歩いた」日かな, というわけで「シリア・パルミラ」旅 note, さらには「様々な 911」

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          エリック・クラプトン "To Save a Child" 🇵🇸 〜 🇵🇸 抵抗の象徴 🍉 収穫した日に我が家に着

          🍉 は 小玉スイカ。昨夕, 我が家の小庭から今季 7個目の収穫。その直後, クラプトンが昨年12月に🇵🇸ガザ支援のために行なったライヴのCD & Blu-Ray盤が我が家に着。ナイスなタイミング。 件のライヴは今年1月にオンライン配信され(視聴料収益をNGO通じガザに寄付), その時も観てイヴェントの大義だけでなくライヴの歌や演奏のパフォーマンスの質の高さに感動したものだが, 今回さらにガザ支援の曲 "Prayer of a Child"(オーディオ及びヴィデオ)も加えられ

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          ディープ・パープル "Child in Time" 〜 歌詞和訳

          "Child in Time" は, 1970年6月にリリースされた ディープ・パープル 4枚目のアルバム "Deep Purple in Rock" に収録されている曲。本 note のタイトル写真は, そのアルバムのジャケット ..  ウソ("Child in Time" 収録アルバム "Deep Purple in Rock" の ジャケットについては, 本 note 第2章をご覧あれ)。 なお, この歌の背景には当時の米ソ冷戦, 東西冷戦があったようですが, 今日の

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          イスラエル守護で ナガサキを欠席の厚顔無恥 〜 英米仏独・EU, 「パレスチナ問題の生みの親」イギリスはじめ 今日のパレスチナ人の悲劇の責任者たちが, どのツラ下げて

          「三枚舌外交」(1915年 フサイン=マクマホン協定, 1916年 サイクス・ピコ協定, 1917年 バルフォア宣言)で 今に至るパレスチナ人の悲劇の大元を作り 且つ 1920年からイスラエル「建国」1948年まで パレスチナを委任統治していた「パレスチナ問題の生みの親」イギリス, 年間38億ドルものイスラエルへの軍事援助(トランプ時代でなくその前の民主党オバマ時代に従前の額から大幅増額し10年間総額380億ドル軍事援助を決定し実施)に昨年10月以降は更にそれに追加し140億

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          オリンピック 永久ギリシャ開催, 併せて ダブルスタンダード IOC は 解体 〜 真夏の夜の夢?

          永久ギリシャ開催は当然ながらの二つセットの条件があって, 一つはギリシャ人民の同意, もう一つは世界各国からの人とカネの支援。で, 永久ギリシャ開催への移行に併せ, 国際「腐敗組織」オリンピックで堂々の金メダル最有力候補, 且つ 腕ひしぎ「ダブルスタンダード」逆十字固めを得意技とする「国際 汚職 いいんかい?」.. あれ? 国際オリンピック委員会っていうんだっけ 連中 .. と・に・か・く, IOC は解体。トーマス・バッハ の顔見ると ヨハン・ゼバスティアン・バッハ が気の

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          「想い出はモノクローム, 色を点けてくれ」(大滝詠一) 〜 「ナイコン(ニコン) と コダクローム で?」(ポール・サイモン)

          時は 1982年, 日本人ミュージシャン 大滝 詠一 による アメリカン・ポップス* へのオマージュ "A LONG VACATION" (1981年3月21日リリース) の オープニング・トラック 「君は天然色」を聴いた ポール・サイモンが, アメリカ の ポピュラー・ミュージック の 至宝 "There Goes Rhymin' Simon" (1973年5月22日リリース) の オープニング・トラック "Kodachrome" を 全編(!)歌って, 「天然色の君を残

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          🇺🇸 〜 🇮🇱 への巨額の軍事援助だけでは飽き足らず, "名実ともに"「戦争犯罪人」のネタニヤフを連邦議会に招き「演説」を "拝聴", 今や 世界一の恥知らず国家 🇺🇸

          アメリカ合州国 〜 「世界一の偽善国家」から, ハエ(栄え, 蝿)ある「世界一の恥知らず国家」の称号に昇格イスラエル の 現首相ネタニヤフ が 2024年7月24日, アメリカ連邦議会で演説した。報道によれば, 共和党議員の多くは熱烈な拍手で歓迎, 一方, 民主党は主要議員らが欠席し出席した議員の反応もまばらだった, らしい。しかし欠席した連中もこれは実質, ポーズに過ぎない。ここでは詳しく書く余裕がないが, 民主党議員の殆ど(ほぼ全て, 例外は極少)も, この件のリッパな

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          BBC と 世界 「恥知らず イスラエル偏愛 "報道"機関」 選手権 優勝を争う NYT 〜 「誰の」を省いて 単に「領土」と記す, その剥き出しの悪意

          ニューヨーク・タイムズ は 単に莫迦なのか, それとも悪意ある省略をしたのかこれは悪意, ある特定の悪質な意図を持って省いたのでなければ, 「俺らって知的な読者層を相手にしている高級紙なんだ文句あるか」(実際は高級でも何でもないのだが)的なメディアということになっている ニューヨーク・タイムズ が, 実は「ごめん, 俺らって本当は莫迦なんです, 当たり前のセンテンスも作れないんです」的な間抜けメディアだったことになる。時折り 連中は本当に莫迦なのではと疑いたくなるときも確か

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          「西洋の頽廃」の象徴 BBC 〜 イスラエル軍によるガザのダウン症のパレスチナ人殺害を 「ガザのダウン症の青年の孤独な死」 と書く, 文字通りの "恥知らず"

          今回の note は, 前回(本 note 第2章にリンク)取り上げた事と同様ながら, 世界中から非難されても全く恥じ入ることのない, おそらくは「世界『恥知らず "報道"機関』選手権」で優勝を狙っているに違いない(強敵は NYT), そんな BBC が またまた酷い, 今までとはまた趣の異なる, あまりに酷い「見出し」を掲載したので, 今後, 金輪際, 連中の言うことなんか信じるものかという強い決意を新たにすること(既に100万回ぐらいは「新たに」する機会があってキリがない

          「西洋の頽廃」の象徴 BBC 〜 イスラエル軍によるガザのダウン症のパレスチナ人殺害を 「ガザのダウン症の青年の孤独な死」 と書く, 文字通りの "恥知らず"

          「ロシアがウクライナを空爆」と書く一方で, イスラエルがパレスチナ🇵🇸のガザを空爆すれば単に「何処の国がやったのかは知らねぇなぁ」にしてしまう 〜 相変わらずの自称「民主主義」諸国のメディア

          いや, 本文には書いてんだよ 一応。要するに 見出しが殆どいつもアレなんだよ, BBC, NYT, CNN とかいった, 普段「民主主義者」ヅラしてる西側あるいは西洋あるいは欧米諸国の, 普段「民主主義者」ヅラしてる自称「ジャーナリズム」のマスメディア連中。 さて, 本 note, 第1章がタイトル通りで, 第2章と第3章は単に欧米 自称「民主主義」諸国に呆れる為の補足。第4章はその更なる補足。最後の第5章は欧米諸国のことではなく, ここでは「おまけ」,  つまり, 日本

          「ロシアがウクライナを空爆」と書く一方で, イスラエルがパレスチナ🇵🇸のガザを空爆すれば単に「何処の国がやったのかは知らねぇなぁ」にしてしまう 〜 相変わらずの自称「民主主義」諸国のメディア

          パレスチナ と ボブ・マーリー「ウォー」

          Existence is ResistanceExistence is Resistance という表現を, パレスチナ解放運動の当事者(第一義的には当然ながらパレスチナ人)達からよく聞く。だいぶ以前から聞いている。 イスラエル「建国」前には シオニスト達による A land without a people for a people without a land という完全にデタラメなスローガンでもって(*1 及び *2-5), 「歴史的パレスチナ」に住む人間としての存

          パレスチナ と ボブ・マーリー「ウォー」