ナカムラ・エム

はじめましてナカムラ・エムです。 去年の4月に会社を辞めてから年金生活を楽しんでいます。 時代の変化を感じる今日この頃、働いていた時とは違う角度から見えることもたくさんあって、日常のいろんな出来事を、文字にして、共有できたら、幸せです。 著書『推してみて』は2023年8月刊行

ナカムラ・エム

はじめましてナカムラ・エムです。 去年の4月に会社を辞めてから年金生活を楽しんでいます。 時代の変化を感じる今日この頃、働いていた時とは違う角度から見えることもたくさんあって、日常のいろんな出来事を、文字にして、共有できたら、幸せです。 著書『推してみて』は2023年8月刊行

マガジン

  • パラレル

    ファンタジー小説

  • 糖質制限とグルテンフリー

    減量から始まった糖質制限とグルテンフリーの成果の軌跡です。

  • MANAとBABAのEP

    孫とのおもしろエピソードです。

  • mafuo

    2006年12月18日 / 17才 / ジャックラッセルテリア♂ おじいちゃん犬の日常

最近の記事

変身願望

 今朝は、雨上がりの公園をマフオ(うちの老犬)を抱っこして、散歩していました。  テニスコートにも人影がなく、空気は澄んでいて、マフオの体温が心地よく、頬ずりしてしまいます。 最近身体の預け方も上手になったマフオさんは、愛おしさマシマシです。    今年は、例年天高くそびえる黄金の銀杏の紅葉もまだみられません。 このまま、冬がきたら、紅葉しないで、枯れてしまうのでしょうか。  そんな初冬の折、唐突ではありますが、私は変身願望に囚われています。 もちろんカフカの『変身』のよう

    • 交響曲第9番

       さっきまで外は雨だった    垂れこめた雲に   いつもの道が閑散と  寒さを受け止めている  凛とした空気は  身じろぎもしない  冬の到来に口を閉ざす  昨日の交響曲第9番が   寒気を突き抜け 轟く    チェロの旋律が  からっぽの身体を揺るがす  何もない  もとはと言えば何もない  からっぽなんだ  血は身体をめぐっているのに  外気とは隔たりがあって  その熱は微力でとどかない  すべては偉大な宇宙の中にあって  ふれられない  融合するしか

      • 兵庫県知事選挙、早々にさいとう元彦さんの当確出ましたね。 おめでとうございます!  民意が生かされてよかったです。 一か月前には、想像も出来なかったことです。 これからが正念場になると思います。 でも、こんなにたくさんの人の後ろ盾があるのは、心強いですね。 ご検討をお祈りします。

        • 兵庫県民じゃないけど

           兵庫県知事戦でドラマは生まれるでしょうか? もう投票は明日に迫っています。 今年3月から、長い間YouTubeで、取り沙汰されていた元県知事のさいとう元彦さんに注目が集まっています。 おねだり、パワハラ知事と散々叩かれて、総スカンをくらい、たった一人で県庁を去ってからの、出直し選挙です。  このさいとう元彦さん、ずーとあらぬ中傷を浴びていました。 しかし、一切弁明せず「このような事態になったのは知事である私の責任です」というのみでした。 目に涙をためている時もあって、こん

        マガジン

        • パラレル
          10本
        • 糖質制限とグルテンフリー
          4本
        • MANAとBABAのEP
          3本
        • mafuo
          2本

        記事

          ほら!ちゃんと巡り合う

           久しぶりに本屋に行きたくなりました。 少し遠いけど、品揃えが良くてジャンル別のレイアウトも、取り上げ方も大好きな本屋です。  遠いと言っても、今の私は徒歩圏内でいろんなことを完結するワールドをつくろうとしているので、たかが知れています。 徒歩、30分位です。 そこには、稀少なBLコーナーもあり、立ち寄って見ました。 そしたらなんと、BLコミックの片隅に、凪良ゆう先生の、久々のBLがありました。   新刊です。 かの『美しい彼』シリーズは10年前からはじまって『憎らしい彼』『

          ほら!ちゃんと巡り合う

          油断

           私はただ、ブロッコリーを小房に分けて、茹でようとしていた 硬い茎を切り落とす包丁の先が、左手の人差し指の先を刺した みるみる鮮血が、溢れ出し 動けば、あちこちが血に染まる バンドエイドのサイズを選ぶ間にも あちこちを血で汚し 思わずテッシュで抑えても テッシュはあっという間に真っ赤に染まる 痛みはさほどない なのに腰と足がぞわぞわする やっと巻いたバンドエイドもあっけなく血に染まる 止まらない どうしよう 生を切実に感じた この薄い皮膚の下には

          心のゴミとカラダのゴミ

           前回、皇の時代の投稿で、心のゴミと身体のゴミをキレイにしておく、というくだりが、ありました。 それは新な時代にシフトする時、身軽でいたほうが次元上昇しやすいよ、ということです。  そして、なんなら家の中もゴミゴミしていない、無駄な消費のない、ミニマリストのほうが、よさそうです。 心のゴミ  心のゴミのところで、心がゴミだらけだと誰とでも付き合えるという表現がちょっと挑戦的に感じたので、そこを掘り下げて見ました。  私は、働いていた時、パワハラを受けて、とても長い間、苦

          心のゴミとカラダのゴミ

          いよいよはじまる「皇の時代」を読んで

           小山内洋子先生のいよいよはじまる「皇の時代」を読み終わりました。 思っていたのと少し違っていて、宇宙的な次元上昇するっていうだけの話ではなくて、些末な私たちの在り方のような所もあって、少し戸惑いを感じました。 転生という考え方も根底にあり、目に見えない力のこともかなり触れられていました。  私の今は亡き叔母が、いわゆる見えないはずのものが、見えたり、感じたりする人で、見えないものの影響についてよく語っていました。 見えないものの力が及ぶことは、私にとっては不可解な不安をも

          いよいよはじまる「皇の時代」を読んで

          トランスフォーメーション

           11月に突入しました。 11月20日に冥王星が水瓶座に入ったら、いよいよ風の時代がはじまります。 破壊と再生だからと言って、何かが急変するという事もないと思うのですがこの所、世の中の嘘がことごとく表面化して、真実って何だろうって思います。 大きなブラックホールに飲み込まれる思いです。 しかもそれは、日本だけということでもなさそうです。 2極化が進めば、その末端で苦しんで希望が持てない人は、生きるために犯罪に走るか、自暴自棄になるしかなくなります。 私自身はというと、丁度リ

          トランスフォーメーション

          芸術の秋のはずなんだけど

           いつも行ってる図書館が、改装の為に2月まで閉館です。 仕方がないので、比較的に近い違う図書館に行ってみました。 中央図書館がいかに充実していたのか、解りました。 特に文学に関しては、蔵書も少なくて、ほとんどが文庫本でした。 検索機も無ければ、自動貸付機もありません。 古いまま動きのない蔵書が、満載でした。 むしろ、こちらを改装するのが先ではないかと思いました。 それならと、三島由紀夫の『金閣寺』や、太宰治の『斜陽』などの有名な所をもう一度読み直して見ようと思うに至りました

          芸術の秋のはずなんだけど

          選挙行きましたか?

           私は当初、私一人が投票したところで、何が変わる? と思っていたので、行かないつもりでした。  ところが、公示から選挙まで短いことも相まって、YouTubeも騒がしくなっていました。 神奈川15区の、内海聡さんの街頭演説を聞いて、凄いなと思いました。 この方は医師で、東京都知事選にも出馬しています。 今の政治に物申したい一心で、出馬する姿を見て、私も微力ながら、私の出来る事はしないとと思って、選挙に行ってきました。  1933年 ナチス党が頻差で勝って、政権を取った時、選

          選挙行きましたか?

          それはもはやお伽噺です

           最近時々思いだす事があるんです。 25才の時のこと、ニットの糸の会社で名ばかりのデザイナーをやっていました。   1983年頃のバブル全盛期です。  直属の上司は元バレーボールの実業団の選手で、無類の酒好きでした。 伊谷部長!どこかでお元気にされてますか? そのころ、展示会に行くと部長は、先方のバイヤーを飲みに誘っていました。    あーまた誘っているなあと、思っていると「チビ!お前もいくぞ」と言われます。 今だったらチビもお前もアウトです。 しかしこのころは、そんな感じ

          それはもはやお伽噺です

          最後の運動会

           19日の土曜日は晴れて、久々日中の気温が30度を上回りました。 この日はMANAの弟のレンの、中学生最後の運動会でした。  前日の夜、ラインで出場種目にマークしたプログラムが、レンから送られてきました。 最近の運動会って午前中で終わるんですよ。 お昼食べたり、場所取りしたりしないです。 最初の出場種目は、大玉転がしで、10時30分位なので、ゆっくり行けばいいなと思っていました。 そして、大玉転がすんだ。  可愛いなと思いクスッと笑ってしまいました。 娘にラインして「いっし

          パラレル 10

           パラレルですが、今回最終回になります。 読んでいただきありがとうございました。  明日実は、5こ聞くうちの1こ位は受け入れるようになった。 これはかなりの進歩だった。 なにか、こんがらがった糸が解けていく予感がした。 しかし遥人は、明日実の話に少々ウンザリしていた。 だから遥人が加わると、話は険悪になって、決裂してしまう。 最近の遥人はかなり卑屈になっていた。 私が明日実にかかりっきりなのが、面白くないし、そういう私も、知らず知らず明日実に振り回されて、イライラしていた。

          パラレル 10

          『蛇にピアス』の闇を考察した

           このところ金原ひとみさんの『アンソーシャルデイスタンス』『ミーツ・ザワールド』『アタラクシア』など、図書館にあるものは、ほぼ読ませて頂いています。 デビュー作の『蛇にピアス』だけがいつもありませんでした。 予約しようかとも思ったのですが、まあ急がなくても気長に待とうと思っていました。 先日、図書館に本を返しにいったら、改装のため2月まで休館になるようでした。 そこで、帰りに階下の本屋さんによってみたら、文庫本があったので、購入しました。  この『蛇にピアス』は金原ひとみさ

          『蛇にピアス』の闇を考察した

          パラレル 9

          明日実    15才  パパとママが離婚した時は中3でした。 パパは、基本優しいんだけど、すぐ怒るから、大事な相談はしにくい。 怒ると「ふざけろ!」っていうんだけど、ふざけていいってことかなって、いつもちょっと不思議だった。 私がやらかした事も、パパには内緒にしてってママに頼んでる。 離婚のことは、あんまりびっくりしなかったけど、どっちについてくか、自分で決めなきゃいけないのが、いやだった。 だってパパは私に残って欲しかったみたいだから、言いづらかったし、ちょっと残酷な感じ