自国の立場から歴史を冷静に振り返るということさえタブー視され、断罪されるような社会は、自由社会とは言えない。自国の歴史を己の言葉で語り直そうという誠実な努力のないところに、国家の安定も未来への希望もない。(平成25年7月20日小川榮太郎『約束の日 安倍晋三試論』幻冬舎文庫185頁