何をするにも許可を求める人 勇気と直感を大切にしてみるといいよ
会社なんかで、何をするにしても、まず上司に聞かなくちゃとか、許可をもらわないとできないみたいに考えている人って結構多いよね。
それはとてもお利口で、真面目だ態度だと本人は思ってるのかもしれないけどね。
だけど、見方を変えてみると、ただ失敗するのが怖かったり、叱られることに対して強い恐怖心を持っているだけなのかもしれないよ。
やっぱり日本と言う社会は「出る杭は打たれる」と言う諺通りだから、なんでも上司の人が使いやすいように、飼い慣らされるというのが当たり前なんだよね。
だけど、世界に出てみると、本当につまらない人間で、何の個性もないから、馬鹿にされると言うこともよくあるよ。
やっぱり正しいと思ったら、たとえ許可がもらえなくても、勇気を振ってやるとか、失敗を承知で、まず突っ走ってみるとか、そんな時も必要だよね。
そこで参考になるのが、大東亜戦争の時の硫黄島で戦った栗林中将だと思うんだよ。
この頃日本陸軍の大本営は、アメリカが攻めてきたら、水際で迎え撃てと指示を出していたんだ。
だけど、そんなバンザイ突撃をしたら、あっという間に全滅してしまって、逆に本土に攻めてくる時間が早まってしまうじゃないかというのが栗林中将の考えだよ。
またこの人はアメリカに留学していたことがあるから、アメリカ兵にたくさんの死傷者が出たら、アメリカの世論は黙っていないし、停戦が早まる可能性が高まると読んでいたんだね。
そこであえて大本営の命令を無視して、許可も取らずに、硫黄島にたくさんの地下道を掘って、持久戦に持ち込もうとしたわけだよ。
そして、自決するのを禁じて、1人でも多くのアメリカ兵を殺せと命令したんだよね。
これがうまくいって、硫黄島ではアメリカ軍の死傷者の方が日本を上回ったらしいよ。
そしてアメリカもこの硫黄島とペリリューと沖縄戦でものすごいたくさんの死傷者が出たから、停戦は急いだわけだよ。
だから、初めてやることとか、よくわからないことなんかは、上司も部下も関係がないんだよね。
とりあえずやってみて、汗を流すのが先だということが世の中たくさんあるんだよ。
そして闇雲でもいいからやってみると、意外にそこからうまくいく発想が生まれてくると言うことの方が実は多いんだよね。
やっぱり大切にしたいのは勇気だよ。
そして多くの人の幸せにつながるかもしれないと言う直感力だよ。
この勇気と直感と人の幸せを優先する心があれば、誰かの許可なんか結局要らないんだよ。
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