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#今年のベスト本

人気の記事一覧

2024年に読んだ中での「イチオシのビジネス書」7冊

今年も300冊以上の本を読みまして、数多くの良書と出会う1年になりました。 300冊中150冊くらいは最近出た本。2023年10月以降に出版された本が、今年読んだ本の半分を占めています。 残りの150冊は様々。古典もあれば、技術書もあれば、不動産など資産運用の本などを読み漁りました。 漫画もいれると、たぶん400冊はこえるくらい、読書大好き人間でございます。 で、今回は恒例行事として、1で述べた「最近出た本」の中から、イチオシ本をご紹介いたします。 ・ここ1年で出版さ

お正月アフター仕事ビフォーをパッキパキ。

新年も3が日が終わると スーパーの陳列棚がガラリと 変わっていて驚きます。 ローストチキンとか パックづめされた数の子とか 年越しそばとか あったはずのコーナーは 跡形もなくなっていて 記憶の一部が抜け落ちたような 気持ちになります。 何があったかは覚えていないけれど 忘れたしまったことだけは覚えている。 スーパーの棚の空白は 年末年始がひと段落で お休み中なのかも。 ゲームのイベントが終わって 次のイベントが始まるまで イベントがない期間のような。 たぶん明日

2024年に読んだ134冊のなかから、個人的なベスト5をあげる

今年も早かった。 2024年は、2回目の大学院をヨーロッパとの7-8時間の時差のなかで気合いで乗り切ったり、NEWhという会社に所属して久しぶりに会社員としての生活を送ったり。などと毎年のように相変わらず忙しなかったのだけれど、そんな生活のなかでも本は読んでいました。 去年は112冊読んだのだけれど、今年は数えてみたら134冊を読了していました。去年より忙しかったのに、多くの本は読めたな、という感想です。まあ、大学院の授業関連の本もたくさんあったしね。 ただ一方で読むのに

2024年10冊

2024年に読んだ本の中から、好きだった10冊について書きます。再読は入れていません、刊行は2024年とは限りません。長くなりますが、よろしくお願いします。 アサッテの人 諏訪哲史/講談社 行方を眩ませた叔父の哲学が書かれた作品。「アサッテ」の意味を模索しつつ、意識や言葉や生きることについて考えた。最初は合わないかもと思っていた文体がだんだん馴染んできて、最後の一文を読んだ瞬間にはすっきりしたような、そんな爽快感があった。平面図と共に書かれた一文を普段の生活でふと思い出

振り返ってみると(本のこと編)

今日は晩ごはんを作るのが面倒で、 近くのお蕎麦屋さん?おうどん屋さん?へ。 お蕎麦やおうどん、それから丼ものがあり、 私は今日はお米を食べたかったので親子丼に。 このお店は閉店が少し早めで、食べ終わり帰る頃には もう少しで閉店という時間だったのですが、 お勘定をしているとおばちゃんに「甘いもん好き?」 と聞かれ、「大好きですー!」と答えると、 なんと2つ入りのおはぎをお土産にくれた。 思わぬデザートを手に入れてしまった。 おばちゃん、ありがとう。 話は変わって、 実は今年は

読んでよかった10冊【2024】

執筆が間に合わず年が明けてしまいましたが、2024年読んで良かった本をまとめていきます。基本的にネタバレなしです! 小説夜明けのすべて/瀬尾まいこ 久々の瀬尾まいこさん。温かいストーリーとやさしい文章が心に沁みた…。暗闇に一筋の光が差すようなお話しでした。 PMSを抱える藤沢さんとパニック障害を持つ山添君、二人とも外から見たら普通の人なんだよね。もしかしたら電車に乗った隣の人が当事者かもしれない。抱えてる苦しみをわかってもらえないのは苦しいな、普通からはみ出すことが社会

青山ブックセンター本店の書店員11人が選ぶ今年の1冊/Aoyama Book Column #7

こんにちは。青山ブックセンター本店の神園です。 2024年も残すところ、あと少しです。皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日当店では、2024年の年間ランキングを発表しました!(2023年12月1日〜2024年11月30日集計) 今年もABCらしい、他書店では見られないようなランキングになっています。 さて、今回は、そんな青山ブックセンター本店の書店員11人が選ぶ「今年の1冊」を紹介したいと思います。 日々、青山ブックセンター本店の棚を作っているスタッフが今年何を読んだの

Book of the year 2024

源平合戦の「一ノ谷の合戦」から840年。 源義経が決行した「逆落し」のような、圧倒的な勢いと強さで価値観や哲学を変容させる良著と巡り会えた一年でした。 数百年を超えても色あせない祈りから「ありのままで他者と事象を包み込む眼差し」を学んだで賞/ 古川日出夫訳『平家物語』河出書房新社,2016年. アニメ『平家物語』を鑑賞、温かな共感と冷静な観察眼が織りなす人物譚に感動し「原作も読みたい!」と思って読み始めた一冊。 (さすがに原文は難しかったのでまずは現代語訳版から読むことに

その人のせいじゃない自分のせいじゃないお互いの『脳』のせい

トラブルになったとき「あなたがわたしのこと嫌いでもわたしはあなたが好き、という言葉に「嫌いじゃない、わからないだけ」と応えました。嫌い、って言ってないのに。嫌いという言葉は人に対して使わない主義なのに。好きと嫌いでしか分類できない彼女たちがわからなかった。わからないから、会いたいと言ったら弁護士同士でと言われて、ますますわからなくなりました。話してもわからない。論点を巧みにずらして、都合の悪いことはスルーして、自分の得意な分野だけするどくついてくる。 まぁ、SNSだけの言葉

My Book of the Year 2024

年末ですね。 今年は奇書を読んだり、古典文学を読んだり、ホラーにハマったりと節操のない読書をしてきました。でも春ごろはSFカーニバルに参加し、夏ごろは長野で開催されたSF大会に参加したりもしたので敬虔なSF者としての道を歩むことも忘れてはおりません。我ながらストイックだぜ。そんな感じであれこれ手を出しながら本と関わった1年間でしたので、出来上がったセットリストもなんだかデコボコしております。2024年に出版されたものを中心に選んではいるものの、それ以前に出た本も入っているし、

2024年のジャンル別わたし的ベスト本 5選

今日は、読書を加速させた2024年の、わたし的ベスト本をジャンル別に取り上げたいと思います! 灯火杯関連のことで想いが溢れすぎて、気がつけば年が明けたこのタイミングになってしまいました💦ただ、よい本の話題は新年のタイミングでも探している方はいらっしゃると思うので、遅ばせながら参ります!! ①ミステリ部門『方舟』わたしは、伊坂さんや赤川次郎さんの本は大好きですが、実はいかにもなミステリーはあんまり好きではありません。 そこに人が殺される理由もなく、「どう、こんなトリック思

順位も記録もなくっても 

池井戸潤の箱根駅伝!これはみごとにはまった!ずるいぐらい。そうきたか、こうきたかと、術にはまり熱くなり何度も泣かされた。フィクションだけどノンフィクションの部分もあり、リアルさも涙の一因だ。 箱根駅伝好き、スポーツ好きでなくっても、自ら選んで望んだものでないところにいる人、逆境にいる人へのエールのような小説です。 俺たちの箱根駅伝 上・下   池井戸潤 箱根駅伝の本選の1月2日、3日に行われその10位までがシード校となり来年の大会に参加することができます。シード校以外は

2024年に読んだ本ベスト10選

 哲学書からえっち本まで。今年の好きな本発表ドラゴンになる記事です。へへっ、実はこういう振り返り記事を書くの憧れてたんだ。何だかんだ書いたことなかったからさ!!  今年は性やエロティシズム、批評理論、『ブルーアーカイブ』『アークナイツ』の影響で中国古典など、相変わらず見境なく読んでいました。目次の気になったタイトルからどうぞ。次に読む本の参考になれば幸いです(※あくまで私が今年読んだ本なので、今年出版された本とは限りません) 『ヴァギナ 女性器の文化史』――キャサリン・ブ

【2024年版】今年読んで良かった本10選。

引っ越しで慌しかった年の瀬に、少し一息ついて、今年の読書の振り返りを。 今回は、私が2024年に読んだ中で、特に良かった本を10冊ご紹介します。 選んだ10冊のうち、ほとんどが小説です。 今年も様々なジャンルの小説を読みましたが、特に以下のような作品が刺さったように思います。 皆さまの2025年の読書を豊かにしてくれる、素敵な作品が見つかりましたら幸いです。 * 逢坂剛|カディスの赤い星 逢坂先生の処女作にして、1986年の直木賞受賞作。 フランコ体制のスペイン

2024年の読書を振り返る

今年の読書は合計115冊でした! 1年のnote投稿数は93本。 妊娠期の体調不良や抗えない眠気などで若干ペースが落ちていますが(読みながらすぐに寝落ちしてしまう……)、なんとなく1年当たり100冊読書が定着してきてうれしいです。 来年は読書に関して、主に下記を目標にしたいと思っています。 「哲学」に関しての自分の中の感情・思考をちょっとでも言語化する 自分の現在の仕事(ジョブ)について俯瞰的に考える 実家の今後のために介護・相続について学ぶ 冊数は少なくて良いと思

【271冊読んだ】2024年下半期のお気に入り(だいたい)10冊

2024年下半期に読んだ本は271冊。そのうち特にお気に入りの(だいたい)10冊を、小説とそれ以外に分けてまとめる。 【小説】『ボタニストの殺人』(上・下)(M・W・クレイヴン) 私のオールタイムベスト的小説である『ストーンサークルの殺人』シリーズの最新刊。1作目から順に読んでね。絶対後悔させないから。 『ちぎれた鎖と光の切れ端』(荒木あかね) 復讐のために明確な殺意を持って孤島に向かう主人公。ところが行動を起こす前に殺人が起きてしまい……?というストーリー。 荒木

【2024年】今オススメしたい書籍10選

今年の目標読書数は26冊、例年の半分に設定していました。が、結果は【23冊】・・・。 23冊しか読んでないのにBEST 10を発表するのも不思議に思われるかもですが、冊数が少ない分、読む本は厳選したので、この10冊は分母が少なくとも自信を持っておススメ出来る本ばかりです! どれか一つでも、皆様に「読んでみたいな」と思って貰えるものが紹介出来ていたら嬉しいです。 過去の書籍紹介記事はマガジンに纏めていますので、こちらもどうぞ。 1.10倍成長今年は、「営業本部長(後にC

パスカルは笑う

笑ってよぉ〜きぃみのために〜🎵 とかって歌があったな〜 わが家のパスカルくんと目が合った、ワイのこと記事にせーへんねか? っちゅー呟きが聞こえてしまった ディズニーシーで、購入させて貰ったパスカルくん、へばり付き用のクリップ付き👍 世の中には、くっそ金持ちがいるらしい お金は大事💰 たいていのことはお金で解決できたりもするし 貧富貴賤問わない幸せ〜😊 も大事だよね パワーみなぎる日の出も、美しすぎる夕陽もプライスレス🌅 お金があっても幸せとは限らない〜とかも言うけども

2024年ベスト本

ジングルベルも鳴り終わったら完全に年末ということで、年仕舞いの雰囲気の記事になりますよ。 今年もやります、2024年 #今年のベスト本 の選定! 昨年の記事はこちら。 いやー、今年もなんだかんだ読書をいたしました。 ここnoteでも読んだ本の一部は感想文を書いているので、その中から今年の江草的ベスト本を決定しちゃおうという企画です。 読書感想文はこちらのマガジンに都度収録してるので、ここで触れてる書籍が対象ということになります。(本当は読んだのにnoteに感想書いて

卵が先かニワトリが先か

私はドラマを観るのが好きだ。 本を読むことも好きだ。 ドラマや映画の原作が小説だった場合、 ①映像化が決まる前に既に原作小説を読んでいる ②映像化が決まってからそれを観る前に読む ③映像化作品を観た後に原作を読む の3つのパターンがある。 小説が発表されて早い段階で読んでいたら後から映像化が決まることがある。これが①。良い点は、あらすじが分かっているので映像化作品を観る時点でストーリーを追わなくて良い。また結末など原作と違う場合両方を楽しめる。逆に悪い点は、小説を読んで

自分だけの感覚は決して手放さない「幸せへのセンサー」

子どものころの私は、人見知りで恥ずかしがり屋で人に注目されるのが苦手だった。小学校に入ったころは授業中に当てられただけで、ポロポロと泣いていた。 何が嫌なのかはよくわからないけれど、反射的に涙がこぼれていた。 先生は見かねて「じゃ、いいわ」と他の子を当てるので「もう、泣けばいいと思って」とみんなからは言われていた。 でも誰になんと言われようと、みんなの前で立って、一人で発言するほうがもっとずっと嫌だったのだ。 ** 吉本ばななさんは『幸せのセンサー』で子どもの頃の「

読んだ本記録2024

年は越してしまいましたが、一応やってみます。 1月 『この夏の星を見る』 辻村深月 『ツバキ文具店』 小川糸 『着物の国のはてな』 片野ゆか 『キラキラ共和国』 小川糸 『58歳から日々を大切に小さく暮らす』 ショコラ 『椿ノ恋文』 小川糸 『2020年の恋人たち』 島本理生 『くもをさがす』 西加奈子 『彼女が言わなかったすべてのこと』 桜庭一樹 2月 『木挽町のあだ討ち』 永井紗耶子 『「若者の読書離れ」というウソ』 飯田一史 『モヤ対談』 花田菜々子 『私は元気があ

今年のベスト本『インストール』

2024年10月に『インストール』を初めて読んだ。 きっかけは本当に些細なもので、近所のBOOK-OFFに行って、何を買うか本当に悩んでいたところ、何の前触れもなく、いきなり目に飛び込んで来たのが『インストール』だった。 もちろん作品名は知っていたし、本作が世に送り出されてから20年以上の歳月を経ていることも知っていた。これまで、この名前は何回も聞いていましたからね。 しかし、、、何回も本の背表紙とかは目にしていたのに、いまの今まで、一度も開いたことがありま

今年50冊読んだ私が、2024年読んでよかった本を10冊紹介します。

先日kindleからこんな通知を受け取った。嬉しい! 2023年は55冊、2022年は74冊、2021年は114冊だったみたい。今年の私の個人ヒット本、10冊を紹介していこうと思う。 ①成功するビジネスパーソンは、なぜ忙しくても神社に行くのか?神社が好きだ。神社で集めた御朱印を並べた御朱印帳はもう3冊になる。神社に前よりももっと「行く気」させてくれたのが、この本。神社・神様といった精神世界と、ビジネスというロジカルをうまく繋げて説明してくれているので、すっと頭に入ってきま

2024年の私的ベストコンテンツは『MIDNIGHT PIZZA CLUB』

個人的な今年のベストコンテンツを紹介させてほしい。MPCこと『MIDNIGHT PIZZA CLUB』だ。 良かった。良すぎた。もしかしたら今年どころか人生ベストかもしれない。 旅は好きですか? じゃあ今すぐこの本、買いに本屋まで走ったほうがいい「旅」という言葉を目にしたり聞いたりした瞬間、動悸は加速し血圧が上昇するタイプの人間がいる。僕もそうだ。 高城剛に影響されて世界ナンバーワン秘境ビーチ、エルニドに行って一生分のシュノーケルをした時も、極寒のニューヨークで年越ししたこ

2024年の本ベスト約10冊

クリスマスが終わったあたりからTwitter(いまだ頑なにこう呼んでいる)でこのタイトルのタグを見かけることが増えてきて、え!?はやない!?と慌てました。 とりあえず悩みに悩んで10冊選んで、ついでに文章も書きたいなーと思いながらもたもたしていたら年が明けて、なんなら三が日も過ぎた。 でも10冊の書名を挙げるだけでは物足りなくて、語りたいので投稿します。 自分の読書メーターを見てみると2024年の読書数は154冊。 そのなかの10冊ということで、おのずと自分らしいラインナップ

2024年、読んでよかった本たち

12/22時点で77冊、読みました。まだ増えそうだけど・・・ いろんな本との出会いは普段の生活で良いスパイスになるし、糧にもなります。 ジャンル別に良かった本をご紹介しますので、もしご興味があれば年末年始のお供にどうぞ。 展開にびっくりした本方舟 どんでん返し系なのであらかじめ覚悟していたけれど、予想と全然違う展開に見事やられました。もう一度最初から答え合わせしたくなりますよ。 エレファントヘッド 読んだことのないカオスな展開にずっと驚きっぱなしでした。一体どうし

2024年読んで良かった10冊📚️

あけましておめでとうございます! 去年始めたnote、おかげさまで2025年に突入することができました フォローやすきを押してくださる方がいることが嬉しくて1人1人の通知で舞い上がっています どうぞ本年も何卒宜しくお願いいたします さて、タイトルの話に戻り私の2024年のおすすめランキングはこちら! 去年読めた本は合計36冊でした 何かと環境が一気に変わる中で、益田ミリさん、ジェーンスーさん、辻村美月さん、よしもとばななさんと気になっていた作家さんに新たに触れることができ

2024年、読んだ本📕

今年も残り、12日 色々と、この一年を振り返る時期になりました。 今年も色々なことがあったなぁ。と感じるのですが、 今回は、今年1年で、読んだ本について振り返ろうと思います 今年の個人的な、読書の目標は、長編小説をたくさん読む! ということでした。 仕事をフルでしているときは、なぜか、本を読む気が起こらず、 学生時代、読書するのが習慣だったのに・・・ 社会人になってからは、読めても自己啓発本やエッセイが、限界でした。 自分の中で、読書離れ、長編小説離れ 起きていたので

超久しぶりに読書を再開した私が選ぶ今年のベスト本2024

今年、私が読んだ本を数えてみた。 10月初めに図書館に通い出して、約3ヶ月の間に読んだのは14冊だった。 たったそれだけ、と思われるかもしれない。 けれども、社会人になってから仕事に関する参考書以外ほぼ目を通してこなかった私が、読書を趣味として再開すると決意してから本当に久しぶりに読んだと言える14冊だ。 時に図書館内をぐるぐるしながら吟味したり、時にほぼ直感的に選んだりして手にとった本は1冊1冊がとても読み応えがあり、もっと読みたいと思わせてくれた。 どれもまた読み直

2024年に読んで良かった本

こんにちは! 2024年の読書まとめです。 Kindle Unlimitedフル活用2023年にKindle Unlimitedに入ってから1年半くらいが経ちました そのおかげもあり、2024年は読書量が増え、45冊の本を読むことができました!!うれしい 以前の私は「なんか読みたい気分じゃない..」となると数ヶ月間読書をしなくなってしまう癖があったのですが、Kindle Unlimitedのおかげでいい循環が生まれました。 生まれた好循環 Kindle unlimi

2024年に良かった本と音楽

2024年は大体60冊の本を読み、774時間の音楽を聞きました。その中でも特に良かった5冊と5アルバムをまとめてみます。 万延元年のフットボール/大江 健三郎とにかく密度が濃くて、読書中は周りの重力が数倍にもなったような重苦しさを感じた。映画で言えばタル・ベーラやヌリ・ビルゲ・ジェイランの作品の持つような重厚な密度が近いか。それでも一度読み出すと、止められないのは、文章の圧倒的な格好良さにある。1文、1単語、全ての文章がもう異常なほど格好いい。例えば今ページをパラパラとめく

2024年面白かったマンガBest10

1年間いろんなマンガを読みまくりました! マンガのある世界に生まれて、めちゃくちゃ幸せだなと思います。 もし興味があれば、ぜひ読んでみてください! 1位「メダリスト」 米津玄師さんが逆オファーして主題歌を書いて、全人類におすすめしているマンガ。 フィギュアスケートで金メダルを目指す女の子とコーチのお話です。 ある意味王道のスポーツものですが、主人公の頑張る姿に涙なしでは読めなかったです。 コーチとの関係性も師弟関係なのに対等で、子どもとの関わり方の勉強になりました。 2

ざっくり、今年読んだ本をふりかえる

ざっくり、今年読んだ本(文芸はのぞきます。文芸入れるとあれもこれも書きたくなって終わらない笑)のふりかえりをします。 例年どおり、夕飯のすき焼きを作る前の時間で手早くまとめてみるね!!   「今年出版」ではなく「私が今年」読んだ本のうち、印象に残っているものは…… ぱっと思い出せる本世界一流エンジニアの思考法/牛尾剛/文藝春秋 (2023/10/23) 「使える」仕事術を惜しみなく提供してくれた筆者に大きな拍手を。マーキング部分を流し読みするだけでもスキルが上がる気がする

2024年振り返り&ベスト(映画、本、アート、場、ライブ、アルバム)

振り返り(仕事)モニクルフィナンシャル PortPort Inc. 中村海産(パッケージ、ブース、各種コミュニケーションツールデザイン) NewsPicks Brand Design 日産クリエイティブサービス 聴くデザイン(個人) 特に嬉しかったのは、モニクルフィナンシャルさんにて宮本さんと念願のお仕事をご一緒できた事と、PortPortさんのページが『Klikkenthéke』へ掲載された事。そして鎌田さんとのセッションを通じた「聴くデザイン」への発見。 「

2024年に読んで面白かった本を挙げる

2024年は洋書100冊、和書132冊(本日読了予定)、合計232冊になりました。洋書は今月だいぶチートしたので久しぶりにいい数字になりました。 和書では、6作品の書評を書かせていただき、洋書としては、数字に入っていませんが2冊リーディングをさせていただきました(2冊で1000ページ超えるはず)。他に2冊の「翻訳」と「編集協力」にかかわらせていただきました。というわけで、何が言いたいかというと、「めちゃくちゃ忙しかったー!」です。おかげで今年はほとんど映画館に行けませんでした

今年のベスト本は、動物学者が書いた本

わたしがおすすめする本は『積みすぎた箱舟』著:ジェラルド・ダレルです。 こんなふうに、始まります。 文明の手が届かない、密林に近づくシーンから、この話は始まります。 著者のジェラルド・ダレルは、イギリス人の動物学者です。子供の時から虫や動物が好きで、動物園の飼育係になりました。 自分でアフリカへ動物を取りに行きたくなり、友だちの鳥類学者であるジョン・イーランドを誘って、カメルーンへ出かけます。 話に出てくるのは、動物のことばかりではありません。自然描写が美しいのです

淡の間的・ベストバイ〜本編〜

モノ編に続き、本編をまとめてみました!ベストバイ企画。 金銭感覚は人それぞれだと思いますが、毎年年収の1〜2割を書籍代に費やす占い師が選ぶベストバイ・ブックスたちです。 「面白い」「参考になった」というのは勿論ですが 人に薦めたいと思えるかどうか 売れてほしい=評価されてほしい(著者に利益が出てほしい) 書店と出版社に還元されてほしい(よってAmazonのリンクは極力避けました) このような基準で選びました。参考になれば幸いです。 _ 1.学びがわからなくなった時に

¥500

【読書】名刺がわりの小説10選2024

◾️ぷろろをぐ毎年末にこのタイトルで記事を書くことにして早4年目。 ちゃんと続いてるなぁという感慨深さとともに、「もうこれ始めて4年目!?」という驚愕にも似た気持ちがよぎります。 本当に年をとると時の流れが早過ぎる…。 さて今年は47冊の文庫本を読みました。 (毎度のことながら私は単行本ではなく文庫本派なのです) 中には正直「合わないな」と思った本もありましたが、95%は好きでした。そんな中から10冊だけ選ぶのはなかなか難しいなあ。 …と悩みに悩んで決めました!どうぞ!

2024年のベスト本

振り返ってみると、2024年は153冊もの本を読んでいました。 ライトノベルやKindle本も含んでいますので、1冊の読了時間が短いものも含んでいます。 とは言っても153冊。 その中から、ある程度ジャンルに分けてベスト本を紹介します。 実用書noteで反響が大きかった本 本に書かれている通りの作業を行うと、本当に誰でも小説が書けるようになる本です。 文筆に関わる内容だからか、これについて書いた感想はnote内でとてもご好評いただきました。 そして私自身も長年の夢だった

はるから日誌_19 はるからベスト2024

こんにちは。はるから店主です。 今年も残すところあと半月。皆さんは今年、どんな本に出合いましたか? 今日は、今年はるから書店でよくお買い上げいただいた本を集計してみました。私の感想もちょこっと交えながらご紹介させていただきます。 ★集計は2023年12月~2024年11月。オンラインストアのほか、出張本屋やイベント出店で販売した数も含みます。 1位 『元気じゃないけど、悪くない』青山 ゆみこ おそらくこの本でしょう…!と思っていたら、やっぱりそうでした。 これがあっ

<2024年>心がグングンと突き動かされた5冊♪

2024年も残り数日となりましたね。 毎年のことですが、あっという間の1年で年の瀬の慌ただしさを今さらながら感じています。 noteからは「2024年の記録」お知らせがあり、感激しました✨ このようなサービス大変ありがたいです! そこで、自分でも記録を振り返ってみようと2024年の読書記録を読み返したら、読書感想文の掲載数は昨年より少なく30冊の本を掲載していました。 人間は忘れやすい生き物で、「この本について感想を書いていたっけ?」と完全に忘れていた本もあって。。。す

アガサ・クリスティーでゾッとする

noteの連続投稿企画での抽選にあと一本で参加できるので、テーマに沿って、下書きなしの一発書きで軽く一つ書いてみます☺️ 選んだテーマは「#今年のベスト本」。もう年明けちゃいましたけどね…。 ということで2024年のベスト本! 小さい頃は本を読むのが好きでしたが、中学生ぐらいから漫画にシフトしてほとんど読まなくなりました。 そして漫画もほとんど読まなくなった最近、つまり○年ぶりにまた小説を開き始めています。 ジャンルは"ミステリー"。 ホラーはだめだけど、ミステリーは

2024マイベスト本ランキング

 2024年の個人的ベスト本をランキング形式で紹介しようと思う。  ちなみに私の2024年の読了本数は、45冊(+今読んでる1、2冊)だった。  なんか、少ない!読書への熱量はわりとあった1年だったような気がするのだが、思いのほか少なかった。  とはいえ、今年は、個人的にも世間的にも、本や小説に関する熱い思い出がいくつかあった。  1つ目は、何といっても韓国の作家ハン・ガンさんがノーベル文学賞を受賞したこと。私は昨年あたりから韓国文学に激ハマりしていた。そんななか、ノ

2024 読書この一年

 その年に読んだ本の中から特に印象深いものをご紹介する歳末恒例企画「読書この一年」をお送りします。2024年の読了冊数は81冊で、昨年が86冊でしたから微減となりました。積読本がどんどん増えていくのが情けない限りですが、それでも、今年も面白い本に多数巡り合うことができました。 歴史松沢裕作『歴史学はこう考える』 ◆ちくま新書、9月11日発売、10月1日読了  今年読んだ本の中で最も推したい一冊です。歴史家が史料を読み、解釈し、議論を行うとき、具体的にどういう作業を経てい

【#今年のベスト本】『移動する人はうまくいく』

#今年のベスト本2024年に読んだ本で、私の中で1番は、 『移動する人はうまくいく』 長倉顕太著(すばる舎) である。 リザストの、あるセミナーで、 講師の先生から強く勧められた。 すぐに読みたくて、kindle版を購入したが、 書店で平積みになっていたので、 紙の本も買ってしまった。 会いたい人に会いに行く 行き詰まったときには 引越しするのがよいらしいが、 すぐにはできない。 コロナ禍も落ち着いてきたことだし、 それまでなかなか会えなかった人に 会いに行くこと

2024年に読んだ本・漫画を全部まとめて振り返る

私はnoteだとあまり話題にしませんが、それなりに本を読んでいます。「活字ならなんでもいいや」ってスタンスなので、自己啓発からライトノベルまでなんでも読みます。本当に。マジで。 せっかくなので、今まで言及しなかった分もまとめて振り返ってみようと思います。もちろん簡易的にですが。 アホみたいに長いので、以下の目次から見たいところだけ見るのがおすすめ。 自己啓発自己啓発とは何か? けんすうさんがまさにそれだ!ってことを言っていましたが、要するに「良い行動」を増やすことで「良い

2024年 今年読んだ本

どうも紫陽花です 去年からの恒例にするつもりだったものの手をつけるのが遅くなり、書いてる間に年を越えてしまった。 しかしnoteを読んでいると、他にも年を越して棚卸し記事を投稿している人たちが結構いて励まされる。 (よってこの記事で云う今年は2024年を指している。) 2024年は新しく45冊ほど読んだらしい。少ないね。 読書に集中できず、数ヶ月くらい再読ばかりしていた時期があったんだよな。まあ、大切なのは数じゃないはず。 それではスタート。順不同。 『私たちはいつか

今年出会った素敵な小説たち

趣味の一つが読書です。学生の頃から、読書メーターで記録しています。 子育てをしていく中でもできるだけ時間を見つけて読みたいと思っていますが、難しいですね。 せっかくなので、今年読んだ小説の一部をnoteにも記録しました。 俺たちの箱根駅伝 池井戸潤産前、最後に読んだ小説です。産休に入ってから読み始め、久しぶりに時間を忘れて一気読みしました。 池井戸潤先生の小説が大好きで、新刊を追っている作家さんの1人です。多数映像化もされていますが、原作派です。 この小説は、読んでい

【TUFTI】を試してみた。その後の経過報告

ビジネス兼NLPの講師に、たまたまTUFTIを紹介されて読んだ。 その後に、偶然Amazonプライムで三体を観た。 先週は、久しぶりにスタエフを聞いてコメントしたら、配信者とコラボ配信の方に突然チャネリングされた。 翌日に、急に閃いて「やっと」気づいた💡 私は【誰かの言葉】に常に影響されていたことを・・・。 TUFTI的に言えば、【台本】通りに人生のコマを進めさせられている。 その【台本】という物は、眠っている私たちでは変えられない代物らしい。 私たちは起きている感覚