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2024年、読んでよかった本たち

12/22時点で77冊、読みました。まだ増えそうだけど・・・

いろんな本との出会いは普段の生活で良いスパイスになるし、糧にもなります。

ジャンル別に良かった本をご紹介しますので、もしご興味があれば年末年始のお供にどうぞ。


展開にびっくりした本

方舟

どんでん返し系なのであらかじめ覚悟していたけれど、予想と全然違う展開に見事やられました。もう一度最初から答え合わせしたくなりますよ。

エレファントヘッド

読んだことのないカオスな展開にずっと驚きっぱなしでした。一体どうしてこんなストーリーを思いついたのだろう・・・

彼女が最後に見たものは

驚きの展開もありつつ、とても胸にグッとくる作品。

逆転美人

美人で生まれてきたからか苦労が絶えない主人公。
びっくり。ひたすらびっくり。こんなトリックを編み出す作者はすごい。読みながら感じる違和感の正体にひたすら驚愕しました。

三体

壮大すぎてしばらくこの世界観から抜けられなかった。2と3も読もうと思うけどどっぷり浸ってしまいそうなので読むタイミングを検討中。

ラバーソウル

おそろしいストーカーの話なのですが、最後のまさかの展開に動揺しますよ。

シュールでたまらない本

風と共にゆとりぬ

朝井リョウ先生は、歌って踊ってバレーボールしてお尻が痛い先生です。

じゃむパンの日

エッセイの域をこえたショートショートのような本。こんなに素敵で面白いエッセイ文章はずっと読んでいたい。

イスラム飲酒紀行

お酒がないイスラム圏で必死に酒を探す高野秀行氏。酒への執念がシュールすぎて笑えます。誰も近寄らない様なところへまで酒を求めに行くのです。危険をかえりみず酒のためならどこまでも出向く執念はある種、尊敬。

カレー沢薫のワクワク人生相談

カレー沢薫さんという、とても面白い方に出会えて良かったです。とりあえず、家から一歩も出ないことで大抵の問題は解決されるそうです。

おいしいもので できている

自称「変態変態料理人」によるオタク的グルメエッセイ。食を愛することの楽しさや尊さをクスッと笑いながら感じることができる素敵な本。

怖い本

近畿地方のある場所について

夜に読まない方がいい・・・最後の袋とじを見て「ひゃっ」と変な声が出た・・・

出版禁止 ろろるの村滞在記

伏線が多いので考察がおもしろいけど、意味がわかるとギョッとします・・・

名探偵のいけにえ

この作品自体はフィクションですが実際に起きた宗教団体の事件がモチーフになっているので怖い。この本を読み終えた後実際の事件を調べるとさらにゾッとします。

ほっこりした本

保健室のアン・ウニョン先生

記念すべきはじめて読んだ韓国文学。ファンタジー要素も入ってるけど、先生のキャラクターと周囲の人たちが一癖二癖もあっておかしいです。最終的にほっこりします。

自由研究には向かない殺人

ミステリーに分類されるの本著は主人公の少女とその相棒となる少年の性格が魅力的で彼らのやりとりにほっこりする。内容はヘビーなはずなのに、全くそう感じさせないとても素敵な小説。

横道世之介

みんな大好き世之介さん。唯一無二のキャラクターで、私も現実でこんな人に出会ってみたい。

成瀬は天下を取りにいく

ほっこりするし、元気が出る。いつか成瀬に会いたい。

自分のためになった本

岩田さん

任天堂の元社長、岩田さんの仕事に対する姿勢や人柄がわかるエピソードが満載。本自体はビジネス書のように難しくなく、隙間時間に読むことができるのでおすすめです。

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

全盲の美術鑑賞家である白鳥さんは一体どうやってアートを見るのか。白鳥さんと周囲の人たちが織りなすエピソードが面白くて、私もアートの見方が変わりました。

水中の哲学者たち

哲学なんてようわからん・・・と思っていたけどこの本がやさしくその心を溶かしてくれました。物事は全てわからなくていいんですって。

アルケミスト 夢を旅した少年

夢を諦めないこと、自分の心を信じることの大切さを学んだ良作。たまに読み返そうと思います。

夜と霧

極限状態の人間の精神と心理状態について解説された本。著者自身も壮絶な体験をしているにもかかわらずここまで分析していることがすごいとしか言いようがない。また読み返そう。


※こちらの記事はAmazonアソシエイトを利用しています


本についてはこちらへも綴っていますのでお時間ありましたらぜひ遊びにいらしてください

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