飯野 希|Nozomu Iino

NEWh. Business Designer|moyau. Service Designer|HyperIsland MA Digital Management|Occasional Guitarist|日々勉強しています|半径5mからやさしい世界を

飯野 希|Nozomu Iino

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マガジン

  • Business Design Magazine

    • 53本

    ビジネスデザイン・新規事業開発領域で働く方に向けて、NEWhメンバーが日頃の業務で得た気づき・発見・学びをお届けします。

  • Hyper Island体験記

    35歳にして海外のクリエイティブビジネススクール(大学院)にチャレンジすることになったので、自分の体験記をまとめます。 誰かの学び直しの背中を少しでも押せたら、という気持ちです。

最近の記事

【プロンプト例有】新規事業への生成AI活用を加速する”事業テンプレート化”のすゝめ

こんにちは、株式会社NEWhの飯野です。 新規事業開発への生成AI活用。 多くの企業が興味を持っていますし、何かしらトライしていると思います。 生成AI自体は、新規事業開発プロセスのいろいろな部分で使えます。市場調査を効率的にする、事業アイデア創出のサポートをする、事業アイデアの評価を行う、プロトタイプの作成、ユーザーテスト・・・などなど。あげていくとキリがないです。 ただ、生成AIの事業開発への活用の事前準備として、あまり知られていない重要なステップがあります。 それ

    • Wrap up week!! @ Stockholm

      10ヶ月ぐらいオンラインで授業を受け続けてきたビジネススクールの授業もやーっと終わりました! 基本オンラインではあるものの、いっちばん最初の学生生活が始まるタイミングと授業が終わったタイミングの2回で、オフラインで集まる機会があります。 最初のオフラインの様子は下記に書いています。 ということで6月中旬に、改めてストックホルムに行ってきましたので、その様子を簡単に書きます。 いままでのHyper Island体験記は下記のマガジンにまとめていますので、気になる方は読んで

      • 「結局はプロンプトですか?」に物申したい:プロンプトの質と設計の質の話

        こんにちは! 株式会社NEWhの飯野です。 先日、「新規事業プロセスにどう生成AIを活用できるのか」という主旨のセミナーを開催&登壇させていただきました。 250人を超える申し込みがあり、かなり難しい内容だったのにも関わらず満足度は約90%、多くの方に嬉しい感想をいただくことができました。参加いただいた方々、ありがとうございます。なにかひとつでもヒントになることがあれば嬉しいな、と思っています。 今回のセミナーではSlidoというサービスを活用し、気になったことをリアルタ

        • Leading Teams: チームの働き方で感じた日本とヨーロッパの違い

          Hyper Islandの体験記も終わりに近づいてきた感じがします。今回は6つあるモジュールの最後の6つ目が終わったので、その報告です。 今までの体験記は下記にまとめています! 最後はLeading Teamsというモジュールで、Hyper Islandのコアとなるモジュールだと言えます。このモジュールだけ短期ではなく、10ヶ月に渡って少しずつ行われました。 Hyper Islandでは、10ヶ月で5つのプロジェクトをチームを行いました。それぞれのプロジェクトでどうチーム

        マガジン

        • Business Design Magazine
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        • Hyper Island体験記
          19本

        記事

          生成AIでダブルダイアモンドは終焉に? 新モデルStingrayからAI時代のプロセスを再考する

          NEWhのBusiness Designer、飯野です。 僕が所属しているNEWhでは、Business Designerが持ち回りで毎週Business Designに関する記事を更新しています。 いままでのマガジンは下記から読めますので、ぜひご覧になってください。僕もイチメンバーとしても勉強になることが多いです。 さて、僕は生成AIによって新規事業開発プロセスがどう変化するのか? どう組織が変わるのか? にすごく興味を持っています。 グローバルのデザインファームであ

          生成AIでダブルダイアモンドは終焉に? 新モデルStingrayからAI時代のプロセスを再考する

          生成AIが広げる専門職ジュニア層とシニア層の距離 − AI時代にどう強いチームを作るか

          こんにちは、NEWhでBusiness Designerをやっている飯野です。 NEWhでは、Business Designerが持ち回りで毎週Business Designに関する記事を更新しています。私もその仲間になりましたので、早速記事をかくぞーーーーーという気持ちです! いままでのマガジンは下記から読めますので、ぜひご覧になってください。 さて。みなさんも察するところかと思いますが、「ビジネスデザイン」と言ってもスコープが非常に広く、何を書くか正直迷うところ。 と

          生成AIが広げる専門職ジュニア層とシニア層の距離 − AI時代にどう強いチームを作るか

          Future Scenarios:未来を予測する

          前に書いた記事から気づいたら1ヶ月以上経っていました。 危ない。書くという行為は不思議なもので、定期的に書いているときはどんどん書けるのに、間が開くと全然書けなくなっている。たぶん「自分は書ける!」っていう自信がなくなっているからなのでしょうか。 まあそれは置いておいて。今回もクリエイティブビジネススクールのHyper Islandの授業がひとつ終わったので、それについて書いていきます。 いままでの体験記は下記にまとまっています。 さて、今回はFuture Scenari

          Future Scenarios:未来を予測する

          Hyper IslandのBusiness Transformationの授業が終わった

          Hyper Islandの6つ中4つ目のモジュールが終わりました。もう終盤だ。今回も成績としてはDistinctionをとることができ、いままでなんとか全てのモジュールでDistinctionをとることができています。 いままでの学びの振り返り記事は、下記にまとめております。 今回のモジュールは"Business Transformation & Innovation"という授業。その名の通り、企業のなかでどう変革を起こしていくか? いままでの延長線ではない事業をどう作っ

          Hyper IslandのBusiness Transformationの授業が終わった

          SaaSにおけるCSの前提を疑ってみる

          ※この記事はXからの転載です いままでいくつかのSaaSの企業にいろいろなポジションで携わってきたわけですが、CSのポジションって特殊だなと常々感じています。 というのも、企業によって「CS」が意味する領域も異なるがゆえに、職種の定義がしにくいし、企業によっては明確な目標も置きにくいように見えます。ただ不思議と、どのSaaSの企業でもCSというポジションはあります。 とはいいつつも、一般的な役割たちはこんなんふむ。 上記の通り、企業によって領域と役割は異なるものの、CSと

          SaaSにおけるCSの前提を疑ってみる

          成長している本人は成長は感じにくいのかもという話

          ※この記事はXからの転載です。 「科学的根拠に基づく最高の勉強法」という本で、面白いことが書かれていた。「再読する」という学習方法の有効性については科学的な根拠はない、と。その理由として「流暢性の錯覚(幻想)」があげられている。 また、他の科学的根拠がない学習方法として、ノートの書き写し・サマリ、テキストへのハイライトなどもあげられている。これらは勉強した気にはなれるが、実際に効果は低いそうだ。(もちろんサマリやハイライトの技術にも寄るが) 一方、科学的な根拠がある学習方

          成長している本人は成長は感じにくいのかもという話

          北欧クリエイティブビジネススクールで推薦された本たち

          Hyper Islandというスウェーデンのクリエイティブビジネススクールに通って、そろそろ8ヶ月。グループワークや、エッセイを書くなかでいろいろな学びがありましたが、多くのインプットができたことも、入学してよかったひとつのことです。 いままでの体験記は下記にまとめています。 モジュールは全てで6つから構成されており、それぞれのモジュールで推薦図書があります。全ての推薦図書を読む必要はありませんが、読んでおいた方が学びは深くなる、気がします。 「気がします」と書いたのは、

          北欧クリエイティブビジネススクールで推薦された本たち

          結局Hyper Islandとは何なのか? 何を学べるのか?

          (おそらく)Hyper Island体験記も終盤の方になってきました。体験記まとめは下記に。 今回の記事では、7ヶ月ぐらいHyper Island Journeyを体験してみて、自分なりに理解してきたことを書きます。もしかしたら読者のなかには、僕がいま受講しているHyper IslandのMA Digital Managementコースを検討している人もいるかもしれないので、その人たちの何かになればいいな、と思いつつ。 "Digital"って入ってるけど、取り合えずそれは

          結局Hyper Islandとは何なのか? 何を学べるのか?

          スタートアップに途中参画するときに最大限気をつけていること

          副業などもやっていたし、なんだかんだフリーランスみたいな働き方を2年ぐらいしているので、一般的な人よりは『新しい会社に入る』という経験を僕は多くしています。半年以上働いたことがある会社はざっと10社ぐらい。細かいのをいれるともっとあるけれども。 一方で、僕は自分自身で創業メンバーとして事業や会社の立ち上げも3回しているので、新しいメンバーを受け入れる側の気持ちも理解しているつもりです。 そこで自分の経験をもとに、 途中参画するならこんな入り方がスムーズな気がする 受け

          スタートアップに途中参画するときに最大限気をつけていること

          Hyper Islandのモジュールも折り返し地点に。

          ビジネススクールの6つあるモジュールのうちの3つめが終わりました。こないだ入学したばかりだと思っていたのに、時が過ぎるのが速い・・・ いままでの体験記は下記にまとめています。 モジュールの3つめは、『Agile Making & Prototyping』というタイトルで、まあ内容はタイトルの通り、「アジャイル的にスピーディーにプロトタイピングして改善を繰り返そうね!(スーパー意訳)」って感じです。 他のモジュールは1ヶ月半ぐらいの期間でひとつのモジュールをやっていくので

          Hyper Islandのモジュールも折り返し地点に。

          書く気にならないなあってときにテンションがあがる本たち

          今年こそ、noteを書くぞ……。 と2024年の最初に思っていた人も多いはず。僕もそうです。 どうですか? 書けていますか? まあ、書けていない人もいると思うんですよね。 わかります。文章を書くのってなんかめんどくさいじゃないですか。 これを書いたところで誰が喜ぶんだっけ? 雑な文章を書いて、自分の文章力がないことバレないかな? 書いても結局読まれないしな…… とか書く前のメンタルブロックもあると思うのですけど、実はこれは「めんどくさいな」って思いが先にあって、そ

          書く気にならないなあってときにテンションがあがる本たち

          禁肉10ヶ月、禁酒5ヶ月して心身に起きた変化

          タイトルの通りです。 4月からペスカタリアンの生活をしていて、10ヶ月が経ちました。 上記の記事では、体調にそんなに変化がないと言ってましたが「あれ? これもしかしたら、肉食べてない影響なのかな?」と思うことがありました。 また、9月にビジネススクールに通い始めてから、禁酒をしています。忙しいときは毎日のように家で飲んでいたので、それなりにライフスタイルも変わり。肉を辞めたときよりも、生活に与えた変化は圧倒的に多いと感じています。 どっちの影響かわからないことも多いので

          禁肉10ヶ月、禁酒5ヶ月して心身に起きた変化