【散文】日が暮れると安心する症候群5
笑っても泣いても
やがて日は暮れて
同じ重さの朝がまた来る
「あんなことあったよなぁ」と微笑んだ
未来の私は何処か他人事
暗い人間にしか
生み出せないものもあるって
信じてる
まやかし
今日だけ今だけと
吐いても吐いても
溢れ出てくる
愚痴
誰か止めて下さい
私の息の根
エナジードリンクで頭痛薬を流し込む
もう優しくしてくれるなら
怪しい宗教団体の人でもいい
誰か今すぐ騙しに来て
家族ごっこに向いてない
泣いても笑っても、私
どこにでもいる小汚い家族連れが眩し