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#人事の仕事

「この仕事がおもしろい!」と感じたエピソードや、他の職種の人にも教えたい、人事の仕事の魅力や面白さを教えてください。

新着の記事一覧

エンゲージメントは事業貢献に"直結"するという神話

こんにちわ☆彡 本日は 「エンゲージメント」 について、取り上げていきたいと思います X(旧Twitter)にてエンゲージメントについてポストしたところ、 様々なご意見やご反応を頂戴しました かく言う私も前職で人事企画に従事する中で この「エンゲージメント」の取扱については、経営陣との議論含め かなり苦労した経験があります 他方、人的資本経営や人材版伊藤レポート2.0などの流れを受け、 エンゲージメントが揶揄すると「神格化」されている風潮も気になっているところでした

【小説】DXの架け橋スピンオフーAIが下す判断、人が選ぶ未来(人事部 高瀬奈緒の場合)

第1幕:「合理的な判断」人事部オフィスの空気は静まり返っていた。 高瀬 奈緒の目の前に並ぶのは、冷たいデジタルの文字列だった。 《解雇対象社員リスト》 佐藤 圭一(営業部・50歳) 田中 翔(開発部・25歳) 藤尾 奈々(総務部・35歳) 彼女はモニターを睨みつけ、無意識に机を指でトントンと叩く。そのリズムが、彼女の苛立ちを物語っていた。 「……本当に、このリストが“正解”なんですか?」 無機質なスピーカーから、規則正しい声が響く。 AIリン:「業績評価、

今週のHRtech NEWS(2025/2/17~23)

2月17日~2月23日のHRtech関連ニュースをお届けします。「新サービス」「調査結果」「キャンペーンその他」に分類しています。 お知らせカキモトリクオフィスでは上場会社をはじめとする企業の採用広報・採用ブランディングを支援しています。 採用広報・採用ブランディングの無料オンライン相談会を開催しています。お気軽にご利用ください。 noteで連載中のカキモトリクオフィス「採用広報ゼミ」最新記事一覧 新サービスレバレジーズ株式会社がエッセンシャルワーカー向けサービス「レ

PDCAサイクルを“イノベーションの壁”にしない組織開発

 4月に新入社員を迎える組織の人事部の3月は、その準備に忙殺されることでしょう。そして、その中には、新入社員研修についての議論も含まれるのではないでしょうか。  そこで、新入社員研修の鉄板テーマであるPDCAサイクルについて、少し考えてみたいと思います。 クレーンゲームから想うこと  クレーンゲームをやったことはありますか?  よほどの達人でない限り、大抵、1回目は失敗します。そこで、その失敗を反省し、もう1回、挑戦をするのではないでしょうか。  しかし、1度、自分が動か

ラーメン、おやつ、エンタメ

今朝の放送では、アウトプット力・言語化力のレベルを高めたい、といったお話をしました。 今日は、お相手との関係を深めていきたい、という時のコミュニケーションについて最近あった出来事を振り返りながらnoteに残します。 ***

OJT完全ガイド!中小企業の人材育成を成功させる実践的ステップ

=OJT(職場内教育)の基本から実践ノウハウ、成功事例まで徹底解説!指導者の育成方法やデジタル活用法も含め、中小企業がすぐに活かせる実践的なOJT戦略をお届けします。= OJTの導入・運用で人材育成を加速!中小企業の即戦力を育てる実践手法人材育成は、中小企業の成長を左右する重要な要素です。しかし、研修にかけられる時間や予算が限られる中で、いかにして効果的な教育を行うかに悩む企業は少なくありません。そんな課題を解決するのが「OJT(職場内教育)」です。 OJTは、実際の業務

提示年収金額で負けている!?他社比較された時のカウンタートーク集

はいどーも\( ˆoˆ )/ 今回は! 候補者様を内定承諾に導きたい! そんなクロージングトーク時に使ってきた カウンタートークを書き留めておきます✏️__+* これは私の経験談ですが… 他社比較された際のカウンタートークをいくつ持っているかで、勝敗が決まると思っていて。 特に難しいのが 給与負けしている時だと感じています😢 「成長環境が整っているかが決め手です!」 と言ってくれていたあの候補者様だって。。。 やっぱり年収が出ればそりゃそちらに行きますよね〜( ;∀;

なぜ外国人採用が必要なのか?~人口減少の現実と企業の危機~Why do we need to hire foreigners?

日本の人口は減少の一途をたどっており、特に生産年齢人口(15~64歳)の減少は深刻です。このままでは、労働力不足によって経済活動が停滞し、企業の存続すら危ぶまれる可能性があります。 総務省の推計によると、2050年には日本の人口は約1億人まで減少し、生産年齢人口の割合は50%を下回ると予測されています。つまり、2人に1人が高齢者となり、労働力不足がさらに深刻化することが予想されます。 このような状況下で、企業が生き残るためには、新たな労働力の確保が不可欠です。その一つの解

人事は必ず知るべき「降格」の考え方とは?

多くの企業では「昇進」は大きなテーマですが、「降格」についてはあまり積極的に語られることがありません。 降格は「基本的に行わない」「行うとしても例外的なケース」という企業が多いのではないでしょうか。 しかし、変化の激しいビジネス環境において、社員の役割や成果に応じた適切な処遇を実現するためには、降格もまた選択肢の一つとして考える必要があります。 多くの人事にとって目を背けたくなるポイントですが、改めて内容を見ていきたいと思います。 降格はネガティブなものなのか? 降格

再生

2025年の海外人材ビジネス③これからの日本は外国人に選ばれるのか?

※本動画は2025年1月28日に開催したセミナーのアーカイブ動画となります。 今回は、外国人材活用の専門家である横山仁氏を講師にお迎えし、 現状の海外人材ビジネスについて詳しくお話しいただきます。 動画は3部構成となっていて、第3部となるこの動画では、 外国人材ビジネスの気になる点やこの先に日本が外国人材に選ばれるのかどうかについて、ディスカッションを行っています。 第1部と第2部を見てからこの動画を見ると、より理解が深まるかと思いますので、ぜひ下記からご視聴ください! 01:34 ネパールの方が 中東に行く理由は? 02:18 ドイツへ出稼ぎに 行く人は多い? 04:03 各国の労働者の送り出しスタンス・各国の政策で大きく左右されるフェーズなのか? 10:26 外国人労働者を急に増やした場合、日本の受け入れ体制は大丈夫? 15:25 日本に外国人は 来る?来ない? 18:08 日本の受け入れ体制を整えるために必要なことは? 19:09 民間企業が外国人材ビジネスを やる上で必要なことは? 21:17 ネパール人の出稼ぎ先

「いい人を採用したのに、なぜ?」早期離職を防ぐ採用戦略とは

こんにちは!株式会社Your Patronumの佐藤です。 「せっかく採用したのに、思ったように活躍しない」 「早期離職が増えて、採用コストが無駄になっている」 そんな悩みを抱えていませんか?💭 採用は、組織の未来をつくる大事なプロセス。 だからこそ 「優秀な人を採ること」だけでなく、「ミスマッチを減らすこと」 が重要です🧙‍♀️✨ 今回は「採用ミスマッチ」を防ぐための具体策をまとめました。 最後まで読んで、ぜひ「スキ」や感想をいただけると嬉しいです🕊 採用ミスマッチ

転職失敗経験のある人事マネージャーから退職者へのエール

退職の決意をした彼女へ 「3月末に退職したいです」 そう連絡をくれたのは、入社2年目の女性社員でした。 彼女は未経験の業界に飛び込んできたものの、 入社前から真面目に課題に取り組み、 コミュニケーション能力も高く、 配属直後から高く評価されていた人材です。 学生時代から 「好きなこと」「やりたいこと」が明確にあり、 それを実現できると考えて入社してくれました。 しかし、働くうちに 「もっと自分の目標に近づける場所があるのでは?」と考えるようになったのでしょう。 も

趣味も仕事も楽しもう!部活動制度のご紹介

みなさん、こんにちは!人事担当の石村です。 今回は当社の「部活動制度」についてご紹介させていただきます! 「部活動制度」とは、社員交流・心身のリフレッシュを目的とし、活動費用の一部を会社が補助する制度です。 共通の趣味を通じて社員のコミュニケーションが活性化されることで、仕事においてもプラスの効果が期待できますよね! 今回は私も所属しているランニング部の活動レポートをお送りしたいと思います! ランニング部の朝は早い 土曜日の朝8時、皇居近くのランニングステーションに

採用広報の始め方|ゼロから半年の試行錯誤で見えた効果と課題

ENECHANGEで採用広報を本格始動して半年。最初は手探りで、まったくノウハウがない状態でしたが、試行錯誤の中で少しずつ形となり、成果や課題が見えてきました。この記事では、採用広報の立ち上げから目標設定、実施した施策、そしてその結果までを振り返ります。同じように手探りで採用広報を進めている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。 ENECHANGEが採用広報を強化した理由採用広報の重要性の高まり ENECHANGEはエネルギーテック領域で事業を展開し、まもなく創業10

人事を尽くして天命を待たない

人事の仕事は、ただ人材を管理するだけではありません。 私は「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を胸に、テクノロジーと人間性の調和を追求し、個人と組織の持続的な成長を実現する世界をデザインすることを目指しています。 人事の本質は、管理ではなく「触媒」である16年の人事経験を通じて、私は人事の役割を「組織と個人の成長を促進する触媒」と捉えるようになりました。 給与計算や労務管理といった定型業務はAIやシステムが担い、人事は以下の3つの領域に集中すべきです。 データドリブン

有給休暇の取得率を上げる!中小企業が実践すべき管理と運用のポイント

=労働基準法改正に対応しながら、社員が休みやすい環境をつくるための実践的ガイド= 有給休暇を取得しやすい職場環境をつくる!中小企業の人事担当者が知るべき運用ルールと改善策「有給休暇を取得しにくい」と感じる中小企業は少なくありません。特に、「人手不足で休ませられない」「有給休暇の取得管理が曖昧」「社員が有給を使いたがらない」といった課題を抱える企業では、労働基準法の「年5日取得義務」への対応も難しくなりがちです。 本記事では、有給休暇の基本ルールから、取得率向上のための実践

【初公開?第一弾】学生⇨メンタリスト⇨AD⇨公務員⇨フリーランス!異色の経歴について初めて話してみようと思う

ちわっす!ぼくです(゚∀三゚三∀゚) ウホー! 今日はネットで公開したことがないぼくの摩訶不思議な人生について振り返ってみようと思います。 タイトルに書いてる通りなのですが、多分日本中探しても同じ経験してる人間なんていないはずなので、寝る前の娯楽として読むのにちょうどいい記事になってるんじゃないかなと思います。 実は今年の2月で30代に突入したカイジなのですが、20代を振り返ってみて「もう書いてもええか!」ということで、これまでベールに包まれてきたカイジのこれまでを振り返

中小企業の人材確保戦略!ブルーカラーの応募を増やす方法とは?

📌 この記事でわかること 中小企業がブルーカラー人材を確保するための具体策 求人を出しても応募が来ない理由とその対策 AIを活用して採用を成功させる方法 給与 vs 働きやすさ:どちらが採用に効果的なのか? SNS戦略・AI活用・無料でできる採用戦略をどう活用すべきか? 🔍 【はじめに】採用市場の変化と今やるべきこと「給与を上げても応募が来ない」— これは多くの中小企業が直面している現実です。 今、求職者が本当に重視しているのは、「給与」よりも「職場環境」や「ワー

時間の使い方について本気出して考えてみた

このnoteは、これからの自分の時間の使い方を考えていた時に、 もし日本の「人的資本への考え方」が変われば、 「働く時間の使い方」にパラダイムシフトに繋がるのではないだろうか と考えたことを綴ったものです。 自分の時間について考えただけなので、 「そこから日本のパラダイムシフトだなんて、、」と思う方もいるかもしれませんが、、、まさに仰る通りかもしれません汗 でも、せっかくだからnoteに書いてみようと思い、書き始めてみます。 冒頭でお伝えしておくと、 このnoteは、

#015 ヘーゲルと村上春樹に学ぶ自己理解の限界と可能性

Cover photo by Jakob Owens 短期集中連載「自己理解 - 仕事と学びのデザインにおけるインサイド・アウト」 最終回(全6回) 仕事と学びのデザインにおいて、自己理解は重要なステップである。自己を知ることで、デザインの方向性が決まる。 自身の思考や行動などを手掛かりにして探究をはじめた私たちは、その奥深さに触れるにつれ、とことん知り尽くしたいという欲求にかられることもある。自己理解を目的としたワークショップが「白熱教室」と化すように、その熱は容易に

部下のメンタルが弱ったときの接し方

私は精神面で病院にかかったり休職したりしたことはないのですが、 振り返るとアレってギリギリだったな… ということが色々とありました。 中には、おおごとになっててもおかしくなかったなー、 ということもあり。 どんなことがあったかというと… 20代 ✅休み明けの前日に、いつも緊張でほとんど眠れない →これは、ストレスではなく普通そういうものだと思っていた ✅朝起きたら、泣きたいわけではないのに涙がボロボロ出る 感情のネジがよくわからないことに (眼の疾患ではなく、泣いて

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フジテレビ事件、日産・ホンダ統合破棄に見る「人事権」

こんにちは、100人以下の中小企業にむけた人事・組織コンサルティング会社「IGNITE HORIZON」です。 フジテレビの一件がまだ火消しされない中で、日産とホンダの経営統合が破棄されたというニュースが入ってきましたが、共通点として「人事権」が組織の中で権力を持つのに非常に重要ファクターだと感じましたので、記事にしました。 なお、フジテレビの一件については、「組織が社会に適合できずに破滅していく」として別記事にまとめていますので、お時間あるときにぜひそちらも御覧下さい。

「事件は会議室で起こっていない」ことを体現する組織開発

 “安心”と“信頼”は、似て非なるものかもしれません。リーダーにとって、これらはどのような意味があるのでしょうか? “安心感”のある組織  信頼とは、利他的であるという考え方があります。すなわち、「相手は自分(私)を攻撃しない」という、期待が成り立つということを意味するというのです。  一方、安心とは、利己的であるとします。すなわち、「相手は自らに損をもたらす行いはしない」という、期待が成り立つということを意味するとしています。  例えば、炎上を引き起こす者は、それが自ら

人材マネジメントポリシー、評価制度にどう組み込む?

皆さんの会社では、人材マネジメントポリシーをうまく活用できていますか? 「時間をかけて作ったものの、どう運用すればいいのか分からない…」こう悩んでいる企業も多いかもしれません。 さらには「え、そんなポリシーがあったんですね!?」「評価制度と何が繋がっているんですか?」といった声が聞こえてくることも。 私も日々悩みながら現場に向き合っている一人ですが、今回はよくある事例をもとに、改めて人材マネジメントポリシーの活用について考えてみたいと思います。 よくある事例① ポリシ

【社員インタビュー】元人事が新規事業立ち上げ!「社員の成長を叶える制度設計」を志すコンサルティング事業の裏側に迫る

1.人事のキャリアを積んだ10年、コンサルティング事業の立ち上げの背景とはーこれまでのご経歴を教えてください。 松島:前職は士業法人グループにて営業職としてキャリアをスタートしました。入社当時の社員数は10名程でしたが、翌年に初めて新卒採用を実施する際に採用プロジェクトに抜擢されたことがきっかけで、人事のキャリアがスタートしました。 最終的には、在籍していた5年間で合併等を経て150名程の組織へと成長しました。その過程で全グループの人事・採用・労務・人材開発に携わり、組織開

社員の介護離職を防ぐ!家族委託と成年後見制度の活用術

=仕事と介護の両立を支援する人事戦略とは?= 社員の介護問題にどう対応する?人事担当者が知るべき家族委託と成年後見制度少子高齢化が進む日本において、「介護離職」は企業にとって無視できない重要な課題となっています。 特に40代・50代の働き盛りの社員が親の介護を理由に退職を選ばざるを得ない状況は、企業の人材確保や生産性に大きな影響を与えるため、中小企業においても対応が急がれています。 しかし、多くの企業では「介護問題は個人の家庭の事情」と捉えられがちで、十分なサポート体制が

就業規則をつくってます

noteを始めて いろんな方が投稿されている様々な考え方や自由な発想に感銘を受けました😊 「きちんとしたものを書かねば!」と気負っていたのですが、私も少し楽な気持ちで書いていきたいなと 思います📝 私は現在、絶賛就業規則改定中です。 昨年の4月から雇用契約書の明示事項が追加され、勤務地(職場)の変更や業務の変更の有無、無期転換権の申込権がある場合は雇用契約書にきちんとその旨と労働条件を明示することになっています。 昨年の契約更新の時点はまだ明示義務がなかったので、そのまま

労務DXの歴史と現在地

3/12に労務DXについてお話することになりました。社労士の桐生先生、ジンジャー人事DX総研の松葉所長と労務DXの課題やポイントについてディスカッションさせていただきます。 労務管理は業務SE時代に取り組んでいたので思い入れがあるテーマですが、一口に労務DXといっても、組織規模や既存のIT資産により全く風景が異なります。 そこで、イベント・セッションに先立ち、労務DXにおけるここ20年の変化を振り返りながら、現在地をひも解いてみます。 労務管理を含む人給・総務系システム

AIネイティブは、ググらない

AIネイティブは、ググらないこのところ、生成AIの進化が凄まじく、無料で使えるレベルのものであっても、かなり高度なレスポンスを返してくれるようになりました。 私自身は、高校時代にポケベル、PHS、そして携帯電話が生まれ、そこからスマホ、そして今現在のAIと発展を見届けている立場ですので、新しいものは「どれどれ?」「使えるのか?」と少し身構えながら試してみることが多いのですが、例えば、私の子供(小6女子)などは、すでにググることさえしません。(ビックリです・・・) 情報を探

【私の仕事】「社会保険料がアップするということは、手取りが減ること」だけではない【健康保険料/社会保険料】

今月、顧問先の建設業さんで、あるセミナーを開催しました。 新入社員も増えてきたので、社会保険の仕組みを学ばせて欲しいという顧問先の社長さんからのリクエストがあり、それほど深いところまでは取り上げない基本的なものでした。 約一時間ほど和気あいあいと行い、最後に質疑応答や雑談になったのですが、そこで従業員から出てきた何気ない一言、 「社会保険料が年々高くなってるから、私達の手取りが少なくなっているんだよね」 という言葉は、もっと重要視しなくてはいけない、ということについて

スタートアップは複線型人事制度をいつ導入すべきか?

スタートアップが成長するにつれ、避けては通れないのが人事制度のアップデートです。 特に、「マネジメント vs. スペシャリスト」というキャリアパスの問題は、多くの企業がぶつかる壁です。 「優秀なエンジニアを管理職にしたら、本人もチームも苦しんでしまった…」 「マネジメントに興味がない人が昇進の道を閉ざされ、結局転職してしまった…」 こうした"あるあるな失敗"を経験した企業がたどり着くのが、複線型人事制度です。 これは「マネジメント職」と「専門職」の2つのキャリアパスを

事業責任者の右腕を目指す。HRBP室が描く、戦略人事の未来像

こんにちは、マネーフォワードビジネスカンパニーのHRBP室です。 「HRBP(HRビジネスパートナー)」という言葉を聞いたことはありますか? 昨今注目されることも多いためご存知の方も多いと思いますが、経営戦略にひも付いた人事戦略の策定と実行を担う存在のことをいいます。 マネーフォワードグループの売上高の6割以上を占めるBusinessドメインを運営する「マネーフォワードビジネスカンパニー(以下、ビジネスカンパニー)」には、「HRBP室」という組織が存在します。 HRBP

海外人事実務のポイント⑥「出向契約・人件費請求」【明日から役に立つ!海外人事のヒント#10】

みなさんこんにちは。SaveExpats広報です。 SaveExpatsは、海外駐在員が安心して現地で活躍できる環境づくりを目指して活動しています。このコラムでは、駐在員を支える海外人事の皆様に向けて、日々の業務に役立つ情報をお届けしています。 さて、実務のポイント第6回目は、「出向契約・人件費請求」について考えていきたいと思います。 駐在員を海外に派遣する際、現地法人との関係性によって、その赴任形態は異なります。 駐在員事務所や海外支店での勤務と、現地法人への出向では

MECEで人事業務をスムーズに!採用・評価・研修を論理的に整理する方法

=MECE(漏れなく・ダブりなく)の思考法を活用して、人事業務の精度を高め、意思決定をスムーズに= MECEを活用して人事業務を最適化!採用・評価・研修の抜け漏れを防ぐ実践的アプローチ 人事業務では、採用基準の不明確さ、評価制度の曖昧さ、研修プログラムの抜け漏れなど、多くの課題が発生します。これらの問題を解決するためには、情報を整理し、一貫性のある仕組みを構築することが不可欠です。 そこで活用したいのが、MECE(Mutually Exclusive, Collectiv

HR領域でのTableau活用スキル育成に向けて

1.はじめに:HR領域でTableauを活用しよう! 私は人事システム部門でTableauを中心とした人事分析基盤を運用しながら、人事部門でのTableau活用推進をミッションに取り組んでいる。 私の詳細は↓のnoteに記載してます。 2023年に人事部門へ異動してきたのだが、想定の何倍もレガシー業務が残っていました。 WordファイルからExcelへの転記、各種集計の際に別ファイルのExcelをコピペして行追加etc…人力作業がかなり根強く残っており、改善の余地が多く

兼任させたら、人事評価はどうなる?

「メンバーに兼任をお願いしたものの、評価ってどうなるんだっけ?」 こんな悩みを抱えたことはありませんか? 兼任は組織にとってメリットが大きい一方で、評価を適切に設計しないと、本人のモチベーション低下や不公平感につながることもあります。 今回は「兼任者の努力を適切に評価するにはどうすればいいのか?」について考えてみます。 論点① 兼任業務の成果をどう測るのか? 兼任業務を任せると、どうしても「成果が測りづらい」という壁にぶつかります。 私も過去に、チームメンバーに兼任

社内コーチが社外のクライアントを募集!

メーカー勤務で社内でコーチングを提供している社内コーチのよしきょんです。普段は、同じ会社の管理職を対象にコーチングを提供していますが、新しく出会うクライエントさんにもコーチングを受けてみてほしいなぁと思ってこの記事を書いています。 クライアント募集勤めている会社で社内コーチとして活動しています。以前、Noteで募集して素敵な出会いがありましたので、再度募集させてください。 THE COACHの認定資格「CICP」と国際コーチング連盟の資格「ACC」の取得を目指してコーチン

孫子の兵法を通して考える「採用面接」

日本人に馴染みの深い兵法書『孫子の兵法』は、ビジネス社会でも応用が利くものとして多くの人に評価されています。 そこで本記事では、孫子の有名な言葉である「まず勝ちて、しかる後に戦う」や「百戦百勝は善の善なるものにあらず、戦わずして敵を屈するは善の善なるものなり」をヒントに、現代の採用面接でよく使われる“ある質問”の問題点について考えてみたいと思います。 孫子の兵法から見る「事前準備」の重要性 まずは、取り上げる孫子の言葉を簡単に整理しましょう。 1. まず勝ちて、しかる後に戦

カップケーキで笑顔と一体感を! 社内イベントを盛り上げるロゴ入りカップケーキの魅力

「休憩時間やイベントがちょっとマンネリ気味…」 そんな悩みをお持ちの企業担当者様へ。 社内イベントを盛り上げる、ちょっと特別なアイテムとして、ロゴ入りカップケーキをご提案いたします。 創業日、年度末、キックオフなど、特別な日にロゴ入りカップケーキを提供することで、従業員同士の交流が促進され、一体感を高める効果が期待できます。 なぜロゴ入りカップケーキが効果的なのか? 1. 楽しい雰囲気を演出 可愛らしいカップケーキは、それだけで場の雰囲気を明るく、楽しいものにして

感覚に頼らない採用面接!適切な人材を見極めるための体系的な採用面接のススメ

はじめまして。ベンチャー・スタートアップ企業のコーポレートのコンサルティング・ハンズオン支援をするKIRINJI株式会社、代表の早瀬です。 今回は、採用に関する相談を受ける中で、採用プロセスの体系化が進んでいないことが、採用課題の根本要因になっていると感じています。 主観的な判断に頼った結果、採用のミスマッチが発生してしまうケースも少なくありません。そこで、本記事では「採用プロセスの体系化」について、私の考えをまとめました。 本記事を通じて、みなさまの採用プロセスの体系化が

人事担当者必見!!新入社員交流会の目的とは!?

こんにちは。 この記事では、新入社員交流会について解説しています。これから新たに職場に加わる新入社員に向けて、交流会の目的と重要性、ポイントなどをご紹介します。 ■ 新入社員交流会とは 新入社員交流会とは、新入社員が会社の組織文化や働き方について理解を深め、他の社員との関係性を築くことを促進するためのイベントのことです。交流会は単なる顔合わせではなく、これからの職場環境での不安を軽減し、チームの一員としての自覚を促すことができます。 ■ 新入社員交流会の目的と重要性

志なければ舵なき舟ーあなたが大切にしたい価値観は?

「志立たざれば舵なき舟」――これは、陽明学を唱えた王陽明の思想を象徴する言葉です。 志がなければ自分の人生がまるで舵を失った舟のように、流されるままに漂うしかなくなってしまいます。これは、何も人生の大きな目標に限った話ではなく、もっと身近なところで言えば、「自分の軸」を持つことの重要性を示しています。 世の中には、情報が溢れ、多くの価値観が交錯しています。その中で、自分は「何を基準に生きるのか」を決めずにいると、周囲の意見に流され、行動や選択に迷いが生じます。 例えば、

人事経験18年のベテラン社員が語るフィル・カンパニーの新卒採用

フィル・カンパニーでは「新卒が会社に与える影響力」のポジティブな可能性を信じ、8年前から積極的に新卒採用を行っています。 現在、26年新卒入社採用の真っ只中。今回、新卒採用を担う菅さんにお話を聞きました。 人事歴18年のベテランで、2023年4月にフィル・カンパニーに入社した菅さん。菅さんは、エンジニア採用を専門とする人材派遣会社で15年間採用責任者を務めた経験の持ち主。 「自分は根っからの話好きで、おせっかい(笑)。だから、会社と人をつなぐ採用担当は天職なんです」と語る

そういえば中の人についての話

こんにちは、ヤマモトです。求人・採用に関する仕事を始めて約7年、時代は大きく変わりました。 私が求人・採用業界に飛び込んだ頃は、まだIndeedは「対策しておけばいいか」くらいの存在だったのに、今や世の中のインフラになりました。何というか、やってくれたなIndeed!という気分です。 ここまで私が思ったことを記事にしてアップしてきましたが、 「広告代理店」はもはや必要ない時代に突入しています。 というのも、 簡易的にGPTを組むだけで求人原稿は作成できるし、 本格

AI採用 vs 人事の判断!結局どちらが正しいのか?

AIが採用プロセスを変革する中で、人事の役割はどうなる? 近年、AIを活用した採用が急速に普及しています。書類選考の自動化、AIによる面接解析、適性検査の最適化など、多くのプロセスがAIによって効率化されています。 しかし、「AIに任せて本当に大丈夫なのか?」 という懸念も根強く、企業によっては人事の判断とAIの評価が異なることもあります。本記事では、AI採用と人事の判断を比較し、それぞれのメリット・デメリット、効果的な活用方法を解説します。 AI採用のメリットと課題✅

第3回 信頼関係を築くカウンセリングの基礎スキル

キャリアコンサルタントやカウンセラーとの面談は、ものすごく話しやすいんです。なぜなら、カウンセラーは信頼関係構築するために、意図的にカウンセリングスキルを使っているから。今回はそんなカウンセリングスキルについてご紹介します。 1.クライアント観察技法クライアント観察技法とは、相談者の言語・非言語によるコミュニケーションを観察すること。 カウンセラーからの質問に対する相談者の応答と表情・態度との間の矛盾点や変化を観察することで、相談者の心情の手がかりを得ることができる。

野中先生が最後に記した"これからの"日本的経営

野中先生が永眠された。 最後の著作となってしまった「二項動態経営」は、年末年始にさらっと読んで終わりになってしまっていたので、改めてしっかり読もうと思い、この記事を書くことにしました。 といっても野中先生の著作を解説するなんてことは私にはできませんし、なによりこの「二項動態経営」は一回読んですべてが分かるというような種類の本ではなく、同じく野中先生の名著「失敗の本質」のように何度も読むことで理解を深めていくような本だと感じています。 そこで、人事プロフェッショナルとして

形骸化した5Sを業務改善に活かす!中小企業で実践する生産性向上の秘訣

=5Sを“やらされる仕事”から“使える仕組み”へ!職場改善と安全管理を実現する方法= 5Sを業務改善の武器に!形骸化しない5Sの進め方と実践例「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」は、多くの中小企業で導入されていますが、「形骸化してしまい、意味のない作業になっている」と感じている人事担当者も少なくありません。チェックリストを埋めるための5S、指示されたから仕方なくやる5S——こうした形だけの取り組みでは、業務効率の向上や職場の安全確保にはつながりません。 しかし、5Sは本

5段階の評価基準、なんとなく作ってない?

「評価基準を作ってください」と言われたとき、とりあえず5段階評価を採用するのは、もうあるあるすぎる話。 そのとき、3を「普通」、5を「優秀」、1を「改善が必要」とかにして、それっぽい言葉を当てはめてはいないでしょうか。 でも、いざ運用してみると—— 「3ばっかりになるんですけど?」 「5の定義が曖昧で結局上司の気分次第になってません?」 「結局、評価を受けても次に何をすればいいのか分からないんですけど?」 みたいなツッコミが入ります。私も過去何度も失敗しました。 じ

社会に出たときに役に立つキャリア教育を

学生を社会に送り出す大学 そして学生を新卒採用する企業 今日はその両者の間のギャップを感じられる事例を取り上げます。 「本学はキャリア教育に力を入れているので大丈夫です」 ご推薦いただける学生は 一定程度コミュニケーション能力を有していますか? 企業にそう問われて返ってきた大学側の言葉。 採用された学生は営業事務系の部署に配属になりました。 電話応対による受注・発注業務で ミスが多く、取引先からのクレームが度々。 その新入社員は退職したそうです。 このような齟齬