武田邦敬|Kunihiro TAKEDA

データサイエンティスト&マネジメント経験を活かして技術コンサルとして独立。人事データ分析チーム育成支援、製品強化のための機械学習活用支援を行っています。 https://ku2t-lab.com/

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ピープルアナリティクスに関する投稿記事のまとめ

私はnoteで「ピープルアナリティクスの道具箱」というマガジンを運用してきました。人事データ分析の経験をまとめたものになりますが、もともとは社内の人事部門や分析チームメンバーからの質問に答えるためにはじめたものでした。 この記事では、マガジンの中を整理しつつ、分析シーンに沿ってまとめていきたいと思います。また、アップデート事項もこちらに記載していきます。 2023/10/26 追記★ 事務所のサイトに本note記事を基にしたピープルアナリティクスに関する特集ページを開設し

    • HRトイデータ(仮想人事データ)を追加公開しました!

      クニラボが自主的に作成・公開している「HRトイデータ」について、新たにデータを追加いたしました。今回もクリエイティブ・コモンズ(表示 - 非営利 - 4.0)にて配布しております。ささやかな追加データとなりますが、ピープルアナリティクスの学びにご利用くださいませ。 HRトイデータって?HRトイデータは、完全オリジナルの仮想的な人事データです。 ピープルアナリティクスを独学するときの悩みの一つが、実データを見ることが難しいことです。組織の情報が一般的に公開されることはまずあ

      • はじめての職場

        今日は、新卒配属でお世話になった古巣のパーティーにご招待いただきました。久しぶりの幕張です。 幕張に通っていたのは社内でデータサイエンティストに転身する前ことで、もう十年以上前になります。かつてのチームメイトや開発者、先輩方とお話することができ、とても朗らかな時間となりました。 私は随分前に離れてしまいましたが、私が開発していた製品が改良を重ねながら世に送り出され続けているというのは、本当に嬉しいことです。そのビジネスが多くの人によって支えられてきたのだということを、改め

        • Python in Excelを使った自動グラフ作成ツール(デモ)

          Python in Excelがリリースされてからいろいろと触って楽しんでいます。楽しみついでにグラフを自動で作るEDAツールを作ってみたのですが、Xでポジティブな反応をいただきました! このツールは、データテーブルで気になる項目を適当に選んだらいい感じのグラフを出してくれるというものです。変数型によってグラフを変えるというごくシンプルなアイデアで実装されています。詳しい作り方については、技術ブログをご覧くださいませ。 こちらのツールですが、Xに投稿した後もいろいろと改良

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        ピープルアナリティクスに関する投稿記事のまとめ

        マガジン

        • とらねこ村<トランスミッション>
          157,463本
        • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン
          86,500本
        • ピープルアナリティクスの道具箱
          50本
        • とらねこ村<トランスミッションⅢ>
          77本
        • 自分の仕事、キャリアについて
          40本
        • ビジネスデータサイエンスの現場から思考する
          36本

        記事

          Python in Excelが正式にリリースされました!

          Excelの上でPythonコードを動かせるPython in Excelが、ついに正式にリリースされました。ビジネス向けのMicrosoft 365を利用されている方は使えるようになっていると思います。 早速手持ちの人事トイデータを使って動かしてみたのですが、以前触ったときよりも洗練されている気がしました。Python in Excelを使うことで、以下のようなことができます。 Seabornを使ったグラフ作り Statsmodelsを使った回帰分析 その他の動作例

          Python in Excelが正式にリリースされました!

          ニュースレターを発行しました。市場シェアを題材にグラフの使い分けについて解説しています。今回はいつもと趣向を変えてTableauを使っています。 「シェア」の変化を可視化して分析する(効果的なグラフの使い方) https://ku2t-lab-pa.theletter.jp/posts/cfe86880-8a9b-11ef-beb2-2d8a4100c06f

          ニュースレターを発行しました。市場シェアを題材にグラフの使い分けについて解説しています。今回はいつもと趣向を変えてTableauを使っています。 「シェア」の変化を可視化して分析する(効果的なグラフの使い方) https://ku2t-lab-pa.theletter.jp/posts/cfe86880-8a9b-11ef-beb2-2d8a4100c06f

          独立技術コンサルタントの道具たち

          正式に独立してから10か月。フリーランスな技術コンサルタントとして少しずつ仕事を広げています。データ経営や分析を専門としている関係もあり、IT機器がそこそこ増えてきました。 といっても、データ分析環境や事務運営に使うソフトウェアはほとんどクラウドサービスを利用しているので、ローカル環境は身軽です。 また、ファイルをローカルに置かない運用を徹底したおかげで、Windows・Chromebookを問わずおおむね同じ仕事ができるようになっています。パソコンはいつか壊れるものです

          独立技術コンサルタントの道具たち

          イベントを通じて事例を学ぶ(Digital HR Competition2024)

          2024/11/18追記 ピープルアナリティクス部門のレポート記事をブログにアップしました。ぜひご覧くださいませ。 デジタルHRのコンペティションが開催されているようです。HRテクノロジー部門とピープルアナリティクスの部門があるようで、どちらも面白そうですね! デジタルHRや人事データ分析の事例は表に出にくい傾向がありますので、こういった場があるといいですね。オンラインであれば一般の方でも視聴できるようで助かります。 データドリブン経営など新しい取り組みを始めるとき、何

          イベントを通じて事例を学ぶ(Digital HR Competition2024)

          リスキリングを勧められる前に、自ら変化の道に飛び込んでみる

          国内で「リスキリング」という言葉が定着してきました。DX人材育成などの名目で、大手企業を中心に人材のリスキリングに取り組んでいるというニュースをよく目にします。以下の記事の調査では43%の企業がリスキリング施策をとっているとされています。実に多いですね。 その一方で、ミドルやシニアにとってリスキリングは大変ですし、リスキリングのきっかけが会社都合である場合もゼロではないと思います。たとえば、ある記事ではシニアのキャリア危機について次のようにストレートに表現しています。 こ

          リスキリングを勧められる前に、自ら変化の道に飛び込んでみる

          やっとNotionをいい感じに使えるようになった

          万能アプリNotion。みなさん使っていますか? Notionが登場したときには「マークダウンだし、やりたいこと全部できそうだし、すごい!」とか思っていたのですが、なかなか使いこなすことができませんでした。具体的には… Evernoteの代わりに使おうとメモとWebクリップを移行したものの、新しくメモを作るのが億劫で使わなくなり、Evernoteを使い続けることに。 メモノートにToDoリストを埋め込んでみたものの、いろんなところに散らかって挫折。Remember th

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          データによる予測手法の選択戦術

          予測問題にチャレンジするデータアナリストに向けて、予測問題の位置づけや手法選択のための戦術を整理してレターにしました。初学者向けのアドバイスということで、ほんわりした話になっています。 私がデータサイエンティストに転身した2011年ごろは、「予測は難しいから、できないものと思って挑戦するように」といわれたものです。ところが、今やビジネスデータを使って予測に取り組むことは日常的な風景になりつつあります。 その一方で、データ分析に取り組み始めた方にとっては「情報が多すぎて何か

          データによる予測手法の選択戦術

          本棚の乱れは心の乱れ。ということで本棚を整理しました。頭もすっきりした感じです。 本棚を整理していると、自分の関心事や取り組んでいる課題が変わってきていることに気付かされます。 一方、何年も変わらず鎮座している本もあり、それは自分の背骨になっているのだなと思います。

          本棚の乱れは心の乱れ。ということで本棚を整理しました。頭もすっきりした感じです。 本棚を整理していると、自分の関心事や取り組んでいる課題が変わってきていることに気付かされます。 一方、何年も変わらず鎮座している本もあり、それは自分の背骨になっているのだなと思います。

          「スキルベース組織」時代のキャリアデザイン

          最近、人事界隈では「スキルベース組織」がトレンドになっています。 スキルベース組織とは、従来の職務やポジションではなく、従業員個人が持つスキル・能力などをベースに組織を構成する方法論で、米国で広がりつつあります。 先日、スキルベース関連のセミナーを聴講させていただき、大変面白かったです。会場の熱にあてられてニュースレターを書きました。このレターでは、ピープルアナリティクスでのスキル情報の活用シーンやデータハンドリングのアイデアを書いています。ご興味のある方はぜひご覧くださ

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          SNSとの付き合い方を再考する

          先週末、思うところがあってこんなつぶやきをしました。頭に沸々と浮かんだことを書いたものですが、自分自身に向けられたものです。 しかし、なんでこんなことを書いたのか。 それは、Xを見ていてうっかり自分で自分を否定しそうなったのがきっかけでした。 思いなおし、自分の「今の考え」を言葉にしておくことで、無意味な自己否定から脱したのでした。 今回はSNSとどう付き合っていくか、考えてみたいと思います。 SNSから「正しさ」を捉えるのは難しいXには様々な個人的な意見が投稿されま

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          独立してひとりで働いていると、ときに手足が止まることがあります。会社員とは全く別のプレッシャーを感じたことはないですか? 独立について #21 手足を動かすヒント https://sizu.me/ku2t/posts/r8f1ddwo94cf

          独立してひとりで働いていると、ときに手足が止まることがあります。会社員とは全く別のプレッシャーを感じたことはないですか? 独立について #21 手足を動かすヒント https://sizu.me/ku2t/posts/r8f1ddwo94cf

          データアナリストが持つべきマインドセット

          30過ぎで未経験でデータサイエンティストに転身したときは、文字通り七転八倒していたのですが、その濃密な数年間で得たものは確かにあったと今では思っています。 実践経験はもとより、技術者あるいは応用研究者が持つべきマインドを学べたのは大きかったです。SE時代に積み上げたノウハウが1ミリも通用しなかったというのが大きく、いわゆるゼロリセットの効用は大きいものでした。 端的にいうと、データアナリストやサイエンティストが持つべきマインドセットを叩きこまれました。具体的には次のような

          データアナリストが持つべきマインドセット