#復職
入社半年で休職した職場で、復職1年後にここで働きたいと思えるようになった話
新卒4年目、"やりたいことを仕事にしなければ"という強迫観念のようなものが理由で選んだ転職先での日々は、毎日がひたすら辛かった。
選んだ仕事は、プロフェッショナルファームの人材育成。
それまでやっていた証券会社のバックオフィスとは内容自体も大きく変わり、直面した変化の大きさに、ただただ戸惑うばかりだった。
小さなことで注意を受けると、"これまでの3年間はなんだったんだろう""自分は当たり前のこと
仕事に何を求めるか。わからず転職して泣いた春のこと
25歳の時、初めて転職を経験した。
転職直前、職場の先輩に職場のどんなところが不満なのか教えてと言われて、何も言葉が出なかった。
しまいにはなぜ自分は転職しなければいけないのかわからなくなって、仕事を辞めることが嫌で、泣いた。
新卒3年目。仕事の居場所と周囲の眩しさと新卒で入った会社は金融大手で、そこは私が100社以上落ち続けた就活を経て、唯一内定をもらえた先だった。
やりたいことがわからないま
セラピストはうつにならないか
知人が休職したという話を耳にした。
そこまで仲良かったわけではないものの、いくつか心に関する勉強の一環として行っていた先で出会った一人だった。
明るく溌剌とした彼女の姿しか思い描けなかったから、そういうことは普通のことだとわかりつつも、なんだか動揺してしまう。
以前参加したアドラー心理学のセミナー講師は、自分の過去の経験で2度うつを経験したなどと話していた。
信頼するカウンセラーも以前自分が苦し
「27歳の私は、15歳のころの私より少しも賢くない」
新海誠さん作品「言の葉の庭」の中に、こんな台詞が出てくる。
観たのはまだ、大学生だった頃。
それでもこの台詞は時折私の中で繰り返し再生されて、その時々の自分の年齢に当てはめながら、やっぱり少しも賢くないであろう自分を嘆いてきていた。
25歳の私は、15歳のころの私より少しも賢くないと、本気で信じていた。
あと半年もしないうちに、27歳の誕生日を迎える。
25歳から26歳、予想もしていなかったよう
泣かない記録は1週間も保たなかった
新年が始まって6日、"年が明けてから泣いていない記録"はあっさり破れた。
仕事は4時間だけ。
割り当てられたものもそうなく、やっているのは休職前にメインでやっていたことのキャッチアップがほとんどだ。
年末年始休みに入る前に午前だけの勤務だって挟んでいる。
それなのに年明けの仕事を翌日に控えた時、また涙に呑まれてしまった。
仕事始めを終えて、誰にも責められることもなく何も壊れてしまう要素はないのに
2018年は、苦しい1年でした。
ひどいタイトルだとは思いつつ。
2018年は、今まで生きてきて一番苦しい1年だった。
この先を生きていける気が全くしなくなってしまったり、とにかく怖くてそれならいっそ全てを終わりにしてしまいたくて、それでも繋ぎとめるだけのものもぽつりぽつりと存在して、トータルして圧倒的マイナス。
大晦日を迎えた今日も、よし人生頑張ろう!と思える状態になれているわけではなくて、昨日も一昨日も大分泣いてしまったし、眠
「もう幸せになれる未来なんてないと思うんです」
復職後初回、心療内科の診察室で、少し落ち着いて仕事に行くことができていると言った私はその言葉の直後にこう打ち明けた。
正直なところ、本心はここから動いてくれない。
これから先どうしたら幸せになれるのか、私は本当にわからない。
どうしてそう思ってしまうかという話を少しして、そのまま帰りの電車に乗った。
いくら考えても昨年までの自分が持っていたような幸せは、これから先永遠に手に入らないように思えてし