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私の公式記事-About My Official note

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私が書いてきた記事のうち「今日の注目記事」「note公式マガジン」に選んでいただいたオフィシャルハッピー記事をまとめています(最終更新日:2024年11月4日)
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#エッセイ

19歳で私を出産したお母さんが書いてくれた作文。

19歳で私を出産したお母さんが書いてくれた作文。

母は18歳で私を妊娠し、19歳の秋に私を出産した。父は6歳年上だから当時24歳で、どんな出会いからそうなったのか、私は聞いたことがない。

私は長男で、下には2人の妹、1人の弟がいる。全部で4人の兄妹。歳も近くて毎日楽しかった。

その代わり、父は寝ないで働いていた。日中は家にいる母も、夜になると「お掃除の仕事があるから」と言って仕事に行っていた。私を中心に兄妹4人みんなで「行かないで」と泣きなが

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新人バンドが作った曲がメガヒットしたら起きそうなこと。

新人バンドが作った曲がメガヒットしたら起きそうなこと。

ある朝起きたら突然メロディが降ってきて、「うわっ」とか言いながらそれを五線紙に書き記して、メンバーに聴かせてコーラス入れて、ほかの音をぶち込んで改めて聴いて、「やっぱよくね? これは売れるんじゃね?」ってみんなで顔を見合わせて。

「歌詞はそうだな、五感を刺激するような歌詞にしようぜ」ってみんなで話して、できるだけ具体的で韻も踏んでて、なのに哲学的な要素も含まれていて、聴いてくれた人たちを元気づけ

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アニメ『ONE PIECE』の作画は、なぜレベルアップしたのかを勝手に考えてみる。

アニメ『ONE PIECE』の作画は、なぜレベルアップしたのかを勝手に考えてみる。

少年時代、バトルアニメは『ドラゴンボールZ』や『ドラゴンボールGT』、それから『幽☆遊☆白書』を見て育った。ジャンプ。

当時のバトルアニメは、いま見てもおもしろいんだど、現代アニメの映像美に慣れてしまうと、少し物足りない。

いわゆる作画技術の向上である。

アニメ制作の裏側、制作会社の苦労を私はよくわからない。素人ながらテレビアニメの「作画」の転換点になったのは、アニメ『鬼滅の刃』なのではない

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好きだと言いたいけど言いづらい映画。

好きだと言いたいけど言いづらい映画。

好きな映画を語るのは難しい。

なぜなら「好きな映画」にはその人の個性が出るからだ。どんなものを良いと思うのか、どんなものに感動するのかが如実に出る。それが、映画。

20代前半のときの「好きな映画はなんですか?」という質問。だれかからこの質問をされたとき、心の中には警報音が鳴ったもので。Jアラートだ。警報級の質問。あれ? Jアラートの「J」って"J"apanの「J」ですか?

これを書いていて思

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札幌の空き地に映画が流れる。

札幌の空き地に映画が流れる。

札幌には狸小路商店街がある。

古くからあるアーケード街で、東西にまっすぐ、狸小路1丁目から7丁目まであり、もうすこし足を伸ばすと狸小路8丁目、9丁目という幻の場所も存在する。

たしか北日本でもっとも大きなアーケード街だと、どこかで聞いた。

狸小路には居酒屋、お土産屋、ゲームセンター、ラーメン屋、雑貨屋などが並び、まぁ、よくある商店街という、イメージ通りの商店街。



この狸小路には「空き

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地方都市であることを自覚する瞬間。

地方都市であることを自覚する瞬間。

街中から山が見えたときに「あ、私は地方都市に住んでいるのだな」と強く感じる。

札幌は人口がおよそ200万人。
北海道の県庁所在地であり政令指定都市。

札幌の中心街には札幌駅がドドンとそびえ立ち、この街は大通公園とすすきのを中心に、碁盤の目に整備されている。

都会っちゃ都会。

地方っちゃ地方。

ど田舎に住んでいた私だから、これでも十分に都会に住んでいるなぁと思うには思うのだけれど、関東、関

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列車は海底をひた走る。

列車は海底をひた走る。

北海道生まれ北海道育ちの私が、はじめて北海道を出たのは、中学の修学旅行のときであった。

私が通っていた中学校は、ほかの多くの北海道内の中学校がそうであるように、修学旅行で東北を巡った。

青森、秋田、岩手である。

秋田はただ素通りするだけだったが、青森県の巨大ねぶたの前では記念撮影をしたし、岩手は猊鼻渓にいき、川下りをやった。

同級生の成田という男の子が、岩手でわんこそばを食べすぎて限界突破

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5秒間だけ四国と沖縄。

5秒間だけ四国と沖縄。

沖縄に行ったことがある。
それから四国にも行ったことがある。
九州には行ったことがない。

沖縄でも四国でも、レンタカーを借りて運転したことがある。いつもは北海道の道を走っているから、当然景色が異なる。

旅行に行くと、知らない街に来た感じがする。感じがするというか、実際に知らない街を走っている。

札幌の大動脈である国道36号線を南に向かって、車を運転していた。札幌から約30キロ離れた千歳で仕事

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キテレツ大百科がよく分からない。

キテレツ大百科がよく分からない。


ある朝起きると、妻の寝グセがすごかった。
おはようついでに、私は言った。

「頭、スネ夫みたいになってるよ」

そう言うと、妻は笑いながら言う。

「キテレツならトンガリね」

だから言う。

「なら俺はブタゴリラだ」

アハハハハハハ。

今日も平和である。

トンガリもブタゴリラも、アニメ『キテレツ大百科』に登場する。藤子・F・不二雄の、あの、である。

「ブタゴリラ」ってすごいあだ名だなぁ

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サンタさんのシステムを考えた人はマジで天才だと思う。

サンタさんのシステムを考えた人はマジで天才だと思う。

そう思いませんか。

だれ? サンタさんのシステムを考えた人。

だれなの?

だって、クリスマスの夜に寝てたら、サンタさんがやってきて、私たちが欲しいと思ってるものを、置いていってくれるんだよ? 無料で。そんないい人いる? しかも、その姿は誰も見たことがないなんて、そんなことある? 神なの?

調べてみても、これくらいしか出てこない。かといって「よっしゃ、ここは」と調べる気にもならない。

てな

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あたたかなお湯を他人にそそぐ。

あたたかなお湯を他人にそそぐ。

我が家には子どもがまだいない。

が、昨夜、妻と「子育て」について話した。どんな子どもに育ってほしい? という会話。今日の「あとがき」にオチを書く。

思うに、

自分の中に言葉を持って生きているか否かで、社会での立ち居振る舞いや、誰かとの関わり方は少しだけ変わる気がする。少しだけ。

要は、自分の中に自分だけの言葉、テーマがあるだけで、生き方が変わる気がするのだ。

今記事のタイトルである、

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喫茶店で作業しているとChoo Choo TRAINが聴こえてきた。

喫茶店で作業しているとChoo Choo TRAINが聴こえてきた。

札幌市内のプロントでPCをパチパチ叩いてる。

ここはWi-Fiもあるし、電源もある。お値段以上の価値を提供してくれるのはニトリだけじゃないなぁ、とホクホクしていると店内BGMが耳に入ってきた。

Choo Choo TRAINである。

みなさんいいですか。

ちょっとAメロを思い出してください。

こうだよね。

このうち、

ここ。

『昨日 I forget』

この部分。

喫茶店でPC

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サッカー日本代表の応援コールに原曲は存在するのか?

サッカー日本代表の応援コールに原曲は存在するのか?

日本代表がドイツ代表に勝利した。

それは分かった。素晴らしい。

心から拍手。

それは分かった。見たよ。見たから。

ここで、日本代表がとった戦術について私が触れることは、noteにおける私の役割では断じてない。それは他の方に譲る。



試合を見ていると、涙ぐましいなぁ、と思った。

何に対してそう感じたかと言えば、カタールという遥か異国の地にも関わらず、日本代表を応援するために、現地観戦

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魅力的な企業理念とスローガンを掲げる企業たち【23選】

魅力的な企業理念とスローガンを掲げる企業たち【23選】

『ビジョナリーカンパニー』というビジネス本の名著を、むさぼるように読んだ時期があった。今から7年ほど前である。血眼で読んだ。

という疑問に、「ディズニー」や「P&G」「ウォルマート」などの世界的大企業を調査した結果について、多数の事例を交えながら、鮮やかな解説が記された名著中の名著である。

会社を永続的に発展させるためには、
何が重要なのか?

悩める多くの経営者たちは、この本に影響されること

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