民俗学などで「アラハバキ」という謎の神がいる。神話の長髄彦と同一視する説もあるようだが、名前の漢字は「荒覇吐」「荒脛」など諸説あり意味はわからないようだ。筆者の素人考えでは「顕は脛」の意で、スネが露わであるということではないのか。これなら長髄彦と同義と理解できよう。
思いつき。「もののけ姫」のアシタカは長髄彦(ナガスネヒコ)の子孫だという説があるが、朝廷に逆らった者は昔「土蜘蛛」と呼ばれたはず。アシタカグモという蜘蛛がいると記憶しているが、「足が長い」「蜘蛛である」という共通点から長髄彦の子孫の名前に使ったのでは。
正当竹内文書によれば、長髄彦は戦いに敗れ殺されたのではなく、東北に逃げたことになっています。そして漂着民族であるアラハバキ族と交わり、新たな文明を起こしているのです。そのほかの古史古伝にもこれを裏付ける記述があります。脛巾はアラハバキ族と関係があり脛を護る武具です。