春の夢 蝶々に会いたいと熱望する花の精 未だ見ぬ憧れを胸に抱き その刻を その日を待ち あの人を恋い焦がれ 巷ちまたを探し回り 一迅の風に思い巡らし その風になりたいと願う 風そよぎ 春の夢なり 落つ桜 こちらはもう山藤が真っ盛りです 匂いに誘われ見渡しもする 今日