永禄3年(1560)1月27日は遅れていた正親町天皇の即位式が行われた日。後奈良天皇の崩御に伴い践祚したが朝廷の財政は逼迫しており即位の礼が行えなかった。2年以上経過して毛利元就らの金銭援助によりようやく実現。その後は天下人の信長や秀吉が財政援助し天皇権威が彼らの後ろ盾となった。