いまさら歴代大河ドラマを観る 『麒麟がくる』①
私、NHK大河ドラマはあまり観ていなくて(時間の余裕がなかったため)、ちゃんと観通したのは三本、チラ見したり総集編を観たのが四本くらいでしょうか。
そのなかでも大好きなのは『独眼竜政宗』と『八重の桜』(特に前半)です。
近頃歴史への興味が強くなってきたため、歴代の大河ドラマをまとめて観てみようと思い、NHKオンデマンドに登録しました。
最初にチョイスしたのは、気になっていた『麒麟がくる』。
何より、明智光秀が主人公というところに大いに興味が湧きました。
でも。
最初は、「おお、『八重の桜』の尚之助さんが時代を遡ってよみがえったようだ」という気にもなり(つまり長谷川博己さんとあのしゃべり方と鉄砲)、楽しみに観ていたのですが、はっきり言って脚本がめちゃくちゃ過ぎました。
面白くないことはないのですが、伏線だと思っていたものが回収されなかったり(置き去り)、つまらない回収になったり、どう考えても余分だと思われるシーンがあったり。何よりも主役の出番が極端に少ない(登場時間だけで見ても相当少ない)。中盤はかなり疲れました。
コロナの影響とか、キャスティング上のトラブル(某スキャンダル)とかいろいろあるのでしょうが、これはあんまりだと思っていたところ、半分を過ぎて巻きが入ったのか、ようやく「始まった」という心地になり、心から安堵しました。
今半分をようやく過ぎたところ。
俳優さんたちの熱演は楽しめるのですが、ドラマとしてはあまりにもばらばらでした。
ツッコミどころを楽しむの域を超えてしまっていた。
『八重の桜』『独眼竜政宗』の脚本が緻密に練られ見ごたえがあったので、余計に辛くなり……。
でも、後半に期待して、最後まで観ます。
※ちなみに、『麒麟がくる』の脚本家さんが嫌いなわけではありません。他作では大好きなものもあります。
※見つけちゃった。
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