麒麟旅011-6(2023.12.03 篠村八幡宮)
※ これは旅の備忘録です
※ 単純に「行く」ことに重きを置いているので見落としてしまう場所もたくさんあります
2023.12.03
丹波亀山城で石垣を見た後、最後に歩いて篠村八幡宮へ行くことにしました。亀山城から本能寺への行軍もどきです。本当は亀山城から本能寺跡まで歩きたいのですが、体力も時間も無く、今シーズンは熊も怖いので、十兵衛が本能寺へ向かう途中で戦勝祈願をしたともいわれる篠村八幡宮までにしました。
まずは、丹波亀山城から愛宕山を望んだ後、南方にある大手門跡へ向かいました。途中、商店街には桔梗紋もあり嬉しかったです。
大手門跡は亀山城の南側にある形原神社に立札が立っています。大手門跡からはただひたすら東へ。どの道を行けばよいかわからずとりあえず篠村八幡宮方向へ歩きました。途中、古世門跡、外堀(古世親水公園)の立札や観光案内板もありました。石灯籠のようなものには「愛宕山」の文字も。愛宕神社にもいつか行ってみたいです。
さらに進むと川に出ました。橋の手前に「千本松(野橋立)跡」の立札があり、かつてはこの川の両岸にみごとな松並木が続き、その風景から「千本松」と呼ばれていた、とのことでした。一説には亀山城の防御線として十兵衛が植えたとの説もあるそうで、「明智光秀」の文字に嬉しくなりました。
そしてさらに東へ。道なりに進み、篠村八幡宮に着きました。亀山城から徒歩50分くらいでした。ここは足利尊氏さんの旗揚げの地で有名ですが、境内の立札には「明智光秀」の文字もありました。
紅葉も奇麗でした。
東側に戻り、老ノ坂方向と思われる山を見て、あの山の向こうか…と思いを馳せてみましたが、まだまだ向こうでした。
十兵衛に思いを馳せたあと帰路に。北進して駅に向かいました。途中で「からと越(本能寺への道)」の案内板があり嬉しかったです。
実は当初、山越えの代わりにトロッコを予約していたのですが、亀山城で予想以上に時間がかかりキャンセル、トロッコ亀岡駅で買い直せるならとここで立ち寄ってみたのですが、満席でした。甘かったです。そのため、西隣の馬堀駅から帰ることにしました。
篠村八幡宮からトロッコ亀岡駅経由で馬堀駅まで徒歩25分くらいでした。馬堀駅には、本能寺への道、唐櫃越、老ノ坂等の案内板があり胸熱でした。電車で嵐山方向へ抜けながら十兵衛にお別れをして帰路に着きました。
この旅はこれで終わりです。
関ケ原から亀岡まで、良い旅となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。