行為者接尾辞 -eer の話題があったが、皿洗いをするひとを指す washie の -ie も行為者接尾辞なのだろうか？ そして hippie も同じ？ そう言えば hipster の -ster も行為者接尾辞だよななどととりとめのない連想がつづくつづく……。
sodalite 方曹達石、ソーダライト ナトリウム含有量が多いことが理由でsoda＋石や鉱物を表す-liteから作られた語。sodaはアラビア語でアッケシソウsuwwad、-liteはギリシャ語で石lithosが語源。関連事項：第５チャクラ、月、射手座、水・風エレメント、青。
(tele)phone 電話機、電話をかける（call米/ring英） 古代希語têle遠くからの＋phōnē音より。マイクmicrophone、木琴xylophone 木のxylo- 発音https://dictionary.cambridge.org/us/pronunciation/english/xylophone、交響曲symphony 調和したsym- 希語symphōnia。
telepathy 以心伝心、精神感応、テレパシー 古代希語で遠くtêle-＋感情、知覚、苦悩等を表すpáthosより。現代英語では病気や療法の意もある。共感sympathy 共にsym-、筋疾患myopathy 筋肉myo-、整骨療法osteopathy 骨osteo-。
calligraphy 書道、達筆 古代希語kalligraphía 美kállos＋gráphō書くことが語源。装飾的な文字を書くことを表す。同義語にchirograph。書家はcalligrapher。既出記事内kaleidoscope万華鏡のkal-もkállosから。
photo(graph) 写真 希語phos光＋graphê描かれたものより。光合成photosynthesis 一緒にsyn＋thesis置くこと、コピー機photocopier 羅語で多数copia＋機械-er。写真家はphotographerでcameramanは撮影技師。
telegraph 電信、電信機 電報を送るシステムの事で仏語télégrapheより。遠くへ＋希語graphos書かれたものが語源。サインautograph 自分のauto-、地理学geography 地球・土地geo-、心電計cardiograph 心臓cardio-。
typography 活版印刷、植字術 希語で押印、刻印、模型を表すtypos＋書く事graphiaより。よくtypoと略されるのはtypographical error誤植のこと。画像は懐かしいtypewriterだが打ち間違えたら訂正が大変だった。typeは活字の意味がある。
telescope 望遠鏡 希語tēleskóposより羅語tēlescópium経由。遠くtele-＋見る機械-scope。顕微鏡microscope 小さいmicro-、聴診器stethoscope 胸stetho-、万華鏡kaleidoscope 美しいkal＋形eîdo。
telegram 電報 子どもの頃見た看板が懐かしいが今ではSNSの名の一つでもあるこの語はtele-遠く＋-gramで、古代希語grámma書かれた文字が由来の19世紀半ばの造語。文法grammarやプログラムprogram pro-前もって書いたものの語源でもある。
nutcracker くるみ割り器 古英語で小さな固いものhnutu、割れる音を出すcracianが語源、-erは動詞につけて人や道具等を表す。A hard/tough nut (to crack)と言えば厄介な問題・相手を意味する。チャイコフスキーの有名な曲の名でもありますね。
