第六候 草木萌動 そうもくめばえいずる 木の芽起こしの雨が降り、草木が芽吹いて春めいてくる頃。桜の蕾もすでにたくさん膨らんできているが、芽吹くは蕾や芽を意味するbudが動詞としても使える。sproutは地面から芽が顔を出す事を指し、germinateは種から芽が出る事を指す。
Chrysoberyl cat's eye クリソベリルキャッツアイ 金緑石の中で研磨により明るい光の筋が見えるものを指す。希語で金色のベリル、khrūsobḗrullosが語源。2月の誕生石の一つ。関連事項:全チャクラ、太陽、獅子座、蠍座、火エレメント。画像は通常の金緑石。
第五候 霞始靆 かすみはじめてたなびく 霞が野山を包む頃。空気中に微細な水滴が浮遊し視界が悪い状態を表すが、平安時代以降、霞は春の季語、霧は秋の季語と分けて使われる様になった。英語ではfog→mist→hazeの順で薄くなる。mistは美、hazeは時に害を連想させる違いもある。