現代宗教。ただお経を唱えて悟りを開けるなら誰も苦労しないし本気でそれを信じて広めているのが本当に厄介。
二つの極端によって見る事なく賢者はそれを知って世界を克ち得る。
ドイツに持ってきた積読のひとつ、出口治明著「哲学と宗教全史」。 かなり物理的に厚みのある本ですが、内容の厚みはそれ以上でした。 そしてあとがきにあった出口さんのお考えが、最近ぼんやり考えていたことと酷似していてハッとしました。やはり哲学と宗教学は面白い。 易しい文体でお薦めです!