ふじたももえ

からふるりんり

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  • 美術館めぐり

    美術館レポをまとめています。展覧会を見て私が想像したことや、イラストもあります。

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    これまで投稿したイラストをまとめてみました。やっぱりペン画が好き!

  • 和菓子めぐり

    これまで訪れた和菓子店レポ、デパ地下の和菓子レポなどのまとめです。 せわしない日常のさなか、すっと心を和菓子にうずめて。

最近の記事

罪スコーンと免罪符カフェラテ

せっかく東京に来たので、雑誌・オズマガジンに掲載されていた店など巡ってみようか、と思って蔵前をぶらぶら歩いてみた。そして発見。 feb’s coffee&scone Blucca店    オズマガジン2024年6月号、「2024トーキョーまち記録」特集にて掲載のお店。  ブルーをキーカラーとした、レトロな外観。中に入ると、ぼんやりとした灯りとあたたかい木の机と椅子、そしてあちこちに置いてある植物やドライフラワーが出迎えてくれる。昼でもついつい安心して微睡んでしまう。 注文

    • PMSで怪獣のような大食いになってる時によく見るのは、咀嚼音ASMR これで食べた気になる PMSの話とか今まで遠ざけてきたけど、よく考えたら月の半分体調優れないのはしんどいことだよね 自分なりになんか発信できたらな🍬

      • 転生したら異世界モンゴルで暮らす遊牧民だった件【新書感想】

         昔から、遊牧民には漠然とした憧れがある。世界史の資料集で、スキタイから連なる遊牧民の歴史のページを見るのが好きだったし、いちばん行きたい世界の地域といえば中央アジアだ。  広がる大草原。家畜の群れ。涼しい草原で、悠々自適な生活を送れる。「生命」を感じられそうー。遊牧民の暮らしにそんなイメージを持っていた私は、新書コーナーで目に入ったいかにも「憧れの暮らし」なこの本を迷うことなく買った。  ーまさか最後まで読んで、「憧れ」が綺麗さっぱり消え去るとは…。 相馬拓也『遊牧民、は

        • 「なんて勿体無い、夢みる兵士たち」

           ケイト・ブッシュ3枚目のアルバム「Never for Ever」のM10、「Army dreamers」。  初めにオフィシャルMVを見て歌を聴いた時、すごく可愛らしい印象がした。ケイト・ブッシュはZABADAK(日本の民族系音楽グループ。ケイト・ブッシュを演ろうとしたのが活動の原点らしい)から知った口だけれど、まさにZABADAKはこういう曲を参考に曲作りしたんだろうな、とかぼんやり考えていた。  その時歌詞までは聞き取っていなかったが、改めて和訳を見て衝撃が走った。可

        • 罪スコーンと免罪符カフェラテ

        • PMSで怪獣のような大食いになってる時によく見るのは、咀嚼音ASMR これで食べた気になる PMSの話とか今まで遠ざけてきたけど、よく考えたら月の半分体調優れないのはしんどいことだよね 自分なりになんか発信できたらな🍬

        • 転生したら異世界モンゴルで暮らす遊牧民だった件【新書感想】

        • 「なんて勿体無い、夢みる兵士たち」

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        記事

          (不在者)投票うぃって外食するんだ

           選挙の日には必ずと言っていいほどXのトレンドにあがるフレーズ、「投票行って外食するんだ」。モーニング娘。が2001年にリリースした楽曲、「ザ⭐︎ピ〜ス!」の一節。 選挙の日って ウチじゃなぜか 投票行って 外食するんだ  独特なつんく♂風歌唱から、「投票うぃって外食するんだ」とも記される。(私はこっちの書き方の方が好き)とにかく、このフレーズに倣って投票うぃった後に外食に行く人がめちゃめちゃいるのだ。投票に行ったらその後楽しみが待ってるぞ、という感じで、この曲は間違いな

          (不在者)投票うぃって外食するんだ

          「十戒(1984)」の十戒要素

           最近、明菜ちゃんの曲をよく聴いている。  未就学児の頃、母親が車の中でかけていたのを改めて思い出したからだ。その後もちょくちょく聴く機会はあったけれど、こんなにガッツリ聴くのはあの5歳の頃以来だと思う。  出立ちがカッコいいよなあ、でもって目線はどこか儚い。ある時期からセルフプロデュースをし始めたっていうのも凄い。歌い、踊り、プロデュースを1人でできるなんて。  そんな明菜ちゃんの曲のひとつ「十戒(1984)」は、曲もさることながら衣装が好きだ。あのふわっふわな黒のチュール

          「十戒(1984)」の十戒要素

          大阪の喫茶チェーンは面白い

           1ヶ月ぶりに大阪に来た。1dayインターンのためだ。就活中、何回大阪や東京に行くことになるんだろう。財布には痛手すぎるけれど、これもいつか「いい経験」になるのだから…と言い聞かせて、頑張っている。否、やっぱり都会に出ると都会なりのことをしたくなるので、「就活頑張ろう」より「何して遊ぼう?」の方が勝つ。    だから、毎回都会に出る度に喫茶店巡りはしている、どんなジリ貧状態でも。  前回の大阪来訪で梅田駅ナカのカフェを見て、岡山では見たことないなあ、風情があるなあなどと思って

          大阪の喫茶チェーンは面白い

          ジャズ初心者、ジャズイベントに飛び込む

           noteには、ジャズ好きな人、ジャズが気になる人がどれくらいいるのだろう?  最近だと、ジャズがテーマのマンガ「BLUE GIANT」からハマる人も多いのだろうか。かくいう私もその1人で、まだ主人公・大の高校生編までしか読んでいないけれど、それでもジャズのイメージはこのマンガによって随分覆された。で、実際にジャズライブに行ってみたいと、ずっと思っていた。   珍しく、日曜日なのにバイト休みの日。なんか面白そうなイベントないかな。あった。「おかやまジャズストリート」。なんとお

          ジャズ初心者、ジャズイベントに飛び込む

          森の芸術祭ー森が喋るー

          森の芸術祭  「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に行ってきた。9月末から11月下旬まで、岡山県の北エリアで開催されている芸術祭だ。  芸術祭といえば、アーティストがその土地の風土や文化、雰囲気を吸収して制作する「サイト・スペシフィック」なアートを全身で味わうもの。岡山の北エリアには中国山地が広がっていて、私が住む南エリアとはまた違った様相を呈している。  今回訪れたのは、その中でも奈義町・津山市の会場だ。時間の関係上全て見て回れなかったのは残念だけれど、それでも土地の雰囲気と

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          行きたい地域に味で赴く、のカフェ

           不謹慎な話に思われるかもしれないけれど。私が行ってみたいと思う国は、悉く情勢がまずい。チベット、ウィグル、ロシア、イスラエル…。   勿論、各国が直面している今の問題には向き合わないとダメだ。し、現に調べてもいる。けれど私が好きになったのは別に揉め事があるからじゃない、その地域の文化が好きだからだ。  地域が直面している問題だけを知るだけじゃなくて、その地域の文化についてもよく勉強すれば、もっと「ああこんな素敵な文化が危機にあってるんだなあ、何とかしなくちゃ」という思いが強

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          読書の秋だ、新書を読もう

           やっと秋めいてきた。とはいえ、20分くらい歩くか自転車乗るかしてたらまだまだ汗ばむ。もうちょっと頑張れ、秋。  ということで、読書の秋。先月後半くらいから、「あれ?新書って今まで手出してないけど、面白いんじゃないか?」と急に思い始めて、月締めまでに3冊読んでみた。  結論:面白かったので、是非この読者レビューを参考に、皆さまにも読んでみてほしい。 ①新見隆『時を超える美術 「グローカル・アート」の旅』光文社新書、2022年  アート、しかも特に好きな現代芸術に関わる本!

          読書の秋だ、新書を読もう

          人の根っこを辿る:地中美術館

          はじめに  瀬戸内に浮かぶアート島・直島への遠出。そして島内にある「地中美術館」、人生で2度目の来訪。今回もまた、色々なことを考えながら鑑賞した。  館内は基本撮影禁止だったので、私のレポで情景を想像してみてね。感じたことを中心にまとめてみた。 安藤忠雄  そもそも地中美術館とは何か?というと、文字通り地中の中に埋まっている美術館。展示されているのは、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3名の作品のみ。地中に届く自然光を頼りに、鑑賞をするのだ。詳

          人の根っこを辿る:地中美術館

          バッジ集め最強説

           最近、バッジ集めにハマっている。バッジ(ピンバッジ/缶バッジ)って、 ・気軽に服とか鞄とかに身につけることができる ・「それ何のバッジ?」から会話が広がる ・自分の好きなものをそれとなく開示できる   …最強じゃね?と、最近気づいた。  ということで、最近買ったバッジを紹介してみる。SNSがあったお店はリンクを貼っておくから、是非行ってみてね。 ①ネパール製の鳥型バッジ  以前noteでも紹介したこちらのバッジ。 https://www.instagram.com/p

          バッジ集め最強説

          夢二ワールドに迷い込む:夢二郷土美術館

           「実は行ったことなかった場所」が割とある。今回行った夢二郷土美術館がそう。  ここ数日、外に出る機会が全然なかった。中ですべきことは沢山あるだけどね。だけど篭ってばかりだからやる気も起きない。どこかに遊びに行こうか。どこに?  そうだ、夢二郷土美術館に行ってみよう。名前は聞いたことがあったし、インスタを見てその耽美な雰囲気がいいなと思っていたのだ。  夢二郷土美術館は、岡山県岡山市中区にある美術館。その名の通り、大正ロマンの体現者・竹久夢二の作品をコレクション及び展示して

          夢二ワールドに迷い込む:夢二郷土美術館

          今振り返すメロディーフラッグ

           「バンプは大人になったらまた歌詞が刺さる」とネットで色んな人が言っているのを見てきた。  最近、それを実感しつつある。  大阪で5日間のインターン、その帰りのバスから降車して、バス停から家までは大体徒歩20分。あたりはすっかり真っ暗だ。アパートの周りにはろくに電灯もない。  なんとなく、BUMP OF CHICKENでも聴きながら帰ろうという気分になった。この夜の真っ暗な感じ、どことなく鬱屈としていて閉塞感のあるアルバム「jupiter」が合うかな。  小6から中2くら

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          シンカンセンスゴイカタイアイス

          いにしえから、Twitterで見かけて気になっていた… シンカンセンスゴイカタイアイス  実際どんだけかたいのか?とずっと気になっていたので、今回東京から帰るタイミングで買ってみた。  蓋を開けて、スプーンを入れてみる。  …あれ…?  カ タ ク ナ イ  どうやらスゴイカタイのはワゴン販売のものらしく、自販機のこのアイスはかたくないらしい、ということを後で知った。  なんかちょっと寂しい。でも…  オ イ シ イ 終🍨  

          シンカンセンスゴイカタイアイス