前回観たのは10年以上前でしょうか? 今敏作品は、めくるめく映像美にうっとりさせつつつつも「凡庸で退屈な現実をどう生きるか」のヒントが詰まっていて、同時に「闇落ちのない人生なんて! 闇(病み)最高!」という懐の深さが魅力です。日本のアングラ演劇の影響(唐十郎とか)も感じました。