「PERFECT DAYS」を観た感想。
主人公の平山は、近所の掃除をしているおばさんの箒の音で目覚めて、布団を畳む。階段を降りて洗面所に向かい、顔を洗って歯を磨き、髭を整える。霧吹きで植物に水を与え、自宅前の自販機で缶コーヒーを買う。車中でお気に入りの音楽を聴きながら、仕事に向かう。トイレ掃除の仕事をする。お昼休憩に木漏れ日の写真を撮る。仕事終わりに銭湯で汗を流す。行きつけのお店に顔を出す。寝る前に読書をして、その日の出来事を思い返しながら眠りにつく。
これが、平山のルーティン。なんの変哲もない日々。しかし、これ