れおゴリラ

「筋トレ中毒の歯科医師」。32歳。関西人。ダンベルと二人暮らし。スキンフェード。週一で散髪。吃音。スニーカー。趣味は、読書と映画鑑賞。好きなアーティストは、vaundy。人生を変えた映画は「ワイルド・スピード」。

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「筋トレ中毒の歯科医師」。32歳。関西人。ダンベルと二人暮らし。スキンフェード。週一で散髪。吃音。スニーカー。趣味は、読書と映画鑑賞。好きなアーティストは、vaundy。人生を変えた映画は「ワイルド・スピード」。

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「ショーシャンクの空に」から学んだこと。

僕は、最近よく映画館に映画を観に行く。 1人で観に行くようになってから、映画館に足を運ぶ回数が劇的に増えた。 1人で観に行くことに抵抗がなくなったのは、つい最近のこと。 これまでは、観たい映画があっても周りの目を気にして映画館に行けなかった。 この僕の呪縛を解いてくれたのが、「午前十時の映画祭」という、過去の名作をもう一度スクリーンで観れるという企画だった。 僕が、どうしても観たかったのが「ショーシャンクの空に」という定番の映画。 周りの目が気になることよりも、ス

    • 僕は、究極のドM。

      僕は、歯科医院に勤務している歯科医師。 勤務時間は、10時から21時で、週三休み。 仕事の日は、朝から夜遅くまで、ほとんど休みなしで働き続ける。 診療時間を押してしまう日もある。 診療時間を押すことで、スタッフから陰口を言われることも多々ある。 そんな時は、懺悔のお菓子配りだってする。 患者さんからNGを出される日もある。 これは、かなり精神的なダメージを受ける。 アポがパンパン過ぎて、キャンセルを願ってしまう日もある。 心身共にボロボロになった後は、ほとん

      • 気付けばコメダ珈琲に6時間もいた。

        今日は、休日だったが職場のセミナーやミーティングに参加させられた。 11時半頃から14時頃まで時間を奪われた。 その後、職場近くのコメダ珈琲に行った。 コメ牛の看板が目に留まった。 デカデカと書かれた「コメ牛isBACK!」に目が釘付けになった。 恥ずかしながら、「コメ牛」というワードは初耳だった。 話のネタに食べておこうと思った。 コメダのバーガー系は、逆写真詐欺なのでコメ牛の並と、アイスコーヒーを頼んだ。 コメ牛がやって来た。 やはり、予想通りボリューミ

        • とある喫茶店のバタートーストについて。

          僕は、バタートーストが好きだ。 子供の頃から好きだった。 近所に静かなカフェがある。 呼び出しベルの音が異様に大きいこと、従業員同士の雑談が大声な時がある事を除いては、おおむね満足していた。 集中して勉強や読書をしたい時は、決まってそのカフェに行く。 90分制で、その後は追加で料金が加算される。 常に時間を意識出来るので、このシステムを気に入っている。 一杯のコーヒーだけで永遠に過ごせるカフェだと、いつの間にかスマホを1時間くらい触ってた、なんて事もある。 こ

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          LE LABO代官山で念願のGAIAC10を購入した話。

          僕は、関西に住んでいる。 LE LABOという香水ブランドには、都市限定の香りが存在する。 9月の1ヶ月間は、世界中の都市の香りが、どこの店舗でも購入出来る。 9月のある日、関西の店舗で東京限定の香り、「GAIAC 10」をムエットに噴射して貰った。 その時は特に欲しいと思わなかったが、部屋に帰ってからムエットを匂うと、目が飛び出る程に良い匂いがした。 「なんじゃこの匂いは!!!」 夜遅くに、心の中で大声で叫んだ。 シンプルに「欲しい」と思った。 ただ、都市限

          LE LABO代官山で念願のGAIAC10を購入した話。

          文房具の魔力

          今週末、友人の結婚式に参列する。 結婚祝いを入れる為の、ご祝儀袋を買いにLOFTへ。 色々な種類のご祝儀袋を前に、どれにしようか悩んでいた。 オススメの商品が紹介されていたが、ここは自分のセンスで選びたいと思った。 所狭しと置かれていたご祝儀袋を、端から端まで三周ほど見渡した。 自分の中で、光って見える商品がいくつかあった。 その中から、ベストだと感じた品を直感で選んだ。 同じフロアに文房具が置かれていた。 仕事用のノートが必要なことを思い出した。 ノートの

          文房具の魔力

          床屋で受けた新人のシャンプー。

          僕は、10〜14日に1回のペースで、行きつけの床屋で散髪している。 その床屋に、最近若い男が入った。 マスターに聞くと、理容専門学校に通っている学生で、バイトで働いているとの事。 日曜日に行くと、かなりの頻度で会う。 いつも、後ろで退屈そうな顔をしているのを、鏡越しに見ていた。 大きなあくびをしている時もあった。 マスターに、その男について聞くと、「全くカットの練習をしない」と言っていた。 だが、「シャンプーは上手い」と、よくお客さんに褒められるらしい。 そん

          床屋で受けた新人のシャンプー。

          本屋でオーラを放つ人。

          昨日、三ノ宮のジュンク堂に行って来た。 今月、台湾に行くので、旅行雑誌のコーナーから回った。 お盆休みなので、かなり混んでいた。 子供が大声で叫んでいた。 衝撃的な光景を目の当たりにしたのは、自己啓発コーナーをブラブラしていた時だった。 カートに乗せた二つのカゴに、本を投げ捨てる様に入れていく男性がいた。 その人は、本を手に取ると、パラパラと数ページをめくっては、カゴに投げ捨てていた。 見た事もないスピードで、本をカゴに投げ入れていた。 見ていた本は、経営関連

          本屋でオーラを放つ人。

          朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

          7時頃に目覚めて、スタバへ。 まだシャッターが半分閉まっていた。 8時になって、シャッターが上がり開店した。 初めてスタバに1番乗りした。 アイスコーヒーと、あらびきソーセージパイを注文した。 明日が父の誕生日なので、プレゼントについて悩んでいた。 プレゼントは、電動シェーバーか電動歯ブラシに決まった。 右隣に4人組のママ友がやって来た。 大声で雑談をしていた。 読書を始めたが、あまり集中出来なかった。 会話は、子供の話が中心だった。 あるママが、野球部

          朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

          ラプンツェルになった人。

          今さっき、ラプンツェルがいた。 髪の長さは、お尻の下辺りまであった。 そのあまりの髪の長さに、凝視してしまった。 目が離せなかった。 その理由は、もう一点あった。 それは、白髪で真ん中辺りは、黄色味を帯びていたから。 やむなき理由があって、ラプンツェルになったのだろうと考察した。 おわり。

          ラプンツェルになった人。

          「グレイテスト・ショーマン」を観た感想。

          リバイバル上映されていたので、映画館へ。 二度目の鑑賞。 ストーリー的に、最初の方はいきなり成功し過ぎだと思った。 寄せ集めのユニークな素人軍団が、キレキレのダンスを踊る姿に、疑念を抱いてしまった。 しかし、劇中歌のクオリティが高過ぎて、途中からはストーリーの事など、どうでも良くなっていた。 今すぐにダンスをしたくなる様な曲、心がバイブレーションの様に震える曲、自分も何かをやり遂げる事が出来そうになる曲。 本当に、様々な素晴らしい曲達に出会うことが出来た。 この

          「グレイテスト・ショーマン」を観た感想。

          終電の地獄絵図。

          先日、仕事終わりにジムに行って来た。 その日は、勤めている医院の理事長のパーソナルトレーナーをした。 理事長が帰られてから、胸トレを始めた。 ベンチプレス、インクラインスミスバーベルプレス、ペックフライの三種目で大胸筋をパンパンにパンプアップさせた。 気付けば0時を回っていた。 筋トレをしていると、時間は一瞬で過ぎ去る。 シンデレラでも何でもない、ただのゴリラは急いで駅に向かった。 終電の10分前には、ホームに着いていたので安堵していた。 そして、終電がやって

          終電の地獄絵図。

          3行日記(2024/02/08)

          今朝、カフェでパン二つとアイスコーヒーを購入した。片手でトレーを持ちながら階段を上った。上り切って4〜5歩進むと、コーヒーの容器が倒れて、そのまま滑り落ちた。見事にぶちまけた。その全ての流れがスローモーションに見えた。このような現象を、「タキサイキア現象」と呼ぶらしい。

          3行日記(2024/02/08)

          「千年女優」を観た感想。

          「千年女優」というタイトルに惹かれて鑑賞した。 この映画は、主人公である千代子が、立花が持参した1本の鍵を見て、忘れていた過去を思い出しながら、自らの半生の記憶を巡る旅をしていくというストーリー。 結論から言うと、僕にはあまり刺さらなかった。スクリーンに入り込むことが出来ずに、「いつ終わるんだろう?」と思いながら観ていた時間帯もあった。 ただ、この映画からも学びはあった。 それは、人生の財産はお金ではなく、「思い出」ということに気付かされた点だ。千代子は、自分の人生を

          「千年女優」を観た感想。

          「PERFECT DAYS」を観た感想。

          主人公の平山は、近所の掃除をしているおばさんの箒の音で目覚めて、布団を畳む。階段を降りて洗面所に向かい、顔を洗って歯を磨き、髭を整える。霧吹きで植物に水を与え、自宅前の自販機で缶コーヒーを買う。車中でお気に入りの音楽を聴きながら、仕事に向かう。トイレ掃除の仕事をする。お昼休憩に木漏れ日の写真を撮る。仕事終わりに銭湯で汗を流す。行きつけのお店に顔を出す。寝る前に読書をして、その日の出来事を思い返しながら眠りにつく。 これが、平山のルーティン。なんの変哲もない日々。しかし、これ

          「PERFECT DAYS」を観た感想。

          「マエストロ:その音楽と愛と」を観た感想。

          2024年2本目の映画は、「マエストロ:その音楽と愛と」を鑑賞した。 予備知識なしで映画館に足を運んだ。 レナードもフェリシアも初耳だった。 昼食直後に観たからか、中盤辺りで何度も意識を失いそうになった。 普段から持ち上げている、ダンベルやバーベルなら気合いでなんとか出来るのだが、瞼の重さはどうにもならなかった。 ウトウトしていた僕だったが、ブラッドリー・クーパーの迫力ある指揮のシーンに鳥肌が立って、完全に覚醒した。 自分の身体が指揮されているような錯覚に陥る程に

          「マエストロ:その音楽と愛と」を観た感想。