千年女優-ロタティオン(LOTUS 2)
「ロタティオン」を、
呆れるぐらい何度も聴いていたら、
何かしらの鉱物を一心に磨いたかのように、
曲が、光を放ちだした。
そうしたら、
「もっと、この曲を堪能したい」と、
妙な欲が出てきて、
映画、「千年女優」からのエンディングだ!!となる😁
アマゾンのプライムビデオで、
視聴開始。
会いに行くという『約束』を果たすために、
「鍵の君」を探す。
そして、
背中を追いかける。
すべてをかきわけて、
時空も飛び越えて、
必死に、優雅に、靭やかに、
走る。
ロマンチックは壮大だけど、
あの、大阪弁のカメラマンのように、
「どないなってんねん」と笑える。
そして、エンディング。
サビの一節で、
胸がギューとなって、
腹もムズムズして、
涙腺はコントロール不可。
よくよく知ってる曲なのに、
「千年女優」の世界を味わってからのエンディングは、
想像以上の破壊力だった。
しかも、
エンドロールで、
「平沢 進」を見つけて、
また、
ギュー、ムズムズ、電気が走る😁😁
世の中に、迎合すべく、
無駄な努力をしていた時、
彼の音楽は、
メロディを掴むことさえ難しかった。
それがどうだ。
ずいぶん時間はかかったけど、
彼の、変わらず高潔で美しいメロディと言葉に、
腐りかけてた心と身体が浄化されまくる。
図々しくも、千代子さんと自分の人生が重なる瞬間がある。
パラレルをヒラヒラと行き来して、
何かを追いかけている・・・。
大切な誰かと交わした、
大切な、
「約束」さえ、忘れなければ、
「約束」さえ、思い出せれば、
生きるってこういうことだよね。
ああ、めっちゃ堪能した。
今監督、ありがとうございます。