アンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタル(12/16オペラシティ)。クリスタルで豊かな響きは、ベーゼンドルファーというよりシフだけのもの。シューベルト、特にト長調ソナタが良かった。危険なくらいに響きの魅惑に溺れそうになる。シフはできるだけ自分に正直に自然体であろうとしている。