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【大人のピアノ】最近の取組曲:シューベルト即興曲Op.142-4
今年前半、シューベルト即興曲Op.90-4を学び直し、まあいい感じに弾けるようになったので、そのまま他もやりたいと思っていました。
Op.90-1にしようか?それともOp.142-1もいいなあ・・・などと考えていた時に、思い出したのが、Op.142-4。
石川県に住んでいた中学生の時、レッスンで私の前の生徒さんが高校生のお姉さん。これを弾いていました。「かっこいいなあ!」と思い、いつかこれを弾きたいと思ったのでした。
その後東京に引っ越し、習った先生に「発表会でこれを弾きたい」と言って、何回かレッスンして貰ったのですが、先生から「この曲は盛り上がらないからモーツァルトにしたら?」と言われて変更。
トルコ行進曲つきモーツァルトソナタ、第一楽章と第三楽章を弾きました。これが最後の発表会。
その時からの積み残し。
先生に「これを来年春の発表会用にレッスンをお願いしたい」と伝えたら、大歓迎。「あなたに合ってる!」と。
再度譜読みして、取り組むと、難しいこと難しいこと。
私が苦手なスケール満載💦
技術がしっかりしていないとすぐにバレる💦
そして、ただ単調に弾くと、一挙につまらない曲になる。
今思えば、高校生の時、技術的には、音符は弾けていたのですが、曲として表現が無理だと思われたのでしょう。この曲を表現するには、私は幼すぎました。また、先生もピアノ科出身ではなかったので、どう指導すればよいのかわからなかったのではないかと想像しています。
最初の一小節目から細かい指導が入り、やっとのこと弾いているのに、そこに表現を加えるのが本当に難しい。
頭がウニになりそう(古い表現ですが、まさにこれなのです)。
で、参考動画を検索すると、こちらが、先生のご指導が全て実践されているもの。今年のピティナ特級に入賞された大山桃暖さんの二次予選。爽やかで踊り出したくなるような演奏。こういう風に弾きたいのです。お手本動画とさせて頂き何度も再生しています。
3ヶ月間取り組んでいますが、まだ一度も弾きミスなく通せていません。
特にスケールが・・・・・💦
この26小節のスケール。インテンポで弾いて、一音もミスなく弾けるのが10回中1回!(先生によると、「1割できてるから、2割もすぐよ!」と。)
強弱つけたりすると、すぐに滑る。はぁ・・・。
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この曲はスケール満載。美しく弾きたいのですが、なかなかできません。
そこで、ツェルニー30番から、スケール中心の曲をいくつかピックアップして練習したりしています。
先生にもみて頂いているのですが、弾けることは弾けるのですが、全然美しくなくて、ポコポコバタバタ。
先生から、「あなたは上から叩いて弾いてる」「一瞬鍵盤に触れて、それから押すようにしてみて!」と指令。そして、「滑りやすい黒鍵はちょっと指を立てる」。ほぉ、なるほど。そんなことは、昔は習わなかった。ツェルニーでゆっくり練習しています。
そして、苦手な重音もあります。
その練習の仕方も教えて貰いました。毎日取り組んで身体に覚えさせます。
お手本は大山さん(もちろんそこまで弾けないのですが)で、憧れはシフの演奏。
小林愛実さんもこの度シューベルトのアルバムを出され、こちらの配信が始まっていました。これは、かっこいい!愛実さん、うまいなあ~!
素敵だわ~。部分的に真似しよう。
春の発表会の前に、冬の発表会があるのですが、そちらは、違う曲にするべく準備中。
シューベルトは引き続き練習です。