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朝の関節の痛み…こわばり…これでラクに!毎日実践したい8つのポイント

最近、朝起きたときに関節が痛んだり、こわばって動きにくくなったりしていませんか?

実は、その朝の痛みやこわばりは、年齢とともに進行する関節の変化筋肉の硬直が原因で、放置すると深刻な問題を引き起こす可能性があります。

特に、40代以降は、関節や筋肉に様々な負荷がかかりやすくなり、起床時に強張りや痛みを感じることが増える傾向があります。


起きてしばらく痛みやこわばりの不快感があるけれど、しばらくすると楽になるから大丈夫!と思って放置していると…

朝の関節痛の多くは、変形性関節症関節炎に関連しており、関節の摩耗や炎症が進行すると、痛みが日常生活にまで影響を与えることがあります。放置していると、関節の機能が低下し、動きにくくなるだけでなく、歩行や階段の上り下りなどに支障が出る可能性も高まります。


しかし、今から正しい対策を始めることで、将来的な健康を守り、関節痛の悪化を防ぐことができます。



1. 朝の関節痛の原因

加齢とともに、関節のクッションとなる軟骨が少しずつ摩耗し、関節の潤滑液である滑液(かつえき)の量も減少します。

その結果、関節の動きが滑らかではなくなり、夜間にじっとしていた関節が朝になると硬直し、痛みを引き起こします。この状態が続くと、変形性関節症や関節炎が進行し、生活の質を低下させる恐れがあります。


また、筋肉の柔軟性の低下も関節のこわばりを悪化させる要因です。
睡眠中は長時間カラダを動かさずに休んでいるため、筋肉が固まりやすくなります。これが朝起きたときに感じる「硬さ」や「動きにくさ」の原因です。



2. 正しい睡眠姿勢を保つための具体的なポイント

夜間の睡眠姿勢は、朝の関節の状態に大きく影響します。

以下のポイントに注意し、関節の負担を最小限に抑えましょう

仰向けで寝る

背中を下にして仰向けで寝ると、カラダ全体が均等にサポートされ、関節や背骨に余計な負担がかかりにくくなります。特に腰や膝に負担がかかるのを防ぐために、膝の下にクッションや丸めたタオルを置くことで、腰のカーブが自然に保たれ、関節の緊張が軽減されます。


枕の高さ

首と背骨の自然なカーブを保つために、枕の高さを調整することが重要です。高すぎる枕や低すぎる枕は、首や肩に負担をかけるため、自分に合った高さの枕を使用しましょう。首のサポートがしっかりしている枕を選ぶと良いでしょう。


横向きで寝る場合

横向きで寝るのが好きな人は、膝の間に抱き枕、クッションを挟むことで、骨盤と腰椎が安定し、腰や膝への負担を減らすことができます。抱き枕やクッションがないと、上の足が下の足に重なって関節が引っ張られ、腰や膝に痛みを引き起こすことがあります。肩幅に合った枕を使い、首や肩をしっかり支えることで、カラダ全体がリラックスしやすくなります。


カラダのひねりを避ける

寝返りを打つ際、カラダがねじれた状態になると関節や筋肉に負担がかかるため、できるだけカラダ全体が同じ方向に揃うように寝ることが大切です。そのために、クッションを使ったり、バスタオル、タオルケットを丸めたりして、寝ている時でもカラダがまっすぐな状態を保ちながら寝れるように工夫することで、関節の負担を軽減できます。



3. 指先から少しずつ動かす

朝、いきなりカラダを動かすと関節や筋肉に負担がかかり、痛みやこわばりが強く感じられることがあります。

朝起きるときには指先から少しずつカラダを動かすことをオススメします。

寝たままの状態で、手の指をゆっくりと曲げ伸ばしし、次に足の指を動かすことで、カラダ全体が徐々に目覚めてきます。


手指足指の動きが滑らかになってきたら、手首、足首→肘、膝→首をゆっくりと動かし→腰回りをゆっくり揺するように動かしていくと、関節の痛み、こわばりが楽になり、これまでより氣持ちよく起き上がることができます。

このように、少しずつカラダを動かすことで、筋肉や関節が無理なく目覚め、痛みを軽減することができるのです。



4. セルフマッサージ、ストレッチ

指先から動かし、痛みやこわばりが楽になったら、ベッドや布団から起き上がり、ベッドや布団で簡単なセルフマッサージやストレッチを行うことで症状をさらに和らげることができます。

痛みやこわばりがある関節を手でさすったり、なでたりしながら体温で温めます。

また膝を胸に引き寄せたり、首をゆっくりと左右に回すなど、無理のない範囲でカラダをほぐす動作を取り入れましょう。セルフマッサージやストレッチは、血流を促進し、筋肉や関節を動かす準備を整えるため、朝の強張りを早く解消できます。


セルフマッサージやストレッチを習慣にすることで、関節や筋肉が柔軟性を保ち、朝の動きが格段に楽になります。また、ストレッチは関節痛の予防だけでなく、全身のリラクゼーションにもつながり、ストレス解消にも効果があります。



5. シャワーで温める

朝、関節が痛んだり硬く感じたときは、温かいシャワーに入ることで、関節、筋肉が温まります。結果、血流が良くなり、筋肉もリラックスし、痛みやこわばりが解消します。

温めることで関節や筋肉が柔軟になり、動きやすさが増します。温かいシャワーは、腰や膝、肩の痛みに効果的で、毎朝の習慣として取り入れると一層効果が期待できます。



6. 栄養の力で関節をサポート

オメガ3脂肪酸ビタミンDカルシウムを豊富に含む魚、ナッツ、乳製品、緑黄色野菜などの食材を摂ることによって、関節の炎症を抑え、軟骨や骨の健康を維持することができます。

こうした食材を意識的に摂取することにより、関節の痛みやこわばりを軽減するだけでなく、長期的な関節の健康にも寄与します。



7. 正しい姿勢と日中の活動

日中の姿勢も、関節の健康には大きく影響します。
長時間座りっぱなしや、立ちっぱなしでいると、関節に過度な負担がかかりやすくなります。デスクワークをしている場合、30分に1回は立ち上がって軽いストレッチを行うようにしましょう。また、足を組む、片方の足だけに体重をかけるなどの姿勢も関節に負担をかけるため、日頃から座り方、立ち方のトレーニングをすることが重要です。



8. 継続することが大切

ここで重要なのは、「少し良くなったからもう大丈夫」と思わないことです。

健康の改善は、習慣の積み重ねによって成り立ちます。

少し実践して改善を感じても、やめてしまうと、すぐに元の状態に戻ってしまいます。継続した毎日のケアが、朝の関節の痛みやこわばりを防ぎ、日常生活の快適さを維持することができます。



将来のリスクを防ぎ、SHP(Super High Performer=超健康体)を目指そう!

今この瞬間から始める習慣が、未来のあなたの健康を作ります!

朝の関節痛やこわばりは、放っておくと将来の健康に大きなリスクをもたらします。

SHP(Super High Performer=超健康体)になるためには、毎日の運動、栄養、睡眠、生活習慣をトータルで整え、カラダをしっかりと引き締めていきましょう!



Online Program 呼吸と姿勢

毎日関節を守るための10分ライブ 週に1回の1時間ライブを配信

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BODY Change ブレスマスター 矢川 純 プロフィール

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