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かまってちゃんはこまったちゃん
宝くじ売り場で働いています。
大抵は1人きりで働くのですが、いきなり1人で働くわけではなく、ベテラン先輩との研修を経て、1人で働くようになります。
研修中、先輩が
『あ〜ぁ、あの人あんなになっちゃって』と呟いたので目を向けてみると、枯れ枝のように細いおじいちゃんが、杖をつきながら、小さな歩みで、ゆっくりゆっくり歩いていました。
先輩の話は続いて、
『宝くじを買いに来るお客さんて、お年寄り率が高い
💮noteではnoteでしか読めない記事を読みたい❗
わたしもnoteするようになってから3ヶ月が過ぎた。
なんとなく始めたnoteではあったが、いろいろと初めて考える🙄ことがあった。
当初は自分がなにをどう書くかを考えていたが、最近は、noteで「なにをどう読むか」を考えている。
振り返ってみて、わたしはどういう記事を好んで読んできたか?
一言でいうと、「肉声が聞こえてくる記事」を好んで読んできたような気がする。
どんなに自分とは異なる
【短編小説】水色の平凡な日常
お昼休み、トイレから戻ると僕の席に岡田さんが座っていた。足を組み手を叩いて笑う姿はまるでここの席は私の席だといわんばかりの堂々とした態度だ。どけ。そこは僕の席だ。話すなら立って話せ。と心の中で呟いて僕はトイレへと逃げる。
今日でもう五日目だ。最初は偶然だろうと思っていたけれど、どうやら偶然ではないらしい。岡田さんは僕が何も言ってこないことを知ったうえでわざと僕の席に座っている。三日目に近づいて
感じきった結果、温かさを得た。
前回、私が感じていた感情がどんなことなのか少し分かってきた気がする。
いつも、そうなる前に先回りして避けてきた
「惨め」という感情に向き合ってみた。
気づかずにいたことを知ることができたり、
思い出したことがあった。
これからが少しずつ変わっていく気がする。
惨めと感じていた場面を色々思い出して感じた時、一番苦しくなるのは子どもの頃の自分を見た時だった。
私は言葉や考えが映像化されるので
詩 | 僕は笑い方を忘れてしまった
そういえば僕は
最近笑っていなかった
いつから笑っていないのか
よく思い出せない
そういえば僕は
最近泣いていなかった
いつから泣いていないのか
よく思い出せない
そういえば僕は
最近ずっとひとりぼっちだった
自ら選んだことだった
自らの意思で選んだことだった
他人がまわりにいることが
とても鬱陶しく思えて
人という人を
すべて避けていたのだった
人間に苦しみが生まれるのは
感情があるか