先日、能楽を初鑑賞してきた。電話予約で勧められた斜向かいの席からは、よりによって小鼓だけ柱に隠れて全く見えず洗礼を受けた。次回は後方でも正面の席を選ぼう。静(御前)役の子が長時間片膝を立てた姿勢に、時折苦しそうな表情が見え大丈夫かなと思ったが、出番での舞の見事さ、しびれました。
生まれて初めて能楽のチケットを購入してしまった。前から4列目でけっこういい席。あの衝撃の小鼓体験に背中を押された形。武術とも共通性があり、唄いと仕舞いを1人で行う身体操作には以前から関心があった。能楽鑑賞、少し怖いけど「1つの場所に安住しないことが大事である」とは世阿弥の言葉。
劇場には神様が居るという話になった。 誰かや推しが神だという話ではない。 映画化された原田マハの小説でもない。 そうとしか言えないことやときがあるそれも陰影の中にというようなこと。言語化出来ないししたくもないようなでも感じることや瞬間。 ひゃっぺらぺん頷き、ぼぉっとじぃんとした。