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《ネタバレ有り 生で推しを初めて見たファンの感想文/舞台ComeBlowYourHorn〜ボクの独立宣言》


胴の長い犬を飼っているいぬながです🐶

ここにファンになってすぐの人間の
ほぼ知識なし歴なしのまっさらな感情を
残しておきます

私がFCを髙地優吾君推しで入会した時
舞台「ComeBlowYourHorn〜ボクの独立宣言」の
FC先行抽選は終わっていました

その後一般先行は仕事で申し込めず
「今回は遅かったし、またの機会に...」と
諦めていました

グズグズと犬に愚痴を聞いてもらいつつ
(犬いいやつ)生活をしていたら
制作開放追加席のおしらせが!!
申し込み画面には
「見切れる可能性がある席だよ、ご注意を😉」の
注意書き

もうそんな!そんな!見れるだけで!
いや、お声を聞けるだけでも十分です!
音漏れでも!!いいです!!
もちろんこんな感じです

無事申し込みに成功し早速コンビニで発券

チケットに書いてあったお席は
「◯扉 3列 ◯番」


3列目ぇぇ?!!!


劇場HPで座席表を確認したら私の前は1列しか
ない席でした(端だから1列目は席がない)

でも見切れるかもって書いてたし、舞台美術端に柱とかあったら隠れちゃうのかもしれない
いやでも近ぇ...
近くで本人を見れる瞬間があるのかもしれない
でも期待はせずに!ノーモア期待!!

と、ひとり感情を行ったり来たりしながら
胴長犬とともに来たる観劇日まで過ごしました

わたしはジャニオタではないので、
事務所内どのグループのライブも行ったことがありません
今回の舞台観劇が初めての推し活です


以下、舞台のネタバレあり↓
記憶違いも多少あるかと思います
なんせ夢中だった

髙地君の登場は登場人物6人中3人目
正面両開きの玄関ドアから登場しました

バーン!と登場したんだけど
なにせ内気モードなバディなので
バーンとおずおず💦っと大きなトランクを下げて
ご登場
これが初めて生で見た髙地優吾君です

「あ、テレビやYouTubeで見ていた人だ!」

が最初の印象です
テレビと印象違うなというのはなかったです
(正直登場した時拍手したかった!
どうなんだろうね?
6人それぞれ初登場の時拍手したかったんだけど
そういうもんじゃないんだね??)

その後しばらく内気バディのシーンです

私のテレビやYouTubeでの髙地君の印象を
端的に言うと
「隠キャのフリした陽キャで
ハマの番長の一面がある人」です
いろんなスイッチも持っている人なので
これだけでは言い表せない印象があるんですが
バディのような内気でモジモジした印象はありません

ですがしばらく内気モードを見ていても
なんの違和感もない
元々この人は内気モジモジ君だったのでは?
と思い始めるほど

あと印象的だったのは声質です
髙地君の声って独特で、吹替の声優さんみたいな
声なんですよね
それがレトロな洋画の吹き替え版を
見ているかのようで
ますます世界観に引き込まれました

バディは登場人物たちにさまざま翻弄される
役なので
慌てたりびっくりしたり
その度に「なぁんでぇ!!」とか「えぇぇー!」と出す声がとにかくかわいい
そして表情がくるくる変わる
その表情の作り方の見事さ
特にびっくりした表情に少年ぽさがあり
どう見てどう聞いても20代前半の内気な青年

私は内気ボーイだぁかわいいね☺️なんて
すっかり油断しながら舞台を楽しんでいました

もちろん3列目なので全シーンかなり近い
下半身が前の方で隠れてしまうシーンも
ありましたがぜんぜん見えています

しばらくしてどのシーンかもう思い出せませんが
髙地君が舞台最端まで来て正面を向きました

その距離約3メートル
もう全身かなりしっかり近い
スケール感がわかるくらいの距離です


「...!近い近い近い近い!!!!」


もうほんとのけ反りました

みなさんおっしゃる
顔の小ささ
顔のかっこよさ
足の長さ
スタイルの良さ

これかぁぁぁぁぁぁ

とにかくスタイルのバランスが良い
骨格のバランスが良い
スーツ姿なので特に良さがわかります

始めて生で見た髙地君がこれなのは
私のなにかがこじれるのではないか
今後贅沢にもなにか物足りなくなって
しまうのではないか
そんな懸念すら生まれました

気持ちはのけ反ったままですが物語は進み
その後印象に残ったシーンがありました

第二幕、プレイボーイバディになった後
パパと口論になったシーン

これまでパパに遠慮がちでやり込められていた
バディがフッと
「ほら、パパはいつもそうだ」
と本音を言うシーン(セリフおぼろげ)

テンションの高い舞台なので
舞台の温度はずっと高かったのに
バディの感情に合わせてすうっとレバーを下げた
ように
舞台の温度が下がったように感じました

あの時の、それまで良い子ちゃんしてた
息子バディの諦めや悲しみに似た感情

「え、この人舞台俳優としてすごいかも」

とファン感情を通り過ぎて感動しました

あの時、舞台の空気感が変わった感覚は
ずっと忘れたくないと思います
そしてファンとしてアイドル髙地優吾を見たい
と同時に
さらに舞台に立つ俳優髙地優吾をもっと見たい

まったく別の役柄もいい
今回ハマっていたコメディもいい

最後ひとり舞台に残ったバディ
照明が少し暗くなっていく時
めちゃくちゃコメディで終わるというのに
私は泣きそうになりました
そこにちゃんと私にも覚えがある
独り立ちできそうという安堵と一緒に
寂しさや不安も乗っかっていた気がしたから

素晴らしい俳優髙地優吾君
そして素晴らしい舞台でした

私の初めての推し活は
髙地君がすてきだったなぁという感情と
同じくらい
素晴らしい舞台だったなぁで
終わることができました

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