兵法の学問化に関して、やっと仮説的一般論が見えてきた。 『五輪書』をふまえ、さらに総覧かつ深掘りしていけばおよそこのようになる。 兵法とは、己一身と複数人を、大将たる己一身の認識で一体的複合体かつ個別的に駆使する真剣勝負の道である。