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『孫子の兵法』ポイント解説⑩「地形篇」置かれた環境の見極め方
この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!
私の記事では数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!
『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。
『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。
読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。
そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。
どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。
『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事(無料)はこちらです。(過去記事のポイント解説①~⑧はマガジン購入がお得です♪)
まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!
第10回目は「地形篇」。
『置かれた環境の見極め方』を考える章になります。
※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。
その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。
〈有料マガジン作成のおしらせ〉
「孫子の兵法」有料マガジン(現在:600円)を作成しました!
現在、1記事100円(Xで拡散すると0円)の『孫子の兵法』ポイント解説ですが、1章ずつ進んでいるため、全部で15回になる可能性があります!
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また、同時並行のオリジナル企画として、
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それでは、第九回目「地形篇」。
『人生の勝敗を分ける歩き方』を考える章になります。
『孫子の兵法』 の世界へ、入っていきましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1709772502537-PWYFwqxCbz.jpg?width=1200)
1.ライバルとの戦い方6パターン
地形に通なる者有り、挂(かい)なる者有り、支なる者有り、隘なる者有り、険なる者有り、遠なる者有り。
(現代語訳)
地形には、通じて開けたもの、障害のあるもの、小さな道が分かれているもの、入り口が狭いもの、険しいもの、遠く隔たったものがある。
孫子はここで、地形に応じてどう戦えばいいのかを説いています。
地形とは、「通」「挂」「支」「隘」「険」「遠」の六種類。
これらを、自分とライバルの置かれている状況として捉えると……。
互いの状況に応じたポイントを押さえることができます。
①直接対決は「元気」であることが一番
「通形」の状態では、相手と自分との間に遮るものが何もない。
正面からのガチンコ勝負になります。
何よりも重要なのは、元気が勝っている方が勝ちである、ということ。
自分自身がたっぷり休養をとって英気を養い、かつ優秀なアドバイザーを持つなどのポイントがあります。
②攻めやすいが引き返せない状況では、相手の備えをチェックする
「挂形(障害がある)」状態のときは、勝負を挑む前に、敵がどのくらいの蓄えをしているか、じっくりと観察しておく必要があります。
脇の甘い、隙のある相手は攻めやすい。
ただ、相手が準備万端で待ち構えていた場合、逆にやられてしまうことも。
そんな時すでに遅しの状態では、適当なところで止めておく、ということができないので注意が必要です。
こちらが有利なのであれば戦う。不利ならば戦わない。
退路を断って判断することがポイントです。
③先に手を出した方が負けそうなら、勝負を避ける
「支形(小さな道が分かれている)」状態なら、勝負を仕掛けたほうが不利になる。
争わない方が無難のため、相手が仕掛けてきても、うっかり乗らないことが大切。
ただ、逃げるフリをして相手を誘い出し、有利に戦うという方法は存在します。
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