実戦的な格闘技とは?
結論から言えば全ての格闘技が実戦的だ。
しかし、現実では格闘技をしているから実戦に強いわけではない。
実戦とは兵法の世界だ。
戦争から喧嘩まで全てがそう。
格闘技、武術というのはその一部でしかない。
ボクシングのルールでボクサーが最強なのはボクサーがボクシングのルールに最適化されているからだ
では、何でもありの喧嘩でボクシングが使えないクソザコではないというのも当たり前、常識である。
ルールが変われば弱くなってしまうというのも格闘技あるあるだ。
柔道家にボクシングをやらせても弱くなるだけ
実戦の強さとは?
実戦の強さというのは
戦略を組み立てるのが早くて上手い事です。
そして目的が違う
勝つ事を目的にするのか生存が目的かはたまた誰かを生存させるのが目的なのかで変わる
例えば10m先でナイフを持ってる男がいたらどうするか?
自分は武器を持っていない。
男は走りながらこちらに向かってくる
生存を優先するなら逃げてから通報する。
これが正しい
勝つ、制圧する場合はどうするか?
まず硬くて手頃な大きさの物を投げる
当たって怯めばよしナイフを落とせたなおよし、クリーンヒットして倒れるのが最善
ここでは法律について考えない。
こういう戦略を素早く考えて実行する事が実戦の強さと言える。
実戦とはルールの押し付けあい
自分が有利に立ち回る事が重要になる。
実戦の強さは兵法の強さ
ある程度、武術や格闘技の心得があれば良い
武術が上手くても兵法がなければ勝てない
兵法について
兵法と言えば孫子の兵法を思い浮かべる人がいる
私の言う兵法とは少しニュアンスが違います。
武術の実戦というのは日常生活における備えの事です。
暗い夜道を歩かないとか無益な争いを避けるのも兵法と言えます。
どうしても戦闘をしなければいけない時、どのように立ち回るのかというのを考えるのが兵法です。
情報収集が8割
実戦において筋力や技術は重要ですが全体の2割と言っていい
というのも状況次第で無効化できるからです。
突発的に起こる喧嘩であっても周囲に誰がいるのか、何があるのかをきちんと把握する事
そして自分の手札と相手の手札を正確に分析して理解して有利に立ち回る事が大切です。
今の状況、相手の目的、人数などなどを分析して最適解を見つける事ができるのが実戦の強さ。
五感から入った情報やあらかじめ調べていた情報を使って行動する。
更に詳しい解説はこの記事で