セイノ

スポーツについて書きます。野球、サッカー、ラグビー、競馬、アメフトなど。 思いつくまま…

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スポーツについて書きます。野球、サッカー、ラグビー、競馬、アメフトなど。 思いつくまま、気の向くままに。好きな作家は山際淳司さん、寺山修司さん。

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大阪の日本シリーズに、山際淳司さんを想う。亡くなって四半世紀。色褪せぬ彼の作品

21、22日と大阪ドームで行われた巨人対ソフトバンクの日本シリーズ。亡くなって25年になる山際淳司さんを思い出していた。 彼の有名な作品である「江夏の21球」。1979年に大阪球場で行われた広島と近鉄が合いまみえた日本シリーズ第7戦のことが描かれている。 「近鉄バファローズの石渡茂選手は、今でもまだそんなはずがないと思っている」という書き出しから物語は始まる。この1行目をどうするか。いろいろな言葉を書いたメモを、入れ替え差し替えしながら決めたそうだ。 広島の守護神、江夏

    • スーパースターはどんな状況でも好結果を出す。大谷選手が「50-50」達成。投手優位の球場だろうと、相手投手の球種が何であろうとホームラン量産。走っては三盗も

      スーパースターはどんな状況でも好結果を出す。ドジャースの大谷翔平選手(30)が大リーグ史上初となるシーズン50本塁打、50盗塁をマークした。投手優位の球場だろうと、相手投手の球種がなんであろうと、ホームランを量産した。走っては三盗も成功。二盗に比べて成功しにくいが、お構いなし。今季の大谷選手はまさに「弘法は筆を選ばず」状態だ。 19日(日本時間20日)に米フロリダ州のマイアミで行われたマーリンズ戦。大谷選手は今季48本塁打、49盗塁を達成していた。大リーグ史上初となる「50

      • 引き際を決めたのは早かった?今季限りでの引退を表明したヤクルトの青木選手。2試合連続代打でヒット。大リーグのレジェンドはラストシーズンに打点王獲得

        引き際を決めたのは早かったのではないかと思う。今季限りでの現役引退を表明した青木宣親選手(42)のことだ。今月13日に会見を行い、現役生活に別れを告げると発表していた。しかし18日から代打で登場すると2試合連続ヒットを放っている。青木選手はチームの精神的支柱でもある。まだまだ選手として残ってほしいという声が多いのも当然だ。 青木選手はプロ21年の大ベテラン。日米でヒットを積み重ね、日本ではシーズン200安打を2度達成した唯一のバッターだ。安打製造機ともいえる巧打者だが、今季

        • 苦しみに耐えれば、流れを引き寄せられる。楽天が3位浮上。プロ4年目藤井投手は粘りのピッチングで初の2ケタ勝利。打線は元大リーガー攻略。投打の歯車がガッチリ

          苦しみに耐えれば、流れを引き寄せられる。パリーグのAクラス攻防戦。楽天がロッテに快勝して3位に浮上した。プロ4年目の藤井聖投手(27)が粘りのピッチングを繰り広げて自身初の2ケタ勝利。打線は元大リーガーの左腕を攻略した。投打の歯車がガッチリかみ合い、勢いを増している。 18日にホームの仙台で行われたロッテとの試合。4位の楽天は勝てば勝率の差で逆転して3位に浮上する。ここで先発マウンドに送り込まれたのが、4年目の左腕、藤井投手だった。 初回にヒットを浴び、死球を出して1死一

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          若手を育てていけば、必ず花開く。パリーグの首位攻防戦。日本ハムがソフトバンクに競り勝ち、相手の「胴上げ」を阻止。成長中の万波選手と水野選手の適時打で逆転

          若手を育てていけば、必ず花開く。パリーグの首位攻防戦。2位の日本ハムが首位を快走するソフトバンクに競り勝った。この2連戦で連敗すれば、相手の「胴上げ」を見る羽目になるはずだったが、初戦に勝って阻止した。成長中の万波中世選手(24)と水野達稀選手(24)がタイムリーを放って逆転。若手が活躍する日本ハムが勢いづいている。 17日にアウェーの福岡で行われたソフトバンク戦。相手は優勝に向けて秒読み段階だ。2連敗を喫すれば、「胴上げ」を目の前で見る羽目になる。 初回に1点をリードさ

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          涙の数だけ強くなれるよ。阪神・大竹投手が2年連続の2けた勝利。「今年は無理だろ」の声をはね返した。チームの2年連続Ⅴへ欠かせぬ存在に

          涙の数だけ強くなれるよ。阪神の大竹耕太郎投手(29)へ伝えたい。2年連続の2けた勝利を手にした左腕。「今年は無理だろ」と周囲の声があり、大竹投手自身も不安に感じていたが、それは杞憂だった。チームの2年連続リーグ優勝へ欠かせぬ存在となっている。涙を流して喜ぶ姿に、彼の成長はまだまだ続くはずと思わせてくれる。 16日にホームの甲子園で行われたヤクルト戦。29歳のサウスポーは今月5日以来の先発登板だった。初回、先頭打者にいきなりヒットを許すなど2死満塁のピンチを迎えた。 6番打

          涙の数だけ強くなれるよ。阪神・大竹投手が2年連続の2けた勝利。「今年は無理だろ」の声をはね返した。チームの2年連続Ⅴへ欠かせぬ存在に

          若い力は組織を活性化する。広島のルーキー、常広投手が初登板初先発で初勝利。チームの連敗を6で止めた。先輩たちは好守、好打で盛り立てる。ここから9月の鯉のぼり

          若い力は組織を活性化する。それを証明したゲームだった。広島のドラ1ルーキー、常広羽也斗投手(22)が初登板初先発。5回1失点でうれしいプロ初勝利を挙げた。先輩たちも好守、好打で盛り立てる。投攻守の歯車がガッチリかみ合い、チームの連敗を6で止めた。シーズン最終盤の優勝争いを繰り広げる中で、新戦力の台頭はチームに活力を与えている。 15日にホームの広島で行われたDeNA戦。ドラフト1位右腕が先発マウンドに上がった。激しい優勝争いを展開しているチームにとっては「賭け」のようにも思

          若い力は組織を活性化する。広島のルーキー、常広投手が初登板初先発で初勝利。チームの連敗を6で止めた。先輩たちは好守、好打で盛り立てる。ここから9月の鯉のぼり

          突然の配置転換。新たな役割をきっちりこなす人は格好いい。楽天・則本投手が30セーブ。通算100勝後の達成は史上3人目。「まだまだ精進」33歳の闘志は衰えない

          突然の配置転換。新たな役割をきっちりこなせる人は格好いい。楽天の新守護神、則本昻大投手が30セーブを達成した。通算100勝を挙げた後の30セーブは史上3人目。慣れた先発から試合を締めくくる仕事人への配置換え。33歳右腕は「まだまだ精進」と闘志が衰えない。チームは現在4位。逆転のAクラス入りへ、新守護神の役割は高まっている。 14日にホーム仙台で行われた日本ハム戦。相手は現在リーグ2位と勢いに乗っている。楽天にとっては3連戦の初戦を勝って弾みをつけたい。 チームメートの先発

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          去り行く人のために泣きじゃくったことはありますか?ヤクルト・青木選手が引退表明。後輩の村上選手が会見の場で号泣。お世話になった先輩に捧げた勝利の一発。最高の恩返しに

          去り行く人のために泣きじゃくったことはありますか?ヤクルトの青木宣親選手(42)が21年にわたるプロ生活に別れを告げることを表明した。引退会見の場で、後輩の村上宗隆選手(24)は人目をはばからずに泣きじゃくった。お世話になった先輩のために、その後の試合で勝利につながる一発を放った。最高の恩返しをしてみせた。 13日に東京都内で行われた青木選手の引退会見。終盤に村上選手らが花束を渡す時だった。公私でお世話になった村上選手は泣きじゃくりながら、なかなか言葉が出てこない。 終始

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          人には誰でも失敗する権利がある。特に新人は。西武の高卒ルーキー杉山投手。プロ初登板初先発で6失点のほろ苦デビュー。この失敗を今後の飛躍の糧にして

          人には誰でも失敗する権利がある。新人ともなれば、なおさらだ。西武の高卒ルーキー、杉山遥希投手(18)がプロ初登板初先発のマウンドに立った。四回途中で6失点を喫するほろ苦デビュー。しかし、この失敗を今後の飛躍の糧としてほしい。世の若者たちよ、たくさん失敗して、成長していってほしい。 12日にホームの所沢で行われた楽天戦。西武のドラフト3位左腕の杉山投手が先発のマウンドに上がった。横浜高校では2度の夏の甲子園に出場している。大舞台を経験している高卒投手が、プロの舞台でどんな投球

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          勢いは生き抜くための「魔法のアイテム」。プロ野球。巨人が九回に9点奪う大逆転劇。日本ハムは延長十一回にサヨナラ本塁打。勢いがさらなる勢いを生む。それは高校野球も同じだ

          誰もが「勢い」の虜となってしまう。プロ野球はセパで劇的な結末が待っていた。巨人は2点を追う九回に大量9点のビッグイニングで大逆転勝利。日本ハムは延長十一回までもつれた展開に終止符を打つサヨナラ本塁打。勢いがさらなる勢いを生む相乗効果。翌日以降にも大きな力となる。上位争いを繰り広げる巨人と日本ハムは強力な武器を得たようだ。 巨人は11日にアウェー広島での首位攻防戦。八回を終えて0-2とリードを許していた。得点なしどころか、二塁に走者を進めることもできない「ノーチャンス」状態だ

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          人生にも何事にも「消化試合」などない。西武が3年ぶりの最下位決定。残り18試合。来季の巻き返しのために有意義に戦って。戦力補強も必須の課題だ

          人生にも何事においても「消化試合」などはない。西武が3年ぶりの最下位に決まった。今季は残り18試合ある。漫然とこなすのでなく、来季の巻き返しのために有意義に戦ってほしい。そして戦力補強も重要になってくる。11年前のあるメジャー球団がお手本となるだろう。レジェンドとなったある日本人選手の活躍で、最下位から世界一になったのだから。 西武は10日に敵地北海道で行われた日本ハム戦に臨んだ。九回表まで0-0と緊迫した展開。西武は九回裏を無失点で切り抜けて、延長戦に持ち込みたかった。

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          無事にコツコツ続けることが名人への道。大相撲。39歳玉鷲が初土俵からの連続出場1630。歴代トップタイに。勝っても負けても戦い続ける姿は偉大だ

          無事にコツコツ続けることが名人への道だと思う。大相撲秋場所で39歳の玉鷲が連続出場を1630として、歴代トップタイとなった。勝っても負けても土俵に上がり続ける姿は偉大だ。「無事これ名馬」というけれど、2度の優勝を手にして、40歳目前にしても玉鷲の歩みは止まらない。今場所は東の前頭10枚目。タフな玉鷲を応援し続けたい。 モンゴル出身の玉鷲。力士となった経緯が独特だ。モンゴル相撲で有名な国だが、本人に経験はほとんどなかった。ホテルマンをめざして大学で学んでいたという。大きな体を

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          人には、それぞれの喜び方がある。パラリンピック金メダル。車いす男子単の小田選手はコートに倒れ込んだ。女子単の上地選手は涙を流して顔を覆った。「動」も「静」も味わい深い

          人には、それぞれの喜び方がある。パラリンピックの車いすテニスシングルスで、日本は男女ともに金メダルを手にした。男子の小田凱人選手はコートに倒れ込んで豪快に優勝の喜びを味わった。女子の上地結衣選手は顔を覆って歓喜の涙を流していた。どちらの場面も美しかった。世界最高峰の舞台で頂点に立つことの重みが、見ている側に伝わるものだった。 7日に行われた男子シングルス決勝。18歳で初出場の小田選手は、世界ランキング2位。相まみえるのは世界1位のアルフィー・ヒューウェット選手(英国)だ。

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          ファッションはスポーツに力を与える。巨人がティファニーのデザインを採用。ユニホームにはティファニーブルー。球場のベースも。チームは延長十二回にサヨナラ勝ち

          オシャレなチームは強い。ファッションはスポーツに力を与えてくれるのではないか。巨人がティファニーのデザインを採用した。ユニホームにはティファニーブルー。球場のベースも華やいだ色に。チームは延長十二回にサヨナラ勝ちを収めて首位をキープした。ファッションとスポーツのステキな関係。その効果は伝統球団をより強くしているようだ。 7日にホームの東京ドームで行われたDeNA戦。巨人の選手たちに華やぎが感じられた。このゲームは高級ジュエリーブランドのティファニーとのコラボデー。ユニホーム

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          勝負強さは苦労してこそ磨かれる。楽天の早川投手が自身初の二けた勝利。チーム創設20年。左腕で初の10勝投手に。入団4年目で初の開幕投手。名実ともに整ってきた

          勝負強さは苦労してこそ磨かれる。そう思わせるサウスポーだ。楽天の早川隆久投手(26)が自身初となる二けた勝利をマークした。球団創設20年で左腕投手の10勝到達は初めて。今季は開幕投手を務めるなど期待が高まっていた。プロ生活は苦難の連続だったが、4年目で結果を残した。3年ぶりとなるAクラス入りへ、早川投手は欠かせぬ存在となった。 千葉の木更津総合高校時代には春夏3度の甲子園に出場した。圧巻だったのは2016年の選抜2回戦。3年生の早川投手は優勝候補の一角、大阪桐蔭を相手に1失

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